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JTF翻訳祭 翻訳祭企画実行委員会

JTF翻訳祭

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翻訳者・翻訳会社・翻訳発注企業のためのJTF翻訳祭【主催:翻訳業界団体の日本翻訳連盟】

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25周年記念JTF翻訳祭 2015年11月26日(木) 25th JTF TRANSLATION FESTIVAL TOKYO 2015

25周年記念JTF翻訳祭 2015年11月26日(木) 25th JTF TRANSLATION FESTIVAL TOKYO 2015

JTF翻訳祭

ロバート・アラン・フェルドマン氏 来たる!

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
マネージング・ディレクター、チーフ・エコノミスト

1998年、チーフ・エコノミストとしてモルガン・スタンレー証券会社(現:モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)に入社。2003年、株式調査部長を経て、現職。日本経済の見通しや金融市場動向及び政策動向の予測を行っている。1990-97年の間、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券で主席エコノミストを務め、1983-89には国際通貨基金(IMF)に勤務。マサチューセッツ工科大学で経済学博士号、イエール大学で経済学/日本研究の学士号を取得した。
※2000年から「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)にコメンテーターとして出演している。

書籍:
『構造改革の先を読む』(東洋経済新報社、2005年)
『一流アナリストの7つ道具』(プレジデント社、2008年)
『Pubulic Debts:Nuts, Bolts and Worries』(Barry Eichengreen他 共著、CEPR、2011年)
『日本経済 起死回生のストーリー』(財部誠一 共著、PHPビジネス新書、2011年)
『フェルドマン式 知的生産術』(プレジデント社、2012年)
他に『戦前の日本の経済成長』(中村隆英、イエール大学出版)など4冊の訳書(日英)も手掛ける。

JTF翻訳祭

戸田奈津子氏 来たる!

映画字幕翻訳者

東京都出身。津田塾大学英文科卒。好きな映画と英語を生かせる職業、字幕づくりを志すが、門は狭く、短期間のOL生活や、フリーの翻訳種々をしながらチャンスを待つ。その間、故・清水俊二氏に字幕づくりの手ほどきを受け、1970年にようやく「野生の少年」「小さな約束」などの字幕を担当。さらに10年近い下積みを経て、1980年の話題作「地獄の黙示録」で本格的なプロとなる。今までに担当した作品は、1,500本を超える。来日する映画人の通訳も依頼され、長年の友人も多い。

主な作品:
「E.T.」「インディ・ジョーンズ」「フォレスト・ガンプ」「タイタニック」「007シリーズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ラスト・サムライ」「アバター」「ミッションインポッシブル」など

著書:
『KEEP ON DREAMING 戸田奈津子』(双葉社)
『字幕の花園』(集英社)
『スクリーンの向こう側』(共同通信社)
『スターと私の映会話』(集英社)
『字幕の中に人生』(白水社)
『男と女のスリリング』(集英社) など

JTF翻訳祭

米倉 誠一郎氏 来たる!

一橋大学イノベーション研究センター教授 アカデミーヒルズ日本元気塾塾長

1953年東京生まれ。アーク都市塾塾長を経て、2009年より日本元気塾塾長。一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。2012年〜2014年はプレトリア大学GIBS日本研究センター所長を兼務。
現在、一橋大学の他に、Japan-Somaliland Open University学長をも務める。また、2001年より『一橋ビジネスレビュー』編集委員長を兼任している。
イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、多くの経営者から熱い支持を受けている。 著書は、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』、『脱カリスマ時代のリーダー論』、『経営革命の構造』、『2枚目の名刺 未来を変える働き方』、『オープン・イノベーションのマネジメント』など多数。

JTF翻訳祭

交流パーティーに「ばんざいミック氏」がやって来る!

アメリカ出身。早稲田大学に留学し、三木武夫奨学金を受け、英字新聞記者になる。記者として大道芸の取材をしたのをきっかけに、パフォーマンスに魅了され、自らもジャグリングを習得。パフォーマーとしての道を歩み始める。大道芸フェスティバル、祭り、企業イベント、遊園地など東京を拠点に全国で活動中。

活動経歴:
スカイツリー、よみうりランド、船橋アンデルセン公園、むさしの村、キッズダム(市原)、お台場ホテル日航、沖縄こどもの国、浅草ビール博物館、三井アウトレットパーク木更津・入間、井の頭公園(アートマーケッツキャスト)、具志川イオンモール・北谷イオンモール(沖縄)、アリオ、サイボクハム、レイクタウン、タイ Bangkok Street Show、韓国D Festa、越谷チューリップまつり、スタージュエリー10周年記念イベント、武蔵関ふれあい祭り、武蔵境マルシェ、ライオンズクラブイベントなど多数。

四半世紀の時を超えて、そして次なる未来へ
〜終わりなき革新で、拡大するマーケットに挑む翻訳産業〜
Unlocking new translation markets with innovative keys

25周年を迎える今年のJTF翻訳祭は、今までとは少し違ったテイストを加えてみました。まず、講演やパネルディスカッションは、翻訳だけにとらわれず、さまざまな分野で国際的に活躍されている著名人や外国籍の方々に積極的にご協力を要請いたしました。もちろん今まで同様、現在翻訳業界で活躍されている業界の達人や、優れた見識をお持ちでユニークな活動をされている業界関係者のお話も満載です。

さらに、近頃話題の機械翻訳に関しては、複数の機械翻訳エンジン提供会社に会場で課題文をお渡しし、その場で出力して、各分野の専門翻訳者の方々にその出来栄えを評価・比較していただくという、臨場感あふれる企画をご提供いたします。

また、各セッションが開催される会場ですが、去年までは定員120名の部屋を6部屋用意し、合計24セッションをご提供しておりました。しかし今年はそれに定員150名の部屋を追加し、さらに定員240名の部屋も作りました。これにより120名、150名、240名という3種類の大きさの会場が用意され、「聞きたかったのに会場に入れなかった」というご来場者の不満に少しでも対処できるよう配慮いたしました。

加えて交流パーティー(定員400名)では、従来よりも時間を30分延長し、プロの芸人さんによる余興を楽しんでいただきたいと思っております。今まで同様、6つのプレゼンコーナーや過去最多の40社が出展する翻訳プラザ(展示会)も用意いたします。

これにより翻訳祭25周年という祭典の場で、楽しく交流を深めながら、日本の翻訳業界の今を肌で感じることができるはずです。そして同時に世界の翻訳関連業界の動向やさまざまなトレンドの一端も垣間見ることができると信じております。

質・量ともにより充実した今年のJTF翻訳祭にふるってご参加いただけますようお願い申し上げます。

【運営】25周年記念JTF翻訳祭企画実行委員会

25周年記念JTF翻訳祭の公式パンフレットデータ(PDF)はこちらから⇒JTF公式パンフレット

募集枠に達したため、「ボランティアスタッフ」の受付は終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。

トラック1〜トラック6のプログラム

セッション区分/
時間
トラック1/
90分
トラック2/
90分
トラック3/
90分
トラック4/
90分
トラック5/
90分
トラック6/
90分
会場 4階:鳳凰 5階 大雪 東西 5階:穂高 西 5階:穂高 東 6階:阿蘇 西 6階:阿蘇 東
収容 150名収容 240名収容 120名収容 120名収容 120名収容 120名収容
対象 受講対象者の区分マークは次のとおりです。
翻訳者の方…訳 翻訳会社の経営者・経営幹部の方…経 翻訳会社の実務者の方…実
クライアント企業の方…ク MTツール開発者の方…MT
9:00〜
9:30
開場/受付開始
9:30〜
11:00
セッション1
訳経MT
パネルディスカッションA
「機械翻訳の現在と未来:機械翻訳が新たに生み出すサービスは何か?」
セッション1
訳経実クMT
「日本経済 アベノミクス:政治と政策」
セッション1
経実
パネルディスカッションC
「翻訳会社が語るISO 17100認証取得の体験談」
セッション1
訳実MT
「翻訳者の皆さんに知っていただきたい、多言語ソフトウェア開発側の苦労」
セッション1
訳
パネルディスカッションE
Pathways to Developing a Translation Specialty
セッション1
訳経実クMT
Why Localization Is More Important than Ever to Japanese Companies
11:00〜
11:30
30分休憩
11:30〜
13:00
セッション2
訳
パネルディスカッションB
「曲がり角を抜けて、ベテランへ」
セッション2
訳経実ク
「字幕の中に人生」
セッション2
経実ク
パネルディスカッションD
What makes localization more important for the future international business.
セッション2
訳経実クMT
「日本の多言語翻訳を支える大規模辞書データベースの活用」
セッション2
訳
Lessons Learned from Translating Literature for Children and Young Adults
セッション2
訳実
「英日・日英特許翻訳者の入口とその一歩先」
13:00〜
14:30
90分ランチタイム
14:30〜
16:00
セッション3
訳経実
「製薬企業のメディカルドキュメント:翻訳の重み」
セッション3
訳経実クMT
「MT Live 〜機械翻訳の担うべき役割〜」<第1部>
セッション3
訳経実
「まだ間にあう、経営者、人事担当者、翻訳者が知っておきたいマイナンバー制度」
セッション3
経実ク
「次なる未来『トピック指向時代』の翻訳に挑む! 〜DITA・CMSの導入事例から明らかとなったトピック文書翻訳のベストプラクティス〜」
セッション3
訳経実
Information Security for Translators
セッション3
経
第1部:「翻訳業のイノベーション」
第2部:「クールジャパン戦略で海外需要を創造する」

16:00〜
16:30
30分休憩
16:30〜
18:00
セッション4
訳経実ク
「グローバル申請で求められる医薬翻訳の品質」
セッション4
訳経実クMT
「MT Live 〜機械翻訳の担うべき役割〜」<第2部>
セッション4
経MT
「業界創始者が語る、機械翻訳と産業翻訳の軌跡 〜四半世紀の歩みと未来への飛躍に向けて」
セッション4
経実ク
「ASEAN市場の翻訳動向」
セッション4
訳
To PC or not to PC: Handling Racially Sensitive Matters and other Problems in Translation
セッション4
訳実ク
「Plain Legal Englishと、その英文就業規則への応用」
18:30〜
21:00
交流パーティー
会長挨拶、乾杯(18:40)、歓談
検定1級合格者表彰式、後援団体挨拶、余興
中締め(20:30)、閉会(21:00)

プレゼン・製品説明コーナーのプログラム【入場無料/事前登録不要】

セッション区分/
時間
プレゼン・製品説明コーナー/60分
会場名 3階:富士 東/Fuji East
形式/
収容
シアター Theater(85名収容)
9:00〜
9:30
開場/受付開始
9:30〜
10:30
セッション1
「memoQ/memoQ serverのご紹介 ― 柔軟性に富み生産効率を高める機能および導入事例のご紹介」
10:30〜
10:45
15分休憩
10:45〜
11:45
セッション2
「SDL Trados Studio 2015新機能の説明」
11:45〜
12:00
15分休憩
12:00〜
13:00
セッション3
Efficient Translation Project Management with Plunet BusinessManager
13:00〜
13:30
30分休憩
13:30〜
14:30
セッション4
「多言語ドキュメント制作管理ソフトウェア『Author-it』のご紹介 〜CMSによる多言語コンテンツのワンソースマルチユース〜」
14:30〜
14:45
15分休憩
14:45〜
15:45
セッション5
「特許情報における機械翻訳と機械翻訳ベースのマニュアル翻訳 〜最高レベルに昇華させた機械翻訳・PatSpreadシステムのご紹介〜」
15:45〜
16:00
15分休憩
16:00〜
17:00
セッション6
「クラウド型翻訳支援ツールMemsource 〜機能と活用事例のご紹介〜」
  17:00終了
18:30〜
21:00
交流パーティー
会長挨拶、乾杯(18:40)、歓談
検定1級合格者表彰式、後援団体挨拶、余興
中締め(20:30)、閉会(21:00)

翻訳プラザ(展示会)のプログラム【入場無料/事前登録不要】

セッション区分/
時間
翻訳プラザ/9:00〜17:30
会場名 3階:富士/Fuji
形式/
収容
展示会/Exhibition
9:00開始
<展示内容>
・翻訳支援ツールメーカーの製品デモ
・翻訳会社との翻訳相談(翻訳発注・翻訳者登録等)
・翻訳学校の翻訳講座紹介
・出版社の翻訳書籍・辞書販売
  17:30終了(17:00〜撤収作業開始)
18:30〜
21:00
交流パーティー
会長挨拶、乾杯(18:40)、歓談
検定1級合格者表彰式、後援団体挨拶、余興
中締め(20:30)、閉会(21:00)

翻訳祭のお申し込みはこちらから

<トラック1>4階:鳳凰
セッション1 パネルディスカッションA 9:30〜11:00(90分)
「機械翻訳の現在と未来:機械翻訳が新たに生み出すサービスは何か?」

