セミナー

申込終了
通訳研究と実践・教育の関係

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開催日 2017年2月15日 (水) セミナー: 14:00 ~ 16:40
懇親会: 17:15 ~ 19:30 [希望者のみ]
会場 「明治薬科大学 剛堂会館」
東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル1F
TEL:03-3234-7362
概要

通訳研究は通訳の実践現場と密に繋がった学問領域である。世界的に見て、通訳研究者の多くは通訳の実務経験者である。通訳の訓練生-実務者-指導者-研究者という道を進む人も多く、訓練・実務・教育の現場経験に基づく研究者自らの問題意識を反映した実証研究が行われてきた。そうした研究の成果は、教育の現場や実務者の振り返りに直接応用できると考えられる。たとえば、逐次通訳におけるさまざまなノートティキング方法に関する実証研究、ユーザーによる通訳の質の評価(期待規範)に関する調査、通訳訓練生のパフォーマンスに対する明確で信頼できる評価基準に関する研究などがある。また、通訳研究における理論的枠組みは通訳者のメタ認知能力や自己評価能力(通訳者が自らのパフォーマンスや役割について客観的に把握して説明する能力)の涵養にも有用である。大学における通訳指導者不足という問題が叫ばれる中、新たな通訳研究者の育成が望まれる。


【講演のポイント】
◎通訳研究者の多くは通訳実務経験者。
◎通訳実践者としての問題意識は通訳研究にとって重要。
◎実証研究の成果は通訳教育と実践にとって有用。
◎具体例1:逐次通訳におけるノートティキングの実証研究
◎具体例2:通訳ユーザーを対象とした通訳の質に関する調査
◎具体例3:通訳訓練生のパフォーマンス評価基準に関する研究
◎通訳研究における理論的枠組みは通訳者のメタ認知や自己評価にとって有用。
◎大学における通訳指導者不足という課題を克服するためにも新たな通訳研究者の育成が望まれる。

【受講対象者】
◎通訳(翻訳)の実践者
◎通訳(翻訳)教育の指導者

【定 員】
150名(先着順)

【懇親会のご案内】※希望者のみ
講義終了後に講師を交えて懇親会を開催します。講師および受講者間の交流の場としてご活用ください。
時間:17:15~19:30
会場:「藩麹町店」
懇親会会費:4,500円(税込)
※懇親会会費はセミナー料金とあわせて事前振込ください(当日支払は不可)。
※懇親会のみのお申し込みは受付しておりません。
※セミナー終了後、スタッフが会場までご案内致します。
※一度お振込みいただいた参加料はいかなる理由でも返金できませんので、予めご了承ください。

【申込期限】
2017年2月13日(月)18時まで

【学生価格のご案内】

大学・短大・専門学校(2年以上)に在籍している学生の方々は本セミナーを学生価格(各回2,600円)で受講できます。
学生価格の適用をご希望の場合、申し込みフォームの「会員区分」にて「その他」を選択し、隣のテキストボックスに「学生 ○○大学(学校名)」とご入力ください。


なお、現在フォームの不具合により内容確認ページおよびメールは非会員価格(各回5,100円)が表示されますが、お支払は学生価格をお振込みください。(現在不具合については修正対応中です。)


学生価格:セミナーのみ 2,600円 セミナー・懇親会 7,100円(各回)

セミナー当日は受付にて学生証をご提示ください。
 
受講対象者
講演者 ●武田 珂代子(タケダ カヨコ)氏 
立教大学異文化コミュニケーション学部教授

立教大学異文化コミュニケーション学部教授。通訳者・翻訳者としての長年の経験にもとづき、通訳翻訳の歴史や教育、社会文化的側面に関する研究に取り組む。2016年立教で通訳者・翻訳者養成プログラムを立ち上げ、指導。日本通訳翻訳学会副会長。2011年までミドルベリー国際大学モントレー校(MIIS)翻訳通訳大学院日本語科主任。米国時代に外務省、カナダ政府の通訳者養成、通訳資格試験に従事。MIISで翻訳通訳修士号、ロビラ・イ・ビルジリ大学で翻訳通訳・異文化間研究博士号を取得。近刊『翻訳通訳研究の新地平』のほか、著書、訳書、論文多数。

価格 JTF会員  3,600円(税込)
一般  5,100円(税込)
懇親会のご案内
懇親会価格 JTF会員  5,000円(税込)
一般  5,000円(税込)

こちらのセミナーの申し込みは終了しました。