本ウェブサイトでは、スタイルシートを使用しております。このメッセージが表示される場合には、スタイルシートをoffにされている、またはブラウザが未対応の可能性があります。本来とは異なった表示になっておりますが、掲載している内容に変わりはありません。

以下のリンクより、本文へジャンプができます。

翻訳支援ツール

翻訳支援ツール説明会翻訳メモリ(TM)機械翻訳ソフト(MT)校正・辞書ツール

翻訳メモリ(TM)とは?

翻訳メモリ(TM=Translation Memory)とは、自分または他人が過去に行った翻訳をTMと呼ばれるデータベースに登録しておきリサイクルするツールである。TM には原文と訳文のペアが大量に蓄積されており、翻訳者はWordもしくはエディタなどで翻訳中に翻訳済みの文をTM に登録する操作と、TMを参照してリサイクルできる訳文を探す操作を交互に繰り返す。

翻訳メモリは90年代後半のTRADOS 登場とともに本格的に普及した。ソフトウェア会社にとって、それまで人手に頼っていたバージョンアップ時の旧版リサイクルを自動化して得られるコストダウンの効果は大きいため、トップダウンにより発注元>翻訳会社>翻訳者へとサプライチェーンにおける翻訳メモリの導入が急速に進んだ。

利用経験の蓄積に伴ってTM 特有の問題点も明らかになってきた。品質の悪い翻訳がいったんTM に登録されると新版の翻訳にも流用されるため悪影響が続く、翻訳者は文単位で流用されるTM の隙間をぬって翻訳を進めることになりコンテキストを翻訳に反映させられない、TM はまず末端である翻訳者の手元に蓄積されるため全体のTM を統合するのに人手がかかる等がそれである。

現在の翻訳メモリツールは、TM の自動的収集やワークフローの管理を組み込んだTMS=Translation Management System へと進歩している。TMS では蓄積されたTM を「言語資産」と呼び、その品質管理が従来以上に重視されるようになった。TM を企業間で共有する試みも始まっている。特定ベンダーの製品に拘束されることを避けようとする顧客企業によってTMX やXLIFF などの共通フォーマットが整備されたことと、利用しやすくなった要素技術を組み合わせて個人でも翻訳メモリツールを開発できるようになったことの結果として、TM およびTMS ツールの市場が流動化する可能性もある。

ページトップへ