<パネリスト>

JTF翻訳祭栄藤 稔(エトウ・ミノル)氏
株式会社みらい翻訳 代表取締役社長

【プロフィール】
3年毎にやることが変わる技術屋。学生時代は並列計算機を研究。パナソニックに就職と共にデジタルVCR試作。3年後ATRに出向しAIの研究。さらにATRから大学に行き、パターン認識研究。これで学位取得。パナソニックに戻りMPEG標準化のリーダー。2000年にドコモに転じ、モバイルマルチメディアを担当。そのときAppleと組んで定めたファイル形式がMP4。自称iPodの外祖父。2002年末に米国に異動となりMPEGのエミー賞受賞に貢献。2005年に日本に戻り、分散音声認識を商用化。2007年にデータマイニングを立ち上げる。これは「しゃべってコンシェル」で具現化。現在NTTドコモ執行役員とみらい翻訳社長を兼務し、機械翻訳の実用化に情熱を燃やす。

JTF翻訳祭隅田 英一郎(スミタ・エイイチロウ)氏
国立研究開発法人情報通信研究機構
ユニバーサルコミュニケーション研究所 副所長

【プロフィール】
30年以上、翻訳をやっている技術屋。IBM、ATR、NICTと三段跳びしながらも、一貫して機械翻訳を研究してきた。規則翻訳、用例翻訳、統計翻訳の全ての手法を熟知している。高精度の自動翻訳技術を創出し、74件の特許、230件の論文を公開した。ATR以降は音声翻訳にも注力し2010年に公開した音声翻訳のアプリVoiceTra、2014年に開始したカスタマイズできるテキスト翻訳のサイト「みんなの自動翻訳@TexTra」に貢献した。現在、音声翻訳の国プロ「グローバルコミュニケーション計画」を推進しながら、イノベーションの兆しが見えた機械翻訳にメラメラと情熱を燃やす。

<モデレーター>

JTF翻訳祭古谷 祐一(フルヤ・ユウイチ)氏
GMOスピード翻訳株式会社 代表取締役社長、JTF理事

【プロフィール】
2007年3月、東証1部上場企業のGMOインターネットのグループ企業であるGMOスピード翻訳株式会社の代表取締役社長に就任。2012年6月、日本翻訳連盟の理事に就任。見積りから翻訳者のアサイン、納品まですべてのプロセスを自動化することで、低コスト・短納期化を実現した「オンライン翻訳サービス」を手掛ける。新たな翻訳需要の開拓に向け、国内主要の大手ポータルサイトとの提携を実現させる。また、国際規格であるISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得。機密性の高い翻訳案件でも安心してオーダーができる体制を確立。GMOスピード翻訳としての雑誌・メディア取材実績としては2011年夏版(イカロス出版)通訳・翻訳ジャーナルや2012年(アルク)翻訳辞典などがある。

【概要】
21世紀初頭はビックデータと機械学習を基盤とした人工知能によるイノベーションの時代と言って良い。10年前には不可能だと思われた音声認識や顔認識を代表とする画像認識が実用レベルに達した。コンピュータが人間に替わって自然言語を理解し、異なる言語に翻訳するという機械翻訳も今後10年で大きな性能向上が期待されている。本セッションでは多言語機械翻訳技術の現状と今後の進展を俯瞰した上で、機械翻訳が生み出す新たなサービスを議論する。新サービスは今ある人力の翻訳サービスの置き換えを狙うものだろうか? 答えは否。それは翻訳者向けの支援ツールに留まらず、特許、マニュアル、契約書等の社内文書を構造化し、多言語データベースとして管理するサービス、旅行者向け実時間翻訳サービス、さらにはグローバル企業がマーケティングに用いる多言語対応のインテリジェンスサービスを含むだろう。2020年のオリ・パラを契機に社会実装が急加速している機械翻訳のもたらす未来を参加者と共有したい。

パネルディスカッションのポイント:
  • オリ・パラを目指した機械翻訳のオールジャパンのプロジェクト
  • 機械翻訳技術の現状と性能
  • 機械翻訳技術の今後の進展
  • 対訳コーパスを用いた機械翻訳チューニングの現場
  • 機械翻訳導入のポイント
  • みらい翻訳の提供サービス
  • 産業翻訳だけではない機械翻訳が新たに生み出すサービス
  • 翻訳産業のとるべき道
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方
  • グローバル企業における産業翻訳担当者の方
  • 情報システム部門でデータベース担当者の方
  • 翻訳者・通訳者の方
  • 機械翻訳の研究開発者の方
セッション2 パネルディスカッションB 11:30〜13:00(90分)
「曲がり角を抜けて、ベテランへ」

<パネリスト>

JTF翻訳祭大光明 宜孝(オオミヤ・ヨシタカ)氏
フリーランス翻訳者(技術)

【プロフィール】
日英・英日技術翻訳者。1973年千葉大学工学部電気工学科卒業。電機メーカーで衛星通信/無線通信機器の開発技術者として実務を経験後、会社の留学制度で米国マサチューセッツ工科大学(MIT)に留学、その後も主に輸出向け製品の開発に従事し、海外の取引先や国際機関とのやりとりを通じて国際経験を深めた。51歳でフリーランスの技術翻訳者として独立し、航空、通信、無線関係のほか、自動車、計測器等のハードウェア、プレスリリース、人事関係、会社の規程等、幅広い分野の日英・英日翻訳を手がけている。

JTF翻訳祭仙野 陽子(センノ・ヨウコ)氏
フリーランス翻訳者(映像)

【プロフィール】
映像翻訳者(英日・日英)。主に連続ドラマや映画の字幕翻訳。幼少の頃をニューヨークで過ごし、20歳で再渡米。帰国後は旅行会社でセーシェル共和国への旅行の企画・営業、社内翻訳や添乗業務などに携わる。30歳の節目に新たな世界に挑戦しようと思い立ち、日本映像翻訳アカデミーに通い始める。基礎・実践コースを修了し、1年後にデビュー。主な翻訳作品はFOXチャンネルの「HOMELAND」、Amazon製作の「アルファ・ハウス」、HULU配信中の「ザ・ブック/CIA大統領特別情報官」など。15年目の今はまさに中堅からベテランへの大きなステップをよじ登ろうともがいているところ。取引先や営業方法、仕事環境などを見直しつつ、ベテランの域に達するために地道な努力を続けてる。

JTF翻訳祭齊藤 貴昭(サイトウ・タカアキ)氏
翻訳コーディネーター

【プロフィール】
某社翻訳コーディネーター、社内翻訳者(日英・英日)。電子事務機メーカーで製造品質から市場品質までの品質保証業務を通算15年以上に渡り担当。5年間の米国赴任を経験し帰国後、取引先米国企業との品質関連交渉担当となり、交渉術を学ぶ傍ら、インハウス翻訳/通訳を6年間経験。そこで翻訳の面白さと奥深さにハマる。2007年より現職。SNS上ではTerry Saitoを名乗り、ブログ「翻訳横丁の裏路地」を主軸に業界活動に精を出している。

<モデレーター>

JTF翻訳祭高橋 聡(タカハシ・アキラ)氏
フリーランス翻訳者(IT)

【プロフィール】
英日産業翻訳者。学習塾講師と翻訳業の兼業時代から、ローカリゼーション系翻訳会社勤務の時代を経て2007年にフリーランスとして独立。IT系のニュースやブログを中心にテクニカル翻訳全般を手がける。

【概要】
翻訳者の勉強会「十人十色」は、昨年の翻訳祭にもパネルディスカッションの形で登壇し、駆け出しと中堅のフリーランス翻訳者が目指す道筋を示そうと試みた。駆け出しと中堅が抱えている悩みを再確認し、どうやってそれを乗り越えていけばいいのか、なんらかのヒントは提示できたものと思う。今年は、それを受けて「さらにその先」を考えてみたい。「中堅の曲がり角」には、どんなワナがあるのか。不安定な要素をなくして、さらに高みを目指すにはどうすればいいのか。「中堅」から「ベテラン」になれるのは、いつ、どんなときなのだろうか。もちろん、これは駆け出しにとっても無縁の話ではない。翻訳の仕事を続けていくのであれば、やがては誰もが「中堅の曲がり角」にさしかかるはずだからだ。
なお、今年は発注側の担当者もパネルに加わる。翻訳者視点だけに偏ることなく、現実に即した議論をお届けできればと考えている。

講演のポイント:
  • 「中堅」翻訳者の現状(受注状況、単価)と悩み
  • 「中堅」として心がけていること
  • 発注者は「中堅」翻訳者に何を期待するか
  • 「中堅」が「ベテラン」になるために必要なこと
  • 発注者は「ベテラン」翻訳者に何を期待するか
  • 「ベテラン」翻訳者が業界で果たす役割
  • 「駆け出し」から「ベテラン」までのロードマップ
【対象】
  • フリーランス翻訳者の方
  • 翻訳者を目指している方
セッション3 14:30〜16:00(90分)
「製薬企業のメディカルドキュメント:翻訳の重み」

JTF翻訳祭斉藤 亜紀良(サイトウ・アキラ)氏
株式会社田辺アールアンドディー・サービス 文献情報部主幹

【プロフィール】
東京大大学院(薬・博)修了、薬学博士。So. Illinois Univ (医)、筑波大(基礎医)で薬理学研究・教育、その後田辺三菱製薬にて医薬品の創薬研究を行う。現在は田辺三菱製薬グループの田辺R&Dサービス社にてメディカル翻訳、執筆を行っている。人の為と書いて偽(いつわり)と読み、人に盡くすと書いて儘(わがまま)と読む。GNO(義理と人情と恩返し)は大事な道標である。

【概要】
製薬会社が発信するメディカルドキュメントのうち、医薬品の申請書類と学術論文の翻訳機会が増えてきている。クオリティの高い翻訳ドキュメントは研究者、メディカルライター、翻訳者の間でコミュニケーションを取り共同作業で作成することが望ましい。申請書類と学術論文は対象読者が異なるものの、メディカルドキュメントで好まれる用語には共通するものが多い。医薬品の専門的用語や表現は、インターネットを介したアクセスが容易になっており、製薬会社は翻訳者が医薬品の研究開発に関する知識を持っていることを期待している。
翻訳されたドキュメントは、企業内の担当者のレビューを受け、最終化される。このレビュープロセスが効率的にできるように翻訳されていることが望ましい。講演では、文書内、文書間のスタイル、用語、表現の一貫性を含め、製薬会社のドキュメント翻訳に求める品質について紹介したい。

パネルディスカッションのポイント:
  • 製薬会社のメディカルドキュメント翻訳の特徴を知る
  • 申請書類と学術論文、発信者と読者を考えた翻訳とは
  • 医薬品の研究開発、知識、用語をどこで知るか
  • メディカル翻訳は、医薬品による疾患の治療の一翼を担うという高い意識
  • ドキュメント最終化が効率的にできるような翻訳
【対象】
  • 翻訳会社の経営幹部・コーディネーターの方
  • メディカル翻訳者の方
セッション4 16:30〜18:00(90分)
「グローバル申請で求められる医薬翻訳の品質」

JTF翻訳祭北川原 浩子(キタガワラ・ヒロコ)氏
CSLベーリング株式会社 開発本部

【プロフィール】
大学卒業後、全くの文系ながら縁あって外資系製薬企業のマーケティング部門に職を得た。その後、留学を経てしばらく在宅で医薬翻訳に携わり、10年ほど前から製薬企業の開発部門で社内翻訳者として勤務。以来、新医薬品の開発申請、メインテナンス、その他諸々に関わるさまざまな翻訳に取り組んでいる。モットーは、翻訳は「言葉探しの旅」。日々、目指す「言葉」を探し求めて旅している。

<モデレーター>

JTF翻訳祭千種 美穂(チグサ・ミホ)氏
株式会社アスカコーポレーション QCマネージャー

【プロフィール】
兵庫県出身。大学卒業後、日本語が読めない知人のために日本語の書類を英訳したことをきっかけに翻訳業界に興味をもつ。特にメディカル分野の翻訳に関わりたいとの思いから、2009年より株式会社アスカコーポレーションにて勤務。翻訳の品質管理責任者として営業スタッフとともに顧客を担当すると同時に、翻訳者などのリソース採用活動や教育のための勉強会企画に携わる。2014年に大阪から東京へ転勤となり、東京支店の品質管理チームの強化に取り組んでいる。

【概要】
近年、「治験翻訳」という新たなジャンルが注目を集めている。「治験翻訳」とは、新医薬品の開発・承認申請に関わる文書の翻訳を意味する。なぜ「治験翻訳」というジャンルが生まれたのか。すべては日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)から始まった。日本の規制当局も医薬品医療機器総合機構(PMDA)へと変貌を遂げ、FDA、EMAとの連携の下、グローバル化している。医薬品の開発・承認申請は、当局対応に始まり当局対応に終わると言っても過言ではない。特にグローバル申請では、当局対応のタイムライン内でグローバルのプロジェクト・チームとのコミュニケーションに時間を割かなければならず、翻訳のクオリティとスピードがプロジェクトの成否の要となる。日々の「治験翻訳」の現場、グローバル申請の流れ、翻訳ニーズの発生するポイントなどについて話したい。

