本ウェブサイトでは、スタイルシートを使用しております。このメッセージが表示される場合には、スタイルシートをoffにされている、またはブラウザが未対応の可能性があります。本来とは異なった表示になっておりますが、掲載している内容に変わりはありません。

以下のリンクより、本文へジャンプができます。

JTF翻訳祭

▼アーカイブはこちら
Archive |2004200520062007200820092010201120122013201420152016

JTFスポンサーサイト

 

⇒スポンサー広告「バナー広告」のお申込みはこちらから(PDF) ⇒翻訳祭当日パンフレット同封広告サービスのご案内(PDF)

第27回JTF翻訳祭 2017年11月29日(水)9:30〜20:30(開場・展示会開始9:00)
27th JTF TRANSLATION FESTIVAL TOKYO 2017

きわめよう、それぞれの道〜つなげよう、言葉の世界

【運営】第27回JTF翻訳祭企画実行委員会

⇒翻訳祭のお申込みはこちらから

翻訳祭運営のボランティアスタッフ募集中!特典 講演参加無料!詳細はこちらから

受付開始
9:00〜9:30

講演・パネルディスカッション【有料セッション】

形式 講演・パネルディスカッション 60分または90分/1セッション(合計22セッション)

第27回JTF翻訳祭 特別企画 ミニ講演会 10分1本勝負! 10分/登壇者 (2セッション分)
タイムテーブル 9:30〜18:00(合計24セッション)
9:30〜
11:00
「翻訳教育のススメ―ひとは如何にして翻訳者になるか―」 柴田 耕太郎氏
「フリーランスだから考えたいお金のこと」 古川 智子氏
「よくみる和文英訳の落とし穴〜より読みやすい英訳のために〜【第2弾】」 Benjamin Tompkins氏
「中国語翻訳の品質管理」 村井 見栄子氏
「なぜ私たちはこんなに忙しく大変なのか?- 日本と日本語の特性 -」
上田 有佳子氏/森 みゆき氏/澤村 雅以氏/伊藤 彰彦氏/千葉 容子氏
「ミニ講演会@」
11:30〜
13:00
「会社員から通訳者への転身 ‐ どの局面でどう動くのか」 白倉 淳一氏
「翻訳の過去・現在・未来 〜解体新書からAI、そしてその先へ〜」 高橋 さきの氏/深井 裕美子氏
「オールジャパンで対訳を集める活動 〜みんなでニューラル機械翻訳を育てよう!そのための課題と対策〜」
隅田 英一郎氏
「寝ても覚めても特許翻訳(日英)―企業様の強い権利化を支える翻訳者になる」 中山 裕木子氏
「ITマーケティング翻訳の未来考察 第二弾 - 多様化するニーズを満たすために」 
三輪 朝氏/加藤 めぐみ氏/秋元 加奈氏/藤原 正道氏
「ミニ講演会A」
14:30〜
16:00
「国際共同治験における翻訳業務」 佐藤 重夫氏
「今こそチャンス!助成金獲得の?テクニック」 武田 倫明氏
「ニューラル機械翻訳は翻訳プロセスをどう変えていくか。
−最近の機械翻訳技術と利用に関する動向−(アジア太平洋機械翻訳協会AAMT企画セッション)」
中岩 浩巳氏/長瀬 友樹氏
「翻訳者のためのOffice製品の活用術 〜便利機能やショートカットキー、アドインを紹介〜」 新田 順也氏
「大学と通訳翻訳業界の連携は可能か〜TOKYO2020を視野に」 松下 佳世氏
「書籍を訳すという仕事」 村井 理子氏/伊皿子 りり子氏
16:30〜
18:00
「激変時代を生き抜く経営者の心得」 飯塚 保人氏
「出版翻訳入門 〜産業翻訳からのアプローチ〜」井口 耕二氏/松丸 さとみ氏
「翻訳者のための辞書環境構築入門−翻訳生活は辞書に始まり、辞書に終わる−」 関山 健治氏
「『うわっ…私の年収、低すぎ…?』にならないための営業戦略」 関根 マイク氏
「制限言語の世界共通規格化を考える―制限言語を活用して翻訳のわかりやすさを向上させる」 中村 哲三氏
「機械翻訳は翻訳業界を壊すのか?」 渡邊 麻呂氏/稲垣 美貴氏/佐藤 弦氏/三笠 綱郎氏
会場名 未定
注意事項 会場は後日発表いたします。

