セミナー

申込終了
文学作品を味わう―英文法をベースにヘミングウェイを読む

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開催日 2020年9月18日 (金) セミナー: 14:00 ~ 16:00
懇親会:なし
会場 オンラインウェビナー
概要 ウェビナーの参加方法(PDFファイル)

ノーベル文学賞作家、アーネスト・ヘミングウェイの作品を通じて、文学作品を読み、テクストに込められたメッセージを汲み取るプロセスを可視化してみたい。一般的にヘミングウェイの文章はシンプルでわかりやすいと言われているが、わかりやすさの背後にある、複雑な心理状況や人間模様に焦点を当てながら、作品を読み解いてみたい。その際にテクストを精緻に読み進めるための英文法を援用する。本セミナーで扱う英文法の知識は、学校教育の現場で用いられる教育文法に加え、専門的ではあるが、認知言語学と呼ばれる領域で明らかになっている文法理論についても適宜、参照しながら考察を深めていく。
 具体的に作品を取り上げながら、「なぜ、ここでこのような表現が用いられているのか」について明らかにしていきたい。

※すでにご案内しておりますhttps://ws.formzu.net/fgen/S33994107/のフォームからも申し込み可能です。
講演ポイント ◎ 分析的に捉える視点とは
◎ アーネスト・ヘミングウェイの生涯
◎ ミクロ的な視点とマクロ的な視点
◎ 細かいところまで見ていくことでわかるのは
◎ 登場人物の心理状況を把握するには
◎ 話法という概念になれておく
◎ ヘミングウェイ以外の作品も考えてみましょう
◎ 英文法おすすめレファレンスブック
受講対象者 ◎英文を読むことに関心のある方
◎文学作品にチャレンジしたい方
講演者 倉林秀男
杏林大学外国語学部教授
プロフィール画像

豪州ニューカッスル大学大学院(応用言語学修士)、獨協大学大学院外国語学研究科、博士(英語学)、日本文体論学会会長。
専門は英語文体論。ことばの表現効果について、言語学的に研究をしている。研究対象は公共サイン、広告、文学作品などで「ことば」が用いられているもの全般である。著書に『言語学から文学作品を見る』(開拓社)、『街の公共サインを点検する』(共著、大修館書店)、『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(共著、アスク出版)、『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』(共著、アスク出版)などがある。

定員 200名(先着順)
申込期限 2020年 9月11日 (金) 18時まで
価格 JTF会員  2,750円(税込)
一般  5,500円(税込)

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