講演のポイント:
  • 医薬翻訳と治験翻訳
  • ICH
  • PMDA
  • 新医薬品の開発
  • 新医薬品の承認申請
  • グローバル申請
  • 翻訳のクオリティとスピード
【対象】
  • 翻訳会社の方
  • メディカル翻訳者の方
  • クライアント企業の方

プログラム冒頭へ

翻訳祭のお申し込みはこちらから

<トラック2>5階:大雪 東西
セッション1 9:30〜11:00(90分)
「日本経済 アベノミクス:政治と政策」
(日本語での講演となります)

JTF翻訳祭ロバート・アラン・フェルドマン(Robert Alan Feldman, Ph.D.)氏
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
マネージング・ディレクター、チーフ・エコノミスト

【プロフィール】
1998年、チーフ・エコノミストとしてモルガン・スタンレー証券会社(現:モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)に入社。2003年、株式調査部長を経て、現職。日本経済の見通しや金融市場動向及び政策動向の予測を行っている。1990-97年の間、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券で主席エコノミストを務め、1983-89には国際通貨基金(IMF)に勤務。マサチューセッツ工科大学で経済学博士号、イエール大学で経済学/日本研究の学士号を取得した。
※2000年から「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系列)にコメンテーターとして出演している。
書籍:
『構造改革の先を読む』(東洋経済新報社、2005年)
『一流アナリストの7つ道具』(プレジデント社、2008年)
『Pubulic Debts:Nuts, Bolts and Worries』(Barry Eichengreen他 共著、CEPR、2011年)
『日本経済 起死回生のストーリー』(財部誠一 共著、PHPビジネス新書、2011年)
『フェルドマン式 知的生産術』(プレジデント社、2012年)
他に『戦前の日本の経済成長』(中村隆英、イエール大学出版)など4冊の訳書(日英)も手掛ける。

【概要】
日本経済は世界のなかで、どのような状況に置かれているのだろうか。現在の世界景気、商品市況、物価状況、金融市場状況は日本にとって有利か不利か。
景気の行方も重要。実体経済の動き、物価の動き、賃金の動きは拡大局面なのか、あるいは後退局面なのか。金融政策や財政政策の反応も忘れてはいけない。
アベノミクスの構造、評価、そして宿題とは。時間があれば、エネルギー問題の本質と処方箋についても説明したい。

講演のポイント:
  • 世界経済の見通しと市場への影響
  • 日本経済の見通し
  • 成長戦略:経済と政治
  • 財政問題
  • 労働市場
  • エネルギー問題
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方
  • 日本経済の成長戦略に興味のある方
セッション2 11:30〜13:00(90分)
「字幕の中に人生」

JTF翻訳祭戸田 奈津子(トダ・ナツコ)氏
映画字幕翻訳者

【プロフィール】
東京都出身。津田塾大学英文科卒。好きな映画と英語を生かせる職業、字幕づくりを志すが、門は狭く、短期間のOL生活や、フリーの翻訳種々をしながらチャンスを待つ。その間、故・清水俊二氏に字幕づくりの手ほどきを受け、1970年にようやく「野生の少年」「小さな約束」などの字幕を担当。さらに10年近い下積みを経て、1980年の話題作「地獄の黙示録」で本格的なプロとなる。今までに担当した作品は、1,500本を超える。来日する映画人の通訳も依頼され、長年の友人も多い。
主な作品:
「E.T.」「インディ・ジョーンズ」「フォレスト・ガンプ」「タイタニック」「007シリーズ」
「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ラスト・サムライ」「アバター」「ミッションインポッシブル」など
著書:
『KEEP ON DREAMING 戸田奈津子』(双葉社)
『字幕の花園』(集英社)
『スクリーンの向こう側』(共同通信社)
『スターと私の映会話』(集英社)
『字幕の中に人生』(白水社)
『男と女のスリリング』(集英社) など

【概要】
一秒四文字、十字×二行以内のせりふ作りにすべてを賭ける、映画の字幕翻訳の世界。『第三の男』の名訳を目にしてから、憧れ続けた字幕翻訳者への道。夢を諦めず20年にも及ぶアルバイト時代を経て、『地獄の黙示録』で本格的に字幕翻訳者としてデビュー。夢を掴んで以来、人気と実力を得るようになった今日までの半生を語る。映画作品の裏側や、業界としての最近の動向について。字幕翻訳の世界と映画字幕翻訳だからこその現場での苦労。多くの映画を通して親交を深めた、ハリウッド・スターたちの「プロ」としてのエピソードの数々。好きだからこそ、また失敗を恐れずチャレンジしたからこそ、今がある。映画字幕翻訳者の第一人者として見てきたもの、感じていることをお伝えする。

講演のポイント:
  • 映画の裏側と最近の動向
  • 字幕翻訳の世界とその仕事
  • 吹き替え翻訳と字幕翻訳の違い
  • スターたちの「人」としての素晴らしさ
  • 翻訳者としての「日本語」の大切さ
  • 「好き」であることが最高のモチベーション
【対象】
  • 翻訳者の方
  • 映像翻訳に興味のある方・翻訳学習中の方
  • 翻訳会社の方
  • 翻訳業界に関わるすべての方
セッション3 <第1部>14:30〜16:00(90分)
セッション4 <第2部>16:30〜18:00(90分)
「MT Live 〜機械翻訳の担うべき役割〜」

<機械翻訳メーカー>

JTF翻訳祭熊野 明(クマノ・アキラ)氏
東芝ソリューション株式会社
プラットフォームセンター ソフトウェア開発部

【プロフィール】
1980年代から、(株)東芝で機械翻訳技術を研究開発。機械翻訳システムのユーザカスタマイズ技術などを開発。 2010年から、東芝ソリューション(株)でThe翻訳シリーズの企画・製品化を担当。
アジア太平洋機械翻訳協会理事、一般財団法人日本特許情報機構 特許版・産業日本語委員会委員。

JTF翻訳祭玉井 康裕(タマイ・ヤスヒロ)氏
株式会社クロスランゲージ 専務取締役、JTF監事

【プロフィール】
株式会社レナウン入社、11年間のマーケティング企画職を経て、1997年、IT業界に転進。NTTフレッツの認証システムをはじめ、数多くのISP向け認証サーバー構築を担当。
2002年 日本初の学校法人による共同出資事業会社に参画。ERP事業を統括。
2007年 WEBマーケティング会社へCOOとして参画。企業のWEB戦略に携わる。
2009年 株式会社クロスランゲージへマーケティング/営業担当取締役として参画。
様々な機械翻訳サービスを企画、世に送り出し、機械翻訳の活用シーンを劇的に変えた。最近では訪日観光客の増加に伴い、機械と人が融合したサービスの展開に注力している。
現在、株式会社ワンソースジャパン取締役、レンジャーシステムズ株式会社取締役、株式会社JTBプランニングネットワーク顧問も務める。

松永 務(マツナガ・ツトム)氏
株式会社NTTデータ
技術開発本部 サービスイノベーションセンタ

<翻訳者>

JTF翻訳祭奥山 尚一(オクヤマ・ショウイチ)氏
久遠特許事務所代表、弁理士

【プロフィール】
早稲田大学理工学部電気工学科卒、アイオワ州立大学化学科卒、シカゴ大学大学院物理化学博士課程修了(Ph.D.)、1990年に弁理士登録、2011年〜2013年日本弁理士会会長。現在、知的財産戦略本部有識者本部員、日本知的財産翻訳協会(NIPTA)副理事長を務める。エイバック特許翻訳上級コースを1999年に立ち上げ、講師。

JTF翻訳祭疋田 正俊(ヒキタ・マサトシ)氏
エイブス技術翻訳スクール 校長・チーフインストラクタ

【プロフィール】
早稲田大学大学院、応用物理卒。古河電工で先端技術、新製品開発などを担当した後、技術部長、製造部長、営業部長などを歴任。欧米出張20数年に及び、国際ビジネスに精通。昭和60年度電気化学協会棚橋賞受賞。2000年1月よりエイブス技術翻訳スクールの設立に参加。現在、同スクール校長を務める。縁辺大学(中国)非常勤講師。(株)疋田翻訳事務所 社長。楽しくわかりやすい講義&添削が評判。

JTF翻訳祭遠田 和子(エンダ・カズコ)氏
日英翻訳者
、翻訳学校講師(サン・フレア アカデミーフェロー・アカデミー

【プロフィール】
青山学院大学英米文学科卒。在学中米国パシフィック大学に留学。大手電機メーカーにて翻訳業務に就いた後、フリーランスになる。
著書には、『英語「なるほど!」ライティング』『Google英文ライティング』『eリーディング英語学習法』『あいさつ・あいづち・あいきょうで3倍話せる英会話』(全て講談社、含む共著)がある。
訳書には、小川英子著『ピアニャン』英語版Little Keys and the Red Piano, 星野富弘著『愛、深き淵より』英語版Love from the Depths─The Story of Tomihiro Hoshino (共訳)がある。
現在、『通訳翻訳ジャーナル』(イカロス出版)にて「英訳ドリル」連載中。
『JTFジャーナル』編集委員として、同誌WordSmyth Caféコーナー担当。

<モデレーター>

JTF翻訳祭渡邊 麻呂(ワタナベ・マロ)氏
株式会社十印 代表取締役社長、JTF理事

【プロフィール】
1999年、株式会社十印開発入社。関連人材派遣会社にて営業職に従事。
2003年、株式会社十印および株式会社十印開発 役員に就任。同年、株式会社十印ヒューマンフロンティア 営業マネージャを兼任。派遣営業業務の責任者として活躍。
2004年、株式会社十印ヒューマンフロンティア代表取締役に就任。顧客の要望に即した社内体制へと改革を推進し、前年比2倍半以上の経常利益を達成。
2005年、株式会社十印代表取締役に就任。
50年にわたる株式会社十印の実績を引き継ぎ、さらに若さによる牽引。

【概要】
昨今、機械翻訳に関するセミナーは数多くあるが、実際に活用している人が少ないのはなぜだろうか。それは、はたしてどのメーカーの製品が適しているのか、見当がつけにくいからではないだろうか。
そこで本セッションでは2部制の連続セッションとして時間を大幅に増やし、特許、IT、一般文書の課題文をMTメーカー3社にその場でお渡しし、出力された翻訳をその分野の専門翻訳者の方々に講評していただく。また、PE(ポストエディティング)等の作業を行うことによってどのように結果が変わるのかについても考察する。MTの性能を実感し、導入すべきかあるいは人間との役割分担をどのようにするか等の参考になれば幸いだ。
翻訳祭当日までMTメーカーには課題文を公開しない。事前準備ができない状況で、エンジン本来の実力を包み隠さずお見せするという臨場感あふれる企画だ。よって、このセッションは何が起きるか誰にも分からない。
どのような結果になるのかはご自身の目で確かめていただきたい。

講演のポイント:
  • MTエンジンの性能・効果・使用方法
  • MTによって得られる成果物とは?
  • 翻訳者から見たMT性能
  • MTと人間の優位特性
  • MTに任せるべきものは何か
  • テクノロジーは翻訳の世界を変えるのか
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・実務者の方
  • MT研究開発者の方
  • 社内のポストエディット担当の方

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<トラック3>5階:穂高 西
セッション1 パネルディスカッションC 9:30〜11:00(90分)
「翻訳会社が語るISO 17100認証取得の体験談」

<パネリスト>

JTF翻訳祭田嶌 奈々(タジマ・ナナ)氏
JTF/ISO規格検討会 翻訳プロジェクトリーダー
株式会社翻訳センター 品質管理推進部 部長

【プロフィール】
外国語大学を卒業後、いくつかの会社で翻訳コーディネーター兼チェッカーとして約4年の経験を経たのち、翻訳センターに入社。メディカル分野の社内チェッカーとして約8年、実案件の品質管理業務に従事した。2012年以降、分野や案件の枠を越えて全社の品質向上を推進する部署の起ち上げを機に、社内作業の標準化や仕組み作りを行っている。ISOの規格策定には、日本の翻訳業界を代表して2012年のマドリッド総会から参加している。TC37 SC5国内委員。

JTF翻訳祭藤井 宏子(フジイ・ヒロコ)氏
株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズ
東京支店 係長

【プロフィール】
株式会社アビリティ・インタービジネス・ソリューションズに入社後、本社(広島)でコーディネーター業務を3年半経験したのち、営業として東京支店へ異動。以来、関東近郊の既存顧客のフォローや新規顧客開拓に従事。昨年末からは、業務効率化や品質向上をテーマとした社内ワーキンググループの活動にも従事。ISO規格検討会へは2014年7月から参加。

JTF翻訳祭山下 隆宣(ヤマシタ・タカノブ)氏
一般財団法人日本規格協会 審査登録事業部 審査営業チーム 審査営業課長

【プロフィール】
電機関連メーカー勤務を経て、日本規格協会に入社。マネジメントシステム審査業務に従事。品質マネジメントシステム(ISO9001)、環境マネジメントシステム(ISO14001)、情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)の主任審査員として審査にも従事。

