セミナー

申込終了
新しい翻訳英文法:AI翻訳時代を生き延びるために

こちらのセミナーの申し込みは終了しました。

開催日 2023年7月6日 (木) セミナー: 14:00 ~ 16:00
懇親会:なし
会場 オンライン
概要 翻訳者がAI翻訳の時代を生き延びるためには、AIにはできない翻訳ができなければならない。そのために手掛かりとなるのは、日本の翻訳や訳読の歴史の中で、「訳し上げ」に対抗する形で間歇的に主張されてきた「順送りの訳」である。
本セミナーでは「順送りの訳」を談話構造と情報構造の視点から裏づけ、新たな「翻訳英文法」を提案する。これまでも「翻訳英文法」の提案はあったが、それは「翻訳方略」のレベルにとどまっていた。セミナーでは課題文と実際の翻訳を使って情報構造の基本概念を説明し、制限的関係詞節、分裂文(強調構文)、主節の(従属節に対しての)「格下げ」など、順送りの訳の主要な方法を紹介する。理論的に裏づけられた順送りの訳は、翻訳者にたんなる翻訳方略にとどまらない確固たる翻訳の指針を提供することができる。

【ご注意】
・一度お振込みいただいた参加料はいかなる理由でも返金できませんので、予めご了承ください。
・本セミナーはZoom(Web 会議サービス)を利用いたします。
・ウェビナーの参加方法については下記サイトをご確認ください。
ウェビナーの参加方法(PDFファイル)
・Zoomからの招待状メールは2023年7月4日(火)以降に送信されますので必ずご確認ください。
・Zoomからの招待状メールがセミナー前日までに届かない場合はJTF事務局にご連絡ください。
・推奨される環境以外で視聴された場合、委員会では一切の保証およびサポートを致しかねます。
・視聴者のパソコンやインターネットの環境によるトラブルは一切責任を負いかねます。
・著作権法に基づき、当日セミナーの動画や音声、共有資料のダウンロードなどは一切禁止いたします。
セミナー後の動画は、セミナー終了後翌日以降に参加者のみ(欠席者含む)配信され、閲覧期間は2週間(2023年7月19日(水)まで)です。
・申込期限日の翌営業日15時までにお支払い手続きをお願いいたします。お支払いが確認できない場合はキャンセル扱いとさせていただく場合があります。ご了承ください。
講演ポイント ■AIにはできない翻訳
■情報構造とは何か
■「訳し上げ」を克服する
■「順送りの訳」の実際
受講対象者 ■翻訳者
■翻訳学習者・志望者
■英語教育に携わる先生方
■出版翻訳に携わる編集者
■翻訳会社の方々
■学生、大学院生
■翻訳研究者

【委員会からのお知らせ】学生料金のご案内
学生(学位取得を目的とした大学生・短期大学生・大学院生に限ります)の方は会員価格でご参加いただけます。
在学が客観的に証明できるものの画像を事務局までメールでお送りください。確認後クーポンコードを通知します。
(学生証の場合、学校名とお名前がわかれば結構です。気になる方は顔や学籍は紙でマスキングをする等してください)
確認には数日かかる場合があるので、申込期限まで余裕をもってお問い合わせください。
講演者 水野 的
MITIS(水野翻訳通訳研究所)所長
プロフィール画像

1972年東京外国語大学卒。(株)医学書院勤務。1988年より放送通訳・翻訳と会議通訳に携わる。2002~2007年立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授。2011年~2017年青山学院大学文学部英米文学科教授。元日本通訳翻訳学会会長。共編著に『日本の翻訳論』(法政大学出版局)、共著に『英日通訳翻訳における語順処理』(ひつじ書房)、著書に『同時通訳の理論』(朝日出版社)。

定員 200名(先着順)
申込期限 2023年 6月29日 (木) 18時まで
価格 JTF会員  2,750円(税込)
一般  5,500円(税込)

こちらのセミナーの申し込みは終了しました。