セミナー
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- 「英文契約書:ここで差がつくワンポイント翻訳レッスン」
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開催日 |
2015年3月12日 (木) セミナー:
14:00 ~ 16:40 懇親会: 17:15 ~ 19:30 [希望者のみ] |
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会場 |
「明治薬科大学 剛堂会館」 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル1F TEL:03-3234-7362 |
概要 | 利害の相反する当事者、例えば「売主」と「買主」がそれぞれの立場で読んでも、一つの解釈しかできない、それが「売買契約」の理想的な条文のあり方とされる。読む人の立場の違いで、自己に有利な解釈が可能な契約条文というものは、どのような種類の契約であっても、それは紛争の原因となるから、全く有害無益な文書となってしまう。英文契約は、こうした観点から、原則的に一つしか意味を有しない「法律用語」”legal terms”を使用して作成されることを目指し、安易に多義である「一般用語」”general terms”を乱用しないことがルールとされてきた。 このような立場は、翻訳された英文契約の日本文にも当然適用される。その逆も同じである。我々翻訳の仕事に携わる者は、このことを忘れないようにして仕事をして行かなければならない。こうした観点に触れる話を試みたい。 講演のポイント: ◎ (0) (1)英日翻訳と(2)日英翻訳の問題点 ◎ (1)英文契約の導入部の”consideration”文言 ◎ (1)関係副詞”hereunder”の日本語訳 ◎ (1)英文契約の”if clause”の時制とその和訳文の時 ◎ (2)「(利息が)生じる」でも”accrue”と”incur”の違い ◎ (2)「直ちに」「速やかに」「遅滞なく」の英語書き分け ◎ (2)「保証」には2種類あるが、その英語書き分け ◎ (3)英文契約の一般条項”general provisions”問題 【対 象】 ○リーガル翻訳者の方(初級~中級) ○翻訳会社の方(コーディネーター・チェッカーの方) ○法務部門の翻訳担当者の方 ⇒本セミナーの講演は、DVDで在宅受講できます |
受講対象者 | |
講演者 |
野口 幸雄(ノグチ・ユキオ)氏 英文契約書翻訳者、企業国際コンサルタント/赤坂ビジネスコンサルティング代表 東京大学法学部卒業と同時に、味の素(株)入社。米国、ドイツ、フランスの駐在員を延べ9年間勤務の後、本社法務部門の担当者・責任者(役員待遇)として約20年間、内外の合弁事業、M&A、輸出入等の各方面の国際契約業務等に携わった。会社退職後、1999年から6年間、翻訳学校バベル・ユニバーシティ専任講師として、英文契約書の読み方・書き方の講義を担当、一方、各地の日本貿易振興機構(JETRO)、商工会議所、海外取引企業等で、英文契約書のセミナー講師を勤め、また、海外取引企業の英文契約コンサルタントを勤める。著書に、「基礎からわかる英文契約書」(2006年 かんき出版)、「ひと目でわかる英文契約書」(2011年 かんき出版)がある。 |
価格 |
JTF会員 3,600円(税込) 一般 5,100円(税込) |
懇親会のご案内 | |
懇親会価格 |
JTF会員 5,000円(税込) 一般 5,000円(税込) |
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