<モデレーター>

森口功造(モリグチ・コウゾウ)氏
JTF/ISO規格検討会 副議長・機械翻訳プロジェクトリーダー
株式会社川村インターナショナル 取締役

【プロフィール】
品質管理担当として株式会社川村インターナショナルに入社後、チェック、翻訳、プロジェクトマネジメントなどの制作業務を経験し、2011年からは営業グループを含めた業務全般の統括として社内の管理に携わっている。ISOの規格策定には、JTFのISO検討会発足時から参加し、当検討会では副議長を務める。TC37 SC5国内委員。

【概要】
2012年から検討が開始され、2015年5月に国際標準化機構(ISO)から発行された翻訳サービスに関する国際規格「ISO17100:2015 Translation Services - Requirements for translation services」。発行後まもなく国内に認証機関が設置され、日本でも認証取得が可能な状況となった。2015年8月からはいくつかの翻訳サービス提供者(TSP)が本審査に先だってトライアル的に認証審査を受けた。トライアル審査とは何か、各TSPは一体どのような準備作業を行ったのか、審査のスケジュールはどのようなものであったか、審査では具体的にどのような事項が指摘されたのか、これから認証取得を検討するTSPはどのような点に注意して準備を進めたらよいのか等、体験談とアドバイスを異なる規模と取扱い分野を持つそれぞれのTSPの立場からパネルディスカッション形式で共有する。また、認証機関からは認証制度の概略についても説明する。

パネルディスカッションのポイント:
  • 何を目的に認証取得を検討したのか
  • いつからどのような準備を始めたか
  • 実際の審査でどのようなことを確認されたか
  • 準備作業で苦労した点は
  • 今後、認証取得を考える翻訳会社に向けたメッセージは
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方
  • 翻訳会社のPM・コーディネーターの方
セッション2 パネルディスカッションD 11:30〜13:00(90分)
What makes localization more important for the future international business.
(英語での講演となります)

<パネリスト>

JTF翻訳祭コリアンダー・リンド・アンネ-マリエ(Anne-Marie Colliander Lind)氏
LocWorld
Marketing Manager

【プロフィール】
Anne-Marie Colliander Lind is a recognised force in the European language industry landscape. She has spent more than 20 years helping multinational organizations solve their language issues, serving in executive sales and management positions at leading service, technology and market research companies. Currently, Anne-Marie has a part time position as Marketing Manager at LocWorld, the leading conference for international business, translation, localization, and global website management. She is also the owner of Inkrease, a business consulting company based in Sweden that assists companies in their growth and development strategies. Anne-Marie runs fundraising activities for Translators without Borders and organizes localization and technology events in the Nordics.

JTF翻訳祭ラス・ビラジ(Biraj Rath)氏
Ambassador for GALA

【プロフィール】
Biraj Rath is one of the founding members of Braahmam Net Solutions in India, specializing in customer design and delivery of products and services for the Indian market. He works mainly with large multinational customers in education, training, software and telecom. Biraj has been instrumental in growing Braahmam with a global presence. He is an authority on localization of digital learning technologies with an emphasis on multimedia. Biraj has delivered papers at Localization World, LISA, British Council Forums, CII and IIT. He has been a judge on the prestigious Brandon-Hall panel to review technically innovative e-learning products. He currently serves as an Ambassador for the Globalization and Localization Association (GALA).

JTF翻訳祭ウエダ・ユカコ(Yukako Ueda)氏
Women in Localization
Japan Chapter Manager

【プロフィール】
Yukako Ueda launched the Japan chapter of Women in Localization, non-profit organization for women working in the localization industry, in March 2015. She completed the first two events in March and July with sessions about cutting-edge technologies in collaboration with 3 other core members. Yukako is APAC Lead of Global Content Management at NetApp, responsible for the localization quality of 4 APAC languages of various types of Marketing and Product contents. Yukako began her career as a System Engineer at a Japanese IT company. For the past 20 years, she worked for Symantec, Veritas Software, Jonckers Translation & Engineering and gathered experience in localization project management, quality assurance, translation and team management.

<モデレーター>

イノウエ・ケン(Ken Inoue)氏
Global Studios Consulting
CTO

【プロフィール】
Ken Inoue comes with over 23 years of professional experience in software engineering and technologies. His experience spans across; software development, research engineering, localization, product development unit management, machine translation and localization tools development, solution program management, and sales and marketing of technology products and services. Ken started his career as a researcher of machine translation. After Ken joined Microsoft, he oversaw tons of projects in various divisions in Tokyo and Redmond, Washington. Until recently, being a part of senior leadership team in the Microsoft game and entertainment segment, Ken was supervising the international engineering teams and all the sourcing solutions for the global market coverage. Upon 20 years' work anniversary at Microsoft, Ken has decided to shift his career focus. Currently, Ken is CTO of Global Studios Consulting in Seattle, providing professional consultant services to senior leaders with various international enterprises. He holds a master of business administration from one of the Ivy League universities in Japan.

【概要】
As more and more companies are trading and communicating transnationally, the localization quality in the target customer experience will become more and more important, which is derived from language quality, culture consistency, complying local practices and regulations, and resulted to prolific international business. The core and other languages in the target countries and regions that companies support should be well prioritized and strategized for the best business result. It is also beneficial to customers of translation and localization services that those service and technology providers invariably learn how to support their international customers with appropriate level of services and understanding of market needs and insight. In this session, three professional panelists will give you enlightening ideas to those topics, each of whom assumes a leading role of localization-related international organization.

パネルディスカッションのポイント:
  • Localization - today
  • Changes we see - 3Is (industry, information technologies, in-country demand)
  • Challenges and opportunities
  • Localization - tomorrow
  • What should be done differently
  • What makes you successful
  • Q & A
【対象】
  • クライアント企業の方
  • 企業のグローバリゼーション・ローカリゼーション部マネージャーの方
  • 翻訳会社の経営者・PM・コーディネーターの方
  • 海外の業界動向に興味のある方
セッション3 14:30〜16:00(90分)
「まだ間にあう、経営者、人事担当者、翻訳者が知っておきたいマイナンバー制度」

JTF翻訳祭戸國 大介(トクニ・ダイスケ)氏
社会保険労務士事務所ライトハウス 代表
(特定社会保険労務士・産業カウンセラー)

【プロフィール】
大手旅行会社の人事部で、労務管理、採用、人事制度を担当後、EAP会社にて、企業のメンタルヘルスや労務問題予防のためのコンサルティングやセミナー講師として活動。その後、社会保険労務士事務所ライトハウスの代表に就任。社会保険労務士として10年以上の経験と年間500件以上の相談事例を活かし、企業のリスクマネジメントや労務管理全般を支援している。

【概要】
2016年1月からいよいよマイナンバー制度が始まる。マイナンバーは、国の行政機関や地方公共団体などで、社会保険、税、災害対策の分野で利用される予定である。従業員数にかかわらず企業は、従業員やその家族のマイナンバーの提示を受けて、税や社会保険の手続きを行うことになる。また、翻訳者などの外注先に報酬を支払う場合、翻訳者などのマイナンバーを支払調書に記載することになる。しかし、マイナンバー制度の開始を直前に控えて、準備が整っている企業だけではないであろう。本セミナーは、企業がこれだけは押さえたいポイントや対応しないといけないことを、わかりやすく解説するセミナーである。特に、これから準備を始める中小企業の経営者、人事担当者はもちろん、翻訳者にも役立つ内容になっている。

講演のポイント:
  • マイナンバーとは何か
  • マイナンバーが必要な手続き、罰則
  • マイナンバーが必要な書類と記載時期
  • マイナンバーの収集と本人確認、外注者の方の収集方法や時期
  • これだけは押さえたい企業の安全管理
【対象】
  • 中小企業の経営者、人事担当者
  • 翻訳者などのフリーランスの方
セッション4 16:30〜18:00(90分)
「業界創始者が語る、機械翻訳と産業翻訳の軌跡
〜四半世紀の歩みと未来への飛躍に向けて」

JTF翻訳祭長尾 真(ナガオ・マコト)氏
公益財団法人国際高等研究所 所長

【プロフィール】
1936年三重県生まれ。京都大学工学部電子工学科を卒業の後、京都大学助手、助教授を経て1973年に京都大学工学部教授。その後、第23代京都大学総長(1997〜2003年)、国立大学協会会長(2001年〜2003年)、情報通信研究機構初代理事長(2004〜2007年)、国立国会図書館長(2007〜2012年)を務める。
紫綬褒章(1997年)、文化功労章(2008年)、日本国際賞(2005年)、IEEE Emanuel R. Piore Award(1993年)、Medal of Honor(IAMT)(1997年)、ACL Lifetime Achievement Award(2003年)、レジオンドヌール勲章(2004年)ほか受賞多数。
著書として『知識と推論』(1988年)、『人工知能と人間』(1992年)、『電子図書館』(1994年)、『「わかる」とは何か』(2001年)、自伝『情報を読む力、学問する心』(2010年)など。
ほか編著として「自然言語処理」他多数。
アジア太平洋機械翻訳協会初代会長(1991年)、言語処理学会初代会長(1994年)、電子情報通信学会会長(1998年)、情報処理学会会長(1999年)、機械翻訳国際連盟初代会長(1991年)などを歴任。

JTF翻訳祭勝田 美保子(カツタ・ミホコ)氏
株式会社十印 代表取締役会長

【プロフィール】
1964年、株式会社十印を設立、代表取締役に就任。業界のパイオニアとしてテクニカルドキュメンテーションのトータルサービスを手がける。
1979年、株式会社スペシャリスト協会設立、代表取締役に就任。専門家派遣事業に参入。(2000年退任)
1989年、アトランタに現地法人十印アメリカ設立、代表取締役に就任。(1995年退任)
2005年、(株)十印と(株)十印ヒューマンフロンティア合併。代表取締役会長に就任。
1982年、任意団体として発足後の日本翻訳連盟会長(第2代)に就任。1990年に社団法人移行後、社団法人日本翻訳連盟初代会長に就任。1982年〜2006年まで24年間、日本翻訳連盟会長を務めた。
アジア太平洋機械翻訳協会では理事を経て監事を務める。

<モデレーター>

JTF翻訳祭井佐原 均(イサハラ・ヒトシ)氏
豊橋技術科学大学 教授

アジア太平洋機械翻訳協会 理事

【プロフィール】
豊橋技術科学大学情報メディア基盤センター センター長・教授。
京都大学大学院工学研究科電気工学専攻修士課程修了。博士(工学)京都大学。
通商産業省工業技術院電子技術総合研究所、郵政省通信総合研究所(現・独立行政法人情報通信研究機構)を経て、現職。科学技術振興調整費重要課題解決型研究等の推進「日中・中日言語処理技術の開発研究」総括責任者など、自然言語処理・機械翻訳の研究に従事。
アジア太平洋機械翻訳協会前会長、機械翻訳国際連盟元会長。言語資源協会理事。

JTF翻訳祭東 郁男(ヒガシ・イクオ)氏
株式会社翻訳センター 代表取締役社長、JTF会長

【プロフィール】
1961年鹿児島県生まれ。1984年京都産業大学外国語学部スペイン語専修を卒業後、近畿通信建設(株)(現 (株)ミライト・テクノロジーズに入社し、海外部にて海外通信工事支援業務、人事部にて人事・採用・教育業務を担当。1992年に(株)京都翻訳センター (現 (株)翻訳センター)に翻訳コーディネータとして入社。主に特許・医薬分野の営業を担当し、1999年取締役大阪営業部長、2000年取締役東京営業部長。2001年に代表取締役社長に就任。業界活動経歴として2004年日本翻訳連盟常務理事、同年、日本知的財産翻訳協会理事に就任。2006年には日本翻訳連盟会長に就任する。

【概要】
企業および日本国内でのグローバル化加速に伴い、翻訳・通訳需要が増加している中で、翻訳業界および機械翻訳業界の果たすべき役割も増加している。また、外国人の訪日観光客数の増加、観光庁によるMICE(※)の開催・誘致の促進、これらに加えて2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催など、さらに翻訳・通訳需要は拡大するものと期待できる。
このディスカッションでは、翻訳業界ならびに機械翻訳の創成期に携わられた先駆者の方々に、立ち上げ時の想いや苦労・成功話をお聞きし、またそれぞれの業界が現在、直面している課題についても議論しながら、未来の翻訳業界、機械翻訳のあり方について提言したい。

(※)MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。

講演のポイント:
  • 翻訳業界および機械翻訳の創成期
    ゼロから立ち上げる際の想い、きっかけ・動機
  • 機械翻訳プロジェクト:共同事業での苦労話・失敗談や成功談
  • 機械翻訳から見る翻訳業界、翻訳業界から見た機械翻訳
  • 市場環境、翻訳業界に求められていること
  • 翻訳業界・機械翻訳の進展、業界関係者への期待
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方

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<トラック4>5階:穂高 東
セッション1 9:30〜11:00(90分)
「翻訳者の皆さんに知っていただきたい、多言語ソフトウェア開発側の苦労」

JTF翻訳祭森 素樹(モリ・モトキ)氏
日本電気株式会社
生産技術・品質推進本部 エキスパート

【プロフィール】
新潟県出身。大学卒業後、地元のソフトウェア開発会社に入社、オフィス用ソフトウェアの開発に従事。1995年に米国社製ソフトウェアの日本語版開発プロジェクトでローカライズ作業を経験。その後、担当製品の欧州拡販のためにフランスに駐在し、英独仏で多言語マルチメディアシステムのインテグレーション業務を行う。
2008年からソフトウェアのローカライゼーション技術と国際化技術の情報収集と社内展開に取り組み、技術啓発セミナー及び海外向けソフトウェアの開発支援を行っている。
2009年にCATツール「Benten」を開発。2010年にLocalization Project Management Certification(The Localization Institute)を取得。

【概要】
各種のソフトウェア系の翻訳セミナー等に参加すると、終了後に翻訳者と思われる参加者から「ソフトウェアの翻訳とマニュアルの翻訳がどう違うのかやっとわかった。」といった声を聞くことがある。逆にソフトウェア開発者の側も、その多くはマニュアルの翻訳とGUIの翻訳がどう違うのかほとんど認識していない。ソフトウェア(GUIなど)翻訳では、画面に当てはめての翻訳妥当性確認テストなど、異なるスキルが求められる。
また、翻訳とローカリゼーション(L10n)も異なる概念である。ソフトウェアのL10nでは、基軸言語版の修正作業やローカライズ版のテストがこれに含まれ、そのコストは通常のL10nでは、翻訳コストを大きく上回るのが一般的である。
このセッションの目的は、ソフトウェア開発者と翻訳者の相互理解の橋渡しをして、円滑なソフトウェアL10nプロジェクトを遂行するとともに、翻訳者の皆さんが納得できるようなWin-Winの関係構築の一助となることである。

講演のポイント:
  • マニュアル翻訳とGUI翻訳の違い
  • 翻訳とソフトウェアL10nの違い
  • 一般的なソフトウェア開発側から見た翻訳者
  • 「翻訳品質も製品品質のうち」に向けた意識改革
  • 日本語原稿改善の取り組み
【対象】
  • 日本から世界へ出ていくソフトウェアを応援してくださる翻訳者の方
  • ソフトウェアL10nに興味のある方
セッション2 11:30〜13:00(90分)
「日本の多言語翻訳を支える大規模辞書データベースの活用」
(日本語での講演となります)

JTF翻訳祭春遍 雀來(ハルペン・ジャック)氏
株式会社日中韓辞典研究所 取締役社長

【プロフィール】
講師は日中韓各語とアラビア語の大規模な辞書データベースを開発し、提供している会社の取締役社長である。西ドイツに生まれ、イスラエル、フランス、ブラジル、アメリカ、日本の6カ国に移り住み、英・日・ベトナム・ヘブライ・西・独・中、他の計15ヵ国語を習得。イスラエルのキブツで漢字に魅せられ1973年に来日。漢字を体系的に学ぶ方法を考案し、外国人向けに研究社「新漢英字典」や講談社「漢英学習字典」等を編纂した。国内外で600回以上の講演を手掛けてきた。国際一輪車連盟の創立者でもある。

【概要】
近年、技術・学術・文化等の多方面において、諸外国との相互理解・交流の重要性が再認識されている。2020年の東京オリンピック開催に向け、多言語情報の需要は今後ますます高まるであろう。
IT技術の発達に伴い、多言語情報は企業から一般ユーザーまで広く活用されるようになったが、そのような技術に不可欠なのが豊富な情報を包括した辞書データベースである。講師が解説する日中韓英辞書データベースは、固有名詞・専門用語の他、日本語の語彙・異表記等も含めて約2,400万語が収録されている。中日・日中専門用語データベースは20分野もの幅広い専門用語を網羅した日中対訳辞書である。
特許翻訳を含む翻訳業務では、人間の手による翻訳と機械翻訳いずれにも有用で、作業効率と精度を格段に向上させてきた。その他、形態素解析、固有名認識、用語抽出等、自然言語処理分野における幅広い応用が可能である。

講演のポイント:
  • 多言語辞書の重要性
  • 機械翻訳と人間翻訳
  • 作業効率と精度の向上
  • 自然言語処理への幅広い応用
  • 日中韓英辞書データベースの紹介
  • 中日・日中専門用語データベースの紹介
【対象】
  • 翻訳会社の方
  • 翻訳者の方
  • 企業の多言語ドキュメントの制作担当の方
セッション3 14:30〜16:00(90分)
「次なる未来『トピック指向時代』の翻訳に挑む!
 〜DITA・CMSの導入事例から明らかとなったトピック文書翻訳のベストプラクティス〜」

JTF翻訳祭徳田 愛(トクダ・メグミ)氏
株式会社ヒューマンサイエンス
ローカリゼーション・スペシャリスト

【プロフィール】
・DITAなどのトピック指向文書の日英・多言語翻訳プロジェクトを担当。
・国内企業に向けて、翻訳の品質設計やワークフロー構築、スタイルガイド作成などのセミナー・コンサルティングを実施。
・多言語翻訳を左右する原文品質を重要視し、和文ライティング工程も担当。翻訳に適したマニュアル作成のコンサルティングを実施。

JTF翻訳祭本多 秀樹(ホンダ・ヒデキ)氏
同社
ローカリゼーション・スペシャリスト

【プロフィール】
・ローカリゼーション・スペシャリストとして、ソフトウェアの UIやマニュアル、自動車修理書、医療機器取扱説明書、工業機器などの日英・多言語翻訳プロジェクトに従事。
・日英・多言語翻訳における新たなパートナーの開拓、翻訳者への教育やトレーニングも担当。

JTF翻訳祭澤田 祐理子(サワダ・ユリコ)氏
同社
ローカリゼーション・スペシャリスト

【プロフィール】
・ソフトウェアの UI やマニュアル、工業製品の取扱説明書などの日本語版から英語版、多言語版までの翻訳プロジェクトに携わる。
・DITAを用いた翻訳プロセスにおける品質改善のためのコンサルティングも実施。
・企業に向けた翻訳品質評価や英文品質標準化のためのスタイルガイドの作成に携わり、翻訳品質設計のセミナーも担当。

【概要】
国内企業の海外進出の加速化に伴い、大量のドキュメントを英語・多言語に早く、コストを抑えて翻訳するニーズが高まっている。そうした中で、コンテンツの再利用や自動組版などの技術が注目されており、DITAやCMSなどを導入する企業も増加している。 DITAやCMSでは、1つの文書を細かいトピック(ファイル)に分割して管理する「トピック指向」という考え方が用いられるため、従来の章・節・項で構成される「ブック指向」の文書とは異なるアプローチが必要になる。
しかし、このトピック指向で必要とされるアプローチを理解せずに、従来と同じ方法やプロセスでDITAやCMSを導入してしまったがために、コスト削減や効率化という本来の目標を達成できなかったり、翻訳品質が低下してしまったりというような失敗例もよくお聞きする。
そこで、今回のセッションでは、DITAやCMSを導入している製造業メーカーなどの事例をもとに、よくある失敗例や問題点を紹介し、トピック指向の文書の制作時に必要となるプロセス構築や品質維持のためのポイントを取り上げる。

講演のポイント:
  • DITAやCMSの翻訳プロジェクトにおけるよくある失敗例
  • DITAやCMSなどを導入した企業が翻訳プロセスで抱えている問題
  • ブック指向(従来のドキュメント作成)とトピック指向の違い
  • トピック指向が向いているケースと向いていないケース
  • 翻訳展開を見据えた日本語版設計と執筆
  • 品質を維持して、効率化を実現する翻訳プロセス構築の指針
  • 翻訳品質基準設定やスタイルガイド作成時のポイント
  • トピック指向文書の翻訳プロジェクト事例
【対象】
  • 企業のマニュアル制作・翻訳担当、品質管理部門の方
  • 現状のマニュアル制作・翻訳(品質、管理プロセス、ワークフロー)に課題をお持ちの方
  • DITA・CMSの導入をご検討中の方、DITA・CMSを導入済だがマニュアル制作・翻訳に課題を抱えている方
  • 翻訳会社の方
セッション4 16:30〜18:00(90分)
「ASEAN市場の翻訳動向」
(日本語での講演となります)

JTF翻訳祭毛塚 智彦(ケヅカ・トモヒコ)氏
サイトエンジン株式会社 代表取締役

【プロフィール】
1985年 埼玉県東松山市生まれ
2007年 早稲田大学理工学部経営システム工学科卒業
2008年 東京でサイトエンジン株式会社を設立。ウェブマーケティング事業
2010年 タイのバンコクでユニモン株式会社を設立。東南アジア向け言語の翻訳・通訳事業
2015年 インドネシアのジャカルタにてオフィスを開設。法人設立準備中

JTF翻訳祭グエン・ミン・ヴィエト(NGUYEN MINH VIET)氏
グリーンサン・グループ 会長

【プロフィール】
1977年 ベトナム・ハノイ生まれ。
1996年〜2003年 日本留学。東京工業大学情報工学科卒業。
2003年〜2005年 在ベトナム日系大手ソフトウェア企業にてソフトウェア開発プロジェクトマネージャーとして勤務。
2005年 グリーンサン・ソフトウェア社設立。日本向けソフトウェア開発事業。
2007年 日本向け翻訳事業立ち上げ。
2009年 グリーンサン・コンテンツ社設立。日本向け東南アジア言語翻訳事業。
2009年 Asoft社買収。ベトナム中小企業向けERPパッケージ事業。

【概要】
<第1部:毛塚氏>
「インバウンド観光のためのタイ語、インドネシア語翻訳
 〜急増する東南アジアからの観光客を集客、おもてなしするときに抑えておきたいポイント〜」

非常に早いペースで訪日外国人観光客が増加している。2014年に約1,300万人だったものが、2015年は1月から7月までの累計で1,106万人、7月単月では191万8千人と、年間2,000万人を突破する見込みとなっている。
このような状況の中、多くの企業が中国人の爆買いに注目して対応を進めている。しかしながら、中国語、韓国語、英語には対応しているが、その他の言語にはまだ対応していない企業が多い。ビザの緩和や平均所得の上昇などの影響によりタイ、インドネシアなどの東南アジアからの観光客が急増しているため、タイ語やインドネシア語にも対応することでより多くの訪日観光客を集客できる。
今回、サイトエンジン株式会社代表の毛塚氏が自治体や企業のインバウンド観光に関する翻訳やマーケティング支援で培ったノウハウについて講演する。

講演のポイント:
  • インバンド観光における東南アジアの伸び
    なぜタイとインドネシアなのか
    すでに急増しているタイ人観光客
    東南アジアの人口圧倒的1位で今後の伸びが期待できるインドネシア
  • タイ語の翻訳で注意したいポイント
  • インドネシア語の翻訳で意識しておきたいこと
  • 翻訳だけでは不十分、外国人に見つけてもらうために抑えておきたいこと
  • 市場の大きさがわかる英語や中国語と、東南アジア言語の現在の情報格差
  • インバウンド観光とそれにかかわる翻訳のマーケットが今後も伸び続ける理由

【概要】
<第2部:ヴィエト氏>
「急成長のCMLV翻訳:ベトナム・ラオス・クメール・ミャンマー」

2020東京オリンピック向けに日本はこれから国際化になっていく。翻訳業界はその波に乗り、成長していく。今まで、China+1で、定番である日英中韓翻訳は除々にアジア言語にシフトしていく。そして、Thai+1やCMLVと言った新しい概念がこの数年発生してきた。東南アジア言語翻訳市場はマイナ市場からメージャーな市場になってきた。我々日本の翻訳業界はそれに対してどのような動きを取っているのだろうか。
今回、25周年記念JTF翻訳祭では、「ASEAN市場の翻訳動向」というテーマで、ベトナムにおける日本向けアジア言語専門最大手翻訳会社グリーンサン社会長のヴィエト氏が講演する。東南アジアの終わりなき革新のパイオニアを目指せ。〜Bringing South East Asia to the World〜

講演のポイント:
  • 日本・ASEANの国交・経済交流背景
    2020東京オリンピックの影響
    China+1からThai+1へ
  • 2015年現在の最新市場動向
    今までの主要言語:中・韓の動向
    CMLV:ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアの翻訳市場動向
  • 直近の東南アジア言語翻訳を必要とするお客様
  • リソース確保
  • CMLV言語の特徴、CMLV翻訳の注意点、CMLVのローカライゼーション
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方
  • クライアント企業の方
  • 訪日外国人観光客の集客やおもてなしを検討している事業者の方
  • インバウンド観光に関連したお仕事をされている方

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<トラック5>6階:阿蘇 西
セッション1 パネルディスカッションE 9:30〜11:00(90分)
Pathways to Developing a Translation Specialty
(英語と日本語での講演となります。どちらの言語でも質問を歓迎します。)

<パネリスト>

JTF翻訳祭斉藤 亜紀良(Akira Saito)氏
株式会社田辺アールアンドディー・サービス 文献情報部主幹

【プロフィール】
Akira Saito was born in Tokyo and lived there until receiving a Doctoral degree in pharmaceutical sciences (Univ. of Tokyo). He has been engaged in pharmacology research activities in academia (Southern Illinois Univ., USA, and Univ. of Tsukuba, Japan) and industry (Mitsubishi Tanabe Pharma, Japan). Mr. Saito stresses that, “pharmacology deals with drug effects. In drug discovery and development, a new drug should be better than the placebo in efficacy. Do not underestimate the achievement of placebo groups. Remember, Dumbo flies with the placebo power of the ‘magic feather’ that Timothy gave him.”

JTF翻訳祭時國 滋夫(George Tokikuni)氏
日英・英日特許翻訳者

【プロフィール】
George Tokikuni has been working in the translation world since 1988, first as a technical translator and later as a patent translator in electronics, which he learned while working for a Japanese electric company for nine years. He also teaches English at universities and patent translation when asked. His hobbies include playing tennis, jogging, and going skiing.

JTF翻訳祭ローソン・キャロル(Carol Lawson)氏
Legal Communications Japan 代表

【プロフィール】
Carol Lawson serves as the Chair of JATLAW, the legal translation chapter of the Japan Association of Translators and is currently undertaking a Ph.D. in Japanese law at the Australian National University.
She has recently completed four years as part of Australia’s translator accreditation (NAATI) Japanese Examiner Panel, and taught Japanese to English legal translation to final semester students completing the University of Queensland Masters in Japanese Interpreting and Translating (MAJIT) for ten years, while also teaching comparative legal writing at Nagoya University for four years. She has translated a thousand Japanese case reports. Ms. Lawson holds Masters’ degrees in Japanese law and translation studies, and is qualified to practice law in Australia.

<モデレーター>

JTF翻訳祭トンプキンス・ベン(Ben Tompkins)氏
Tompkins Biomedical Communications K.K.
Owner and Head Translator

【プロフィール】
Ben Tompkins lives in beautiful Fukuoka, Japan, where he began translating professionally in 1994. Ben specializes in pharmaceutical and biomedical translation. He owns Tompkins Biomedical Communications, a provider of translation and other language services to pharmaceutical companies, research organizations, and universities. Ben serves as Vice President of the Japan Association of Translators (JAT) and has helped organize three IJET conferences in and outside Japan.

【概要】
Would you like to specialise in a particular type of translation to differentiate yourself from the crowd, earn better rates and do more interesting work, but don’t know how to develop a specialty? This panel of veteran pharmaceutical, legal and patent translators will offer advice on how to choose and hone your specialty over time and discuss the benefits that flow from focusing your translation career on your area of technical strength.

講演のポイント:
  • Consider the challenges and rewards of these specializations
  • Learn how to better comprehend the source text
  • Learn how to identify the correct field-specific terminology and wording
  • Identify how and where to acquire basic technical knowledge
  • Develop strategies for marketing your services in Japanese (primarily for J-E translators)
  • Consider how to develop a network of associates with diverse linguistic and technical backgrounds

企画協力:日本翻訳者協会(JAT)

【対象】
  • J-to-E translators
セッション2 11:30〜13:00(90分)
Lessons Learned from Translating Literature for Children and Young Adults
(英語での講演となりますが、日本語での質問も歓迎します)

JTF翻訳祭平野 キャシー(Cathy Hirano)氏
日英文芸翻訳家

【プロフィール】
Originally from Canada, Cathy Hirano came to Japan in 1978. After studying Japanese language for a year in Kyoto while teaching English, she majored in cultural anthropology at International Christian University in Tokyo. Upon graduating, she worked as an in-house translator for a Japanese engineering firm for 3 years preparing project reports in English. In 1987, she moved with her Japanese husband to Kagawa and has been working as a freelance translator ever since in a variety of fields. While raising two children, she began translating Japanese literature for children and young adults. Her translations of Nahoko Uehashi and Kazumi Yumoto's work have received several awards. In 2015, her translation of The Life-Changing Magic of Tidying Up by Marie Kondo topped the bestseller list in the US, the UK and Canada.

【概要】
How does a translator help an award-winning author of children’s and young adult (YA) literature in Japanese become an award-winning author in English and recipient of the Hans Christian Andersen Award (the ‘Nobel Prize’ of children’s literature)?
How does a runaway bestseller about tidying in Japan become a runaway bestseller in English?
Cathy doesn’t actually know the answers to these questions and is still rather surprised by these events herself. However, she will look at why translating children’s literature and books on tidying is important, regardless of whether or not they are a commercial success. She will also share things to look for when translating a text that can help to get the spirit of the author and the story across, despite some major cultural gaps. To demonstrate, she will present specific problems that arose in texts she has translated and invite the participants to think about solutions while also sharing her own solutions and the reasoning behind them.

講演のポイント:
  • Capturing the voice
  • Catching cultural assumptions
  • Conveying cultural background unobtrusively
  • Working with the author or Japanese editor
  • Working with the English-language editor
  • Barriers for translators of children’s/YA literature into English

企画協力:日本翻訳者協会(JAT)

【対象】
  • J-to-E translators and anyone interested in translating children’s literature
    (Talk will be in English but questions in Japanese are welcome.)
セッション3 14:30〜16:00(90分)
Information Security for Translators
(英語での講演となりますが、日本語での質問も歓迎します)

JTF翻訳祭アレックス・ガーフィット(Alex Garfitt)氏
Translation Business Systems Japan株式会社
最高情報責任者・英国担当マネジャー

【プロフィール】
Alex has more than a decade of software consultancy experience. He has been the manager and on-site senior consultant for major projects such as redesigning a flagship FSA compliance tool for mortgage intermediaries, and development on the largest ‘e-counting’ project in the UK covering three elections (London Mayor, London Assembly, and European Parliament). Alex speaks Japanese, and from 2007 to 2009 he lived in Japan working for a major translation company.

JTF翻訳祭ジェフ・チャップマン(Jeff Chapman)氏
日英翻訳者

【プロフィール】
Originally from Denver, Colorado in the United States, Jeff studied and worked in the music industry in Los Angeles before coming to Hamamatsu, Japan in 1993. Now based out of Iwakura city in Aichi prefecture, Jeff offers translation, editing and Web project support to a wide range of clients in the automotive, music, and technical sectors. He has seen “both sides of the coin” with over two decades of experience at a printing and multimedia firm in Japan.
Jeff’s previous and current projects range the gamut from automotive companies such as Toyota Motor Corporation, Volkswagen Group Japan and Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd.; to electronics manufacturers such as Denso Corporation, Maspro Denkoh Corp. and Welcat Inc.; and clients as diverse as Chubu Centrair International Airport, Kyoto University and Yamaha Corporation.
Jeff enjoys cycling, writing and recording music… and a good soak in the hot springs when the opportunity presents itself.

【概要】
This presentation begins with an overview of the information security (InfoSec) landscape. We will look at the value of information that translators hold; the forces that may wish to appropriate, restrict or interfere with that information: and where translation agencies―and by extension, translators―fit in. We will touch on legal, regulatory and ethical considerations as applied to InfoSec, and also consider the potential fallout for you and your agency should an incident occur.
Participants will learn about the specific demands on translators to keep their information secure, examples of practical InfoSec measures for translators, and what to avoid. We plan to cover topics such as cloud-based information security; physical information security (minimizing the risk of theft, encryption, and backups); email based scams and responding to social media invitations; staying secure with mobile data; and the security implications of online machine translation (MT) services. We will finish by opening up the floor to questions.

講演のポイント:
  • Overview of InfoSec landscape and where agencies and translators fit in
  • Legal, regulatory and ethical obligations
  • Potential fallout from an InfoSec incident
  • Demands on translators
  • Practical measures and pitfalls
  • Other related technologies

企画協力:日本翻訳者協会(JAT)

【対象】
  • Freelance translators
  • Agencies
    (Talk will be in English but questions in Japanese are welcome.)
セッション4 16:30〜18:00(90分)
To PC or not to PC: Handling Racially Sensitive Matters and other Problems in Translation
PCは守るべきか、避けるべきか〜人種差別につながる表現など、翻訳における厄介な問題〜
(英語での講演となりますが、日本語での質問も歓迎します)

JTF翻訳祭カーペンター・ジュリエット(Juliet Carpenter)氏
日英文芸翻訳家、同志社女子大学 表象文化学部英語英文学科 特任教授

【プロフィール】
Juliet Carpenter is a J-E translator who teaches translation at Doshisha Women's College of Liberal Arts in Kyoto. Last year was a banner year in which A True Novel, her translation of Minae Mizumura's『本格小説』, was honored with the Japan-U.S. Friendship Commission Prize for the Translation of Japanese Literature and three other awards. Clouds above the Hill, a translation of Shiba Ryotaro's『坂の上の雲』of which she did half, was also awarded the 50th Japan Translation Publishing Culture Prize. She is currently working on two other Mizumura novels amid various projects, and dreaming of retirement in a couple of years…from teaching, never from translating!
*Please note that in English, Mizumura prefers her name to be written in this order rather than last name first.

【概要】
One of the most pernicious problems a translator can face is having to translate something that contains potentially controversial references to race, gender, or other hot-button issues in our contemporary world. Discussion of such issues from multiple perspectives is important, but without due caution, the translation can end up spreading misunderstanding rather than light. As one example, Japanese novelists are unself-consciously fond of describing beautiful skin as "white" and less attractive skin as "black." Should the translator blur this, changing the words to synonyms such as "creamy" and "swarthy"? What other problems and choices occur?
In this presentation I will discuss an as-yet-unpublished excerpt from Minae Mizumura’s Shishosetsu from left to right (『私小説from left to right』水村美苗作)in which Mizumura reminisces about her sister's blind date in America--a source of happy daydreams until the day finally came and she discovered her date was (gasp) Korean. The reason for the shock both sisters felt is not what we think, but readers will be on high alert. The passage is important as it allows us to look through someone else's eyes at race issues in America and elsewhere. I will discuss strategies I used, and how I worked with Mizumura to fill in background and otherwise make the English translation as readable and illuminating as possible.

講演のポイント:
  • (in no particular order) literary translation, race prejudice, immigrants in America, anticipating reader reaction, I-novel, author collaboration
    (Talk will be in English but questions in Japanese are welcome.)
【対象】
  • anyone interested in J-E literary translation
    (Talk will be in English but questions in Japanese are welcome.)

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<トラック6>6階:阿蘇 東
セッション1 9:30〜11:00(90分)
Why Localization Is More Important than Ever to Japanese Companies
(英語での講演となります)

JTF翻訳祭ドン・デパルマ(Donald A. DePalma, Ph.D)氏
Common Sense Advisory 創設者・最高戦略責任者

【プロフィール】
Don DePalma has more than 30 years of experience in the fields of technology, language services, and market research. As Common Sense Advisory's founder, he is responsible for launching and developing the preeminent market research firm in the language services sector. As the company's chief strategist, Don serves as an incubator for new ideas and projects that support the organization's vision and growth. He drives strategic decisions affecting the future direction of the research and consulting services. Prior to founding CSA Research, he co-founded Interbase Software, served as vice president of corporate strategy at translation technology supplier Idiom Technologies, and was one of the first analysts at Forrester Research. While at Forrester, Don launched the firm's coverage of various sectors, including content management, application development for strategic internet systems, digital marketing technologies and customer relationship management, and business globalization. His book, Business without Borders, is widely used at university and business training courses. Don holds a PhD in Linguistics from Brown University with specializations in generative grammar, computational linguistics, and the historical phonology of Slavic languages. He has also studied at Moscow State University and Moscow Linguistic University in Russia, Univerzita Karlova in the Czech Republic, and ELISA in Costa Rica.

【概要】
Language as a business process outsourcing service is a global industry that annually generates tens of billions of dollars in revenue. In this presentation, Dr. DePalma describes the “business of language” and analyzes five trends in the areas of demand, supply and competition, technology, quality, and investment. Drawing on CSA Research’s analysis of the market since 2002, he discusses near-term, intermediate, and long-term shifts that affect both buyers and suppliers. He will share data about the industry in the world’s regions, the distribution of language services, and the industries which consume the most language services. Buyers of translation and localization services will benefit from his analysis of market opportunities and requirements, while language service providers and translation technology developers will learn how they can support their customers with services, consulting, and insight.

講演のポイント:
  • Discussion of translation as a business process outsourcing (BPO) service
  • Analysis of why the BPO viewpoint is important
  • Review of shifts in the language services market that affect buyers and suppliers
  • Overview of which language services are the most in demand
  • Outline which industries buy the most language services
  • The importance of differentiation in this growing market
【対象】
  • All levels within the language services industry
セッション2 11:30〜13:00(90分)
「英日・日英特許翻訳者の入口とその一歩先」

JTF翻訳祭芥川 伸一(アクタガワ・シンイチ)氏
株式会社サン・フレア 知財商品保証部 本部長代理

【プロフィール】
株式会社サン・フレアの翻訳検定試験(TQE)に合格後、株式会社サン・フレアのプロ翻訳者養成を目的とした研修システムであるOJTにて特許翻訳の専門的なトレーニングを受け、特許翻訳者として主に電機分野の特許明細書の英日翻訳を開始。
2005年株式会社サン・フレアに入社。社内の品質管理担当として、約10年にわたり主に電機分野の特許翻訳チェックに従事。

【概要】
企業活動のグローバル化の進展により、世界的な特許出願件数は増加傾向にあり、我が国においても海外への特許出願は上昇基調にある。翻訳の観点でいうと、特許翻訳は産業翻訳の中でも特出して需要が旺盛であり、優秀な特許翻訳者の必要性がますます高まっている。特許翻訳のニーズは依然として高い。このような背景の中、主に特許翻訳に対して漠然としたイメージを抱いている方に、特許翻訳者になる前と、なってからの心得について、できるだけ実務に即した形で解説する。また、英日・日英の両方向の翻訳について、翻訳者に求められている各種要素が明確に伝わるように、まず翻訳トライアルの受験対策から話を始め、トライアル合格後の翻訳会社との付き合い方や、どのような考え方で翻訳者として歩んでいったらよいかについて、特許翻訳の実績が豊富な翻訳会社のチェッカーの立場から助言を行う。

講演のポイント:
  • 翻訳トライアル受験時の注意点
    翻訳時に気を付けること
    見直しのポイント
    翻訳コメントの書き方
    採点のポイント
  • 特許翻訳実務について
    実務で求められる品質水準
    実際の翻訳指示
    翻訳会社とのコミュニケーション
    フィードバックの位置付けと活用法
    翻訳スピードと品質
【対象】
  • 特許翻訳者を目指している方
  • 特許翻訳に興味のある方
  • 翻訳会社のコーディネーター・チェッカーの方
セッション3 14:30〜16:00(90分)
14:30〜15:15(45分) 第1部:「翻訳業のイノベーション 〜変化をチャンスに構造転換する創造力〜」
15:15〜16:00(45分) 第2部:「クールジャパン戦略で海外需要を創造する
〜日本のコンテンツ産業の海外展開とローカライズ〜」

JTF翻訳祭米倉 誠一郎(ヨネクラ・セイイチロウ)氏
一橋大学イノベーション研究センター教授

アカデミーヒルズ日本元気塾塾長

【プロフィール】
1953年東京生まれ。アーク都市塾塾長を経て、2009年より日本元気塾塾長。一橋大学社会学部、経済学部卒業。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得(PhD.)。
1995年一橋大学商学部産業経営研究所教授、97年より同大学イノベーション研究センター教授。2012年〜2014年はプレトリア大学GIBS日本研究センター所長を兼務。
現在、一橋大学の他に、Japan-Somaliland Open University学長をも務める。また、2001年より『一橋ビジネスレビュー』編集委員長を兼任している。
イノベーションを核とした企業の経営戦略と発展プロセス、組織の史的研究を専門とし、多くの経営者から熱い支持を受けている。 著書は、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』『脱カリスマ時代のリーダー論』『経営革命の構造』『2枚目の名刺 未来を変える働き方』『オープン・イノベーションのマネジメント』など多数。

JTF翻訳祭頼高 画也(ヨリタカ・カクヤ)氏
クールジャパン機構 エグゼクティブディレクター

【プロフィール】
官民ファンド クールジャパン機構((株)海外需要開拓支援機構) 投資戦略グループ メディア・コンテンツチーム エグゼクティブ・ディレクター。機構の投資先であるSDI Media GroupおよびWAKUWAKU JAPAN株式会社の取締役も兼ねる。
2007年より、経営コンサルティング会社 A.T.カーニーにて、メディア・コンテンツ、消費財・小売業界を担当。2010年には経済産業省「日本の文化産業のグローバル戦略(現在のクール・ジャパン戦略)」「日本のコンテンツ産業のグローバル戦略」等のプロジェクトも担当。A.T.カーニー以前は、広告会社 電通に勤務。
一橋大学卒、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院卒(MBA)。2014年より現職。

【概要】
<第1部:米倉氏>14:30〜15:15(45分)
「翻訳業のイノベーション 〜変化をチャンスに構造転換する創造力〜」

世界の技術や市場はものすごいスピードで変化している。その変化に創造的に対応することが、まさにイノベーションである。変化に単純に対応していたのでは、溢れる情報と進化し続ける技術に翻弄されてしまう。そこで考え方を大胆にパラダイムチェンジして、変化をチャンスに構造転換していく創造力が重要となってくる。そして、そのためには自分たちのビジネスを「翻訳業」などと狭く定義しないことが重要となる。本講演では、イノベーションとパラダイムチェンジについて、さまざまな事例を基に考えてみたいと思っている。

講演のポイント:
  • 世界の技術・市場は想像を超える速さで変化している
  • 変化に対応することこそがイノベーションである
  • 考え方を大胆に変えること、変化をチャンスに変えること創造力が必要
  • 「翻訳業」といった狭い定義から脱することが必要
  • さまざまな事例から考えてみたい

【概要】
<第2部:頼高氏>15:15〜16:00(45分)
「クールジャパン戦略で海外需要を創造する 〜日本のコンテンツ産業の海外展開とローカライズ〜」

クールジャパン機構は日本政府の「クールジャパン戦略」の一環として、2013年11月、日本の魅力ある商品・サービスの海外需要開拓を支援・促進する官民ファンドとして設立された。「日本の魅力(クールジャパン)」を事業化し、海外需要の獲得につなげるため、「メディア・コンテンツ」、「食・サービス(インバウンド)」、「ライフスタイル」をはじめとする様々な分野でリスクマネーの供給を行う。現時点(15年9月末)までに12件の投資を実施している。
今回の講演では、機構の投資方針を解説するとともに、世界最大の映像ローカライズ会社SDI Media(米)への出資をはじめとするメディア・コンテンツ分野の投資事例をご紹介し、今後のローカライズニーズについても展望してみたい。

講演のポイント:
  • クールジャパン機構設立の背景・狙いと海外展開支援のスキーム
  • クールジャパン機構の投資基準や支援の流れ
  • メディア・コンテンツ分野の方針
  • 投資案件のご紹介(メディアコンテンツ分野を中心に)
  • 拡大するローカライズニーズについての展望
【対象】
  • 翻訳会社の経営者・経営幹部の方
  • コンテンツ産業の動向や今後の展望について関心のある方
セッション4 16:30〜18:00(90分)
「Plain Legal Englishと、その英文就業規則への応用」
(英語と日本語での講演となります)

JTF翻訳祭ローソン・キャロル(Carol Lawson)氏
Legal Communications Japan 代表

【プロフィール】
Carol Lawson serves as the Chair of JATLAW, the legal translation chapter of the Japan Association of Translators and is currently undertaking a Ph.D. in Japanese law at the Australian National University.
She has recently completed four years as part of Australia’s translator accreditation (NAATI) Japanese Examiner Panel, and taught Japanese to English legal translation to final semester students completing the University of Queensland Masters in Japanese Interpreting and Translating (MAJIT) for ten years, while also teaching comparative legal writing at Nagoya University for four years. She has translated a thousand Japanese case reports. Ms. Lawson holds Masters’ degrees in Japanese law and translation studies, and is qualified to practice law in Australia.

JTF翻訳祭倉田 哲郎(クラタ・テツロウ)氏
倉田国際労務管理事務所所長、特定社会保険労務士

【プロフィール】
横浜市立大学商学部卒業
倉田国際労務管理事務所所長 特定社会保険労務士
淑徳大学経営学部 兼任講師
日本中小企業ベンチャービジネスコンソーシアム副会長
東京都社会保険労務士会自主研究会「国際労務研究会」代表
米国の大手企業、ITコンサルティング会社などに勤務。現在は、外資系企業・団体をクライアントとして、労務顧問、外国企業の日本での新規事業立ち上げ、英文就業規則作成などに注力。豊富な国際経験を生かし、言語の壁を越えた社労士業務サービスを提供している。
主な著書:
(1)労務コンプライアンスのための就業規則Q&A (共著) 新日本法規出版(株)
(2)人事労務管理 課題解決ハンドブック (共著) 東京都社会保険労務士会編 日本経済新聞出版社
(3)「今、あなたが内定をもらったら、20代の働くルール58」(共著)株式会社ビーケイシー
(4)わかりやすい語法による英文就業規則の作り方 (株)日本法令

【概要】
Plain Legal Englishは、文の情報、伝えるべきことをそのままに、内容を省略することなく、文章を短く、簡潔に、そして分かりやすい表現で記述する書き方である。Plain Legal Englishはまた、読む人全てが、当事者の権利、義務を早く、よく理解できるようにするためのものである。
本講演ではあいまいで難解な言葉を多用するlegaleseといわれる伝統的な、古い法律英語の書き方に固執せず、新しい、だれにでもわかりやすいplain legal Englishという手法の概略と、その手法を使った英文就業規則の作り方を解説する。会社をはじめ、人を雇用するあらゆる組織において、就業規則は雇用関係にかかわる根幹的な文書といえる。就業規則は、採用に始まり、労働時間、休日休暇などの労働条件、従業員の守るべき義務、退職までの様々なシーンにおいて、重要なルールとしての役割を果たすものである。
今回の講演者であるCarol Lawson氏と倉田哲郎氏は、それぞれ、plain legal Englishと就業規則の専門家であり、法律翻訳に携わる方、人事担当者、外国人を雇用する企業・団体の担当者向けに、専門家によるわかりやすい解説をする。

講演のポイント:
  • Plain legal Englishとは何か
  • Plain legal Englishの歴史
  • Plain legal Englishの実際の応用例
  • 英文就業規則への応用
  • 就業規則の重要性とその役割
  • 英文就業規則の条文の紹介
【対象】
  • 法律・契約書関係の翻訳者の方
  • 企業・団体の法務・人事労務担当者の方
  • 社会保険労務士の方

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<プレゼン・製品説明コーナー>3階:富士 東【入場無料/事前登録不要】
セッション1 9:30〜10:30(60分)
「memoQ/memoQ serverのご紹介
 ― 柔軟性に富み生産効率を高める機能および導入事例のご紹介」

JTF翻訳祭三浦 陽(ミウラ・ヨウ)氏
Kilgray Translation Technologies カスタマーサポート

【プロフィール】
Kilgray Translation Technologies社ブダペストオフィスにてカスタマーサポートを担当。前職の翻訳会社でのプロジェクトマネージャーおよびローカライズエンジニアとしての経験を活かし、顧客に効率的なワークフローの提案、ドキュメントインポート用フィルタ作成なども行う。

【概要】
生産効率を高める機能をさらに追加した翻訳支援ツールmemoQ 2015およびmemoQ server 2015の機能紹介。memoQは様々な形式の文書を翻訳できるだけでなく、他社ツールで作成された翻訳プロジェクトを翻訳することもできる。さらにブラウザー上でプロジェクト管理や翻訳作業を行う柔軟性も備えている。また、プロジェクトテンプレートによる翻訳プロジェクト作成、プロセスの自動化で作業効率を高めることができる。これらmemoQ/memoQ serverの優れた機能を説明するとともに、memoQ serverを導入した翻訳会社より導入経緯、利点、ワークフローなどを説明いただく。翻訳作業の効率化を検討されている翻訳者様、翻訳プロジェクト管理者様およびサーバーソリューションの導入を検討しておられる翻訳会社様にぜひご覧になっていただきたい。

プレゼンのポイント:
  • memoQの基本概要
  • memoQ 2015の新機能
  • 様々なドキュメントに対応したファイルフィルターの紹介
  • 他社の翻訳支援ツールとの互換性
  • プロジェクトテンプレートを使用した翻訳プロジェクト作成・プロセスの自動化
  • memoQ serverの導入事例の紹介
  • memoQ serverを使用する利点
  • memoQ serverを使ったオンラインプロジェクトのワークフローの紹介
【対象】
  • 翻訳者および翻訳レビュー担当者の方
  • 翻訳プロジェクト管理者の方
  • 翻訳発注者の方
セッション2 10:45〜11:45(60分)
「SDL Trados Studio 2015新機能の説明」

JTF翻訳祭佐藤 弦(サトウ・ゲン)氏
SDLジャパン株式会社 シニア セールス エグゼクティブ

【プロフィール】
1999年から外資系翻訳会社で、翻訳業務、レビュー業務、部門管理、外部リソース管理などの職を経験。2009年にSDLジャパンに入社し、SDL Trados Studio、SDL Studio GroupShare、SDL WorldServer、SDL BeGlobalなどの、マニュアル制作会社、翻訳会社への紹介を担当している。

【概要】
今年の6月末にリリースされたSDL Trados Studio 2015の新機能を解説する。SDL Trados Studio 2015は、これまでのSDL Trados Studioを踏襲しながら、数多くの新機能を搭載している。すべての新機能が、ユーザーからのフィードバックを元にした実践的なものである。今回のセッションでは、その一つ一つを実機によるデモを交えながら紹介する。

プレゼンのポイント:
  • 画像PDFの対応
  • 対訳形式Excelの翻訳
  • DTP時の修正を翻訳メモリに自動反映
  • ブックマーク機能
  • UI言語の追加
  • シンボルの挿入
【対象】
  • 翻訳者の方
  • 校閲者の方
  • 翻訳コーディネーターの方
  • 翻訳営業職員の方
セッション3 12:00〜13:00(60分)
Efficient Translation Project Management with Plunet BusinessManager

JTF翻訳祭Bastian Enners氏
Plunet GmbH
Head of Sales Europe、New Business Development Manager

【プロフィール】
Bastian Enners is the Director of Sales and New Business Development at Plunet Berlin. Mr. Enners has a degree in Business Management from the University of Würzburg, Germany. He has more than 15 years of experience in successful enterprise software marketing and consults companies on process automation and optimization.

【概要】
Plunet BusinessManager is the market‐leading business and translation management system for the translation and localization industry. The web‐based Plunet software offers language service providers and translation departments a powerful and flexible solution. Plunet integrates translation software, financial accounting tools and can be adapted to individual company structures and processes. Basic functions include quote, order and invoice management, comprehensive financial reports, flexible job and translation workflow management as well as deadline, document and customer relationship management.

プレゼンのポイント:
  • Contact Management (Customers & Vendors)
  • Request, Quote & Order Management
  • Creating and Monitoring of Translation Management Workflows
  • Invoice Management & Reporting
  • Financial & Productivity Reports
【対象】
  • Project Managers, Coordinators
  • CEO, CTO, COO
  • Administrators, Vendor Managers
セッション4 13:30〜14:30(60分)
「多言語ドキュメント制作管理ソフトウェア『Author-it』のご紹介
 〜CMSによる多言語コンテンツのワンソースマルチユース〜」

JTF翻訳祭本多 利光氏(ホンダ・トシミツ)氏
アイ・ディー・エー株式会社
ソリューション事業部 ディレクター

【プロフィール】
アイ・ディー・エー株式会社のソリューション事業部にて、ソフトウェア「Author-it」(開発、販売元Author-it社)のマーケティング、プロモーション計画立案、実行管理を担当。自社WEBサイト、プロモーション資料の企画制作。Author-it社の製品紹介用英語コンテンツの日本語ローカライズ実行管理。その他、多言語WEBサイトの構築ディレクション、企画・制作。

【概要】
製品の海外輸出、外国人へのサービスの訴求など、業種を問わず多言語ドキュメント、多言語コンテンツのニーズがますます高まっている。特に、印刷マニュアル、オンラインマニュアル、社内規約、WEBサイトなど様々なメディアで拡大する多言語展開には効率的なツールの活用が欠かせない。その中で、制作・運用での大幅なコストダウンとスピードアップを実現するツールとして多言語対応のCMSが注目を集めている。
今回はワンソースマルチユースを実現するドキュメント一括管理システム「「Author-it」」を例に、どのようにして多言語展開の効率化を図ることが出来るのかを紹介する。

プレゼンのポイント:
  • 多言語マニュアルの多言語展開における課題
  • ドキュメント一括管理システム「Author-it」のご紹介
  • 多言語コンテンツ管理と改定時の差分の抽出
  • ワンソースマルチユース
【対象】
  • 多言語マニュアル制作の効率化・コスト削減を課題としてお持ちの方
  • 最新のドキュメント作成用CMSの動向に興味がある方
  • 各業種で多言語ドキュメントの制作担当の方
セッション5 14:45〜15:45(60分)
「特許情報における機械翻訳と機械翻訳ベースのマニュアル翻訳
 〜最高レベルに昇華させた機械翻訳・PatSpreadシステムのご紹介〜」

JTF翻訳祭小川 公人(オガワ・キミト)氏
株式会社プロパティ 代表取締役

【プロフィール】
株式会社サンエム(特許調査会社)の取締役を経て、1996年に株式会社プロパティを設立、2004年頃から中国に進出し、本質有限公司を設立、今日に至る。自身は、翻訳業務の他、特許庁、民間企業からの委託による技術調査の実務を経験し、著書に「特許Q&A大全集(情報機構)」、論文に「グローバル時代の海外特許戦略(開発工学会)」等がある。現在は、東洋大学の非常勤講師なども勤める。

JTF翻訳祭本間 奬(ホンマ・ススム)氏
日本特許翻訳株式会社 代表取締役

【プロフィール】
富士ゼロックスで特許情報検索システムDocuPat、住商情報システムStarPatの事業を展開、その後日本発明資料(株)にて英日・中日翻訳システムMT Plusを開発、特許庁中国実案抄録翻訳事業に採用され、100万件以上J-PlatPatで利用されている。

【概要】
特許のグローバル戦略の要となる外国特許調査では多言語の翻訳が必要とされる。日本特許翻訳(株)の代表が開発した統計的機械翻訳エンジン用自動プリ・ポストエンジンMTPlusは、英日翻訳のみならず中日・独日・仏日・韓日に言語を拡張した。あわせて特許公報xmlの各種タグ情報を見やすく表示させるため、独自レイアウト用のxmlに変換してpdf出力を行う外国公報の日本語明細書PatSpreadを開発した。USP/CN/EP/PCTなど主要外国特許庁から発行される外国語公報の日本語化に対応し、インターネットからいつでも取得可能である。企業にとって重要特許で判断が必要となるシーンでは、PatSpread中の重要段落番号を指定してその指定段落のみプロフェッショナルによる翻訳を行い、該当段落をマニュアル翻訳で置き換えたプロ翻訳サービスも提供される。高精度な機械翻訳で技術内容が把握されれば、全公報中判断に必要となる段落は限定されるため、従来の数十分の1のコストで迅速に重要特許の翻訳公報を入手できるため、その利用価値は大きい。

プレゼンのポイント:
  • 出願のための特許明細書翻訳とは異なる特許情報の翻訳ニーズ
  • 外国特許調査における多言語翻訳の必要性
  • 外国特許調査における機械翻訳の有用性
  • 特許の機械翻訳の課題要件:自動翻訳・高精度多言語化・公報XML対応・特許特有の表現への対応
  • 特許に特化した国内最高翻訳精度
  • PatSpreadシステムの概要
  • PatSpreadシステムサービス導入の利点とその活用術
【対象】
  • 企業知財部の方
  • 翻訳事業者の方
  • 翻訳者の方
セッション6 16:00〜17:00(60分)
「クラウド型翻訳支援ツールMemsource 〜機能と活用事例のご紹介〜」

JTF翻訳祭加藤 じゅんこ(カトウ・ジュンコ)氏
Memsource Certified Trainer

【プロフィール】
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。(株)翻訳センターにて10年間、翻訳支援ツール・翻訳関連業務に携わる。2012年5月より Memsource導入の責任者となり、社内外教育/サポート・マニュアルサイト構築・不具合検証・サポートツール開発業務・Memsource社との交渉を行い、まさにMemsource漬けの日々を送る。2015年8月に独立。Memsource Certified Trainerとしてトレーニング・サポート・コンサルティングサービス開始。

【概要】
クラウド型翻訳支援ツールMemsourceの特徴と、実際の活用事例をご紹介。Memsourceは、現在13種類の機械翻訳エンジンとの連携が可能。APIも公開しており、フローの自動化を行うオリジナルツールを作成することも可能である。こういった最新の機能をもつ一方、導入のしやすさにも重点を置くツールである。翻訳作業を行うエディタは操作性がシンプルであり、登録翻訳者に無料で使ってもらえる。
セッションでは実際の画面でMemsourceの操作をご覧いただく。また、日本ビジネス翻訳(株)代表の宮本伸也氏より、同社におけるMemsourceの活用事例をご紹介いただく。翻訳支援ツールの導入・翻訳作業の効率化にご興味がある企業のご担当様、翻訳者の皆様にぜひご覧いただきたい。
*APIの利用はアルティメット版でのみ可能。また、登録翻訳者への無料配布はエディションによっては不可。詳細はこちら

プレゼンのポイント:
  • クラウド型翻訳支援ツール Memsourceの概要
  • 翻訳会社側が行うMemsourceの操作
  • 翻訳者側が行うMemsourceの操作
  • ユーザー同士のプロジェクト共有機能(Shared Project)のご紹介
  • 実際の活用事例のご紹介
  • 製品・トレーニングサービスのご紹介
【対象】
  • 翻訳プロジェクト管理者の方
  • 翻訳発注者の方
  • 翻訳者の方

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翻訳祭のお申し込みはこちらから

翻訳プラザ(展示会)

会場:3階 富士の間

昨年に続き翻訳プラザは、例年よりも広い会場で開催します。より多くの方にお立ち寄りいただけるよう、講演間やお昼の休憩時間も長く設定します。
翻訳プラザは、翻訳業界の企業が参加する展示会です。来場者と出展企業が交流し、情報交換する場です。

<展示内容>
・翻訳支援ツールメーカーの製品デモ
・翻訳会社との翻訳相談(翻訳発注・翻訳者登録等)
・翻訳学校の翻訳講座紹介
・出版社の翻訳書籍販売

<参加メリット>
・翻訳支援ツールの最新情報を収集し、デモ体験できます。
・クライアント企業は、各専門分野の翻訳会社と翻訳発注について直接相談できます。
・翻訳者は、翻訳会社の仕事情報や翻訳学校の講座情報を入手できます。

すでに翻訳の実務に従事している方はもちろん、これからプロの翻訳者を目指す方にとっても貴重な情報収集の場となります。どうぞ3階の会場にお立ち寄りください。
※翻訳プラザへの参加は無料です(事前登録不要)。

⇒翻訳プラザ(展示会)の出展お申込みはこちらから(PDF)
(募集枠に達したため、「翻訳プラザ」の出展受付は終了しました)

「翻訳プラザ」出展企業一覧(50音順)

 

⇒過去の出展風景はこちらから

プレゼン・製品説明コーナー

会場:3階富士-東の間

今年も展示会に隣接して「プレゼン・製品説明コーナー」を併設します。プロジェクター・スクリーンを備えた特設会場となっています。「プレゼン・製品説明コーナー」へのご入場は無料です(事前登録不要)。

●1セッション60分/合計6セッション

●翻訳プラザに隣接した特設会場にて、各社のプレゼン発表を受講!

●プレゼンコーナーを増設し、85名収容可能!

●プレゼン・製品説明コーナーへの入場は無料!

⇒プレゼン・製品説明コーナーのお申込みはこちらから(PDF)
(募集枠に達したため、「プレゼン・製品説明コーナー」の受付は終了しました)

「プレゼン・製品説明コーナー 」参加企業一覧

 

※プレゼン・製品説明コーナーへの参加は無料です。

交流パーティー(150分)

会場:3階 富士の間

翻訳者やこれから翻訳者を目指す方と、翻訳会社の経営陣をはじめ、業界関係者が多数参加し、情報交換を行い、これからの業界の展望などを語り合う機会となります。今回の講演者やパネリストの方も参加する予定で、さらに話題に花が咲くことでしょう。
また昨年に続いて「ほんやく検定1級合格者の表彰式」を行います。
お仕事のための人脈作りや最新の業界の現状をつかむために是非ご参加ください。
今年の交流パーティーでは、従来よりも時間を30分延長し、アメリカ出身の個性派パフォーマー“ばんざいミック(Banzai Mick)”氏によるワクワク、ドキドキのコメディーショーをお届けします。

JTF翻訳祭ばんざいミック(Banzai Mick)氏

【プロフィール】
アメリカ出身。早稲田大学に留学し、三木武夫奨学金を受け、英字新聞記者になる。記者として大道芸の取材をしたのをきっかけに、パフォーマンスに魅了され、自らもジャグリングを習得。パフォーマーとしての道を歩み始める。大道芸フェスティバル、祭り、企業イベント、遊園地など東京を拠点に全国で活動中。

活動経歴:
スカイツリー、よみうりランド、船橋アンデルセン公園、むさしの村、キッズダム(市原)、お台場ホテル日航、沖縄こどもの国、浅草ビール博物館、三井アウトレットパーク木更津・入間、井の頭公園(アートマーケッツキャスト)、具志川イオンモール・北谷イオンモール(沖縄)、アリオ、サイボクハム、レイクタウン、タイ Bangkok Street Show、韓国D Festa、越谷チューリップまつり、スタージュエリー10周年記念イベント、武蔵関ふれあい祭り、武蔵境マルシェ、ライオンズクラブイベントなど多数。

【パーティー参加者の皆様へ】
アメリカ出身の個性派パフォーマー“ばんざいミック”の世界へようこそ!たぐいまれな言語能力(英語、日本語はもちろんのこと、中国語、スペイン語もオッケー)を駆使する観客いじりの絶妙さと、次々繰り出す技の同時進行で、忘れられない抱腹絶倒コメディーショーをお届け。独自のハットとボールを組み合わせたジャグリング、5メートルの高さの皿回しや日本で他に類を見ない組板&ローラーボーラー上でのジャグリングは必見。時には観客のアイテムも使いながら、ドキドキワクワクを与え、心に残る特別な時間をご提供。

⇒25周年記念JTF翻訳祭の公式パンフレットデータ(PDF)はこちらから
JTF公式パンフレット

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