プレゼン・製品説明コーナー&翻訳プラザのプログラム【入場無料/事前登録不要】

会場名 4階 鳳凰の間 3階 富士の間
形式 150名 250名収容
時間 プレゼン・製品説明コーナー 翻訳プラザ
注意事項
10:00〜
10:45
セッション1 <展示内容> 9:00〜17:30
WikiWorks+ Memsourceによる多言語ドキュメント制作 ・翻訳支援ツールメーカーの製品デモ
・翻訳会社との翻訳相談(翻訳発注・翻訳者登録等)
・翻訳学校の翻訳講座紹介
・出版社の各種書籍販売
10:45〜11:00 休憩時間
11:00〜
11:45
セッション2
Efficient Business and Translation Management with Plunet
11:45〜12:00 休憩時間
12:00〜
12:45
セッション3
memoQ/memoQ serverのご紹介 −翻訳者・翻訳会社・クライアントを支援するmemoQの基本機能および進化し続けるmemoQ 8の新機能
12:45〜13:00 休憩時間
13:00〜
13:45
セッション4
SDL Trados Studio 2017 〜新機能の説明〜
13:45〜14:00 休憩時間
14:00〜
14:45
セッション5
クラウド型翻訳支援ツールMemsource 〜 翻訳メモリと機械翻訳による業務効率化
14:45〜15:00 休憩時間
15:00〜
15:45
セッション6
翻訳管理システム「XTM」のご紹介
15:45〜16:00 休憩時間
16:00〜
16:45
セッション7
医学翻訳教室 アンセクレツォ
16:45〜17:00 休憩時間
17:00〜
17:45
セッション8
CMS(Author-it、Madcap)とCATツールによるローカライズ。 〜多言語ドキュメントの効率的な制作と運用
18:30〜
21:00
交流パーティー(3階 富士の間)
400名収容
講演・パネルディスカッション(ミニ講演会除く)※会場は後日発表
16:30〜18:00 激変時代を生き抜く経営者の心得

JTF翻訳祭 飯塚 保人(イイヅカ ヤスンド)
(株)未来塾 代表取締役、(一社)経営禅研究会 代表理事

【プロフィール】
経営コンサルタント、一般社団法人 経営禅研究会 代表理事。
学生時代に会社を設立し17年間で千代田・中央・港区で大手企業3,000社ユーザーを確保。経営者の育成を目的に会社を設立し「ISK経営塾」を主宰。以来、通算100期を超え経営トップの指導を行い、卒業生は5,000人を数える。禅的思考をベースに経営改善に実績を上げる。
東京青年会議所シニア会員・日本橋倶楽部会員、千代田区・紀尾井町ロータリークラブ会長、60歳から乗馬を始め、3年3ヶ月で1,000鞍騎乗達成。
65歳でCDデビューを果たす。
最近は「相馬野馬追祭り」に参戦、「株式会社未来塾」を設立、新曲リリース 神田祭りに愛馬アニーと出陣。
著書に『禅と経営』、『日めくり 禅と経営』など多数

【概要】
激変時代の中でどのような心得で経営をしていけばいいのか?
AIの進化、インターネットの普及、世界のグローバル化により、ビジネス環境が大きく変化している。新しい業界を創っていくことが求められる。
そのためには、自社(自分)の優位特性を伸ばしていかなければ生き残れない。自ら思考し、自ら提案し、自ら行動し、自ら反省する。自分を明確にしていくことが必要である。
なぜならば、最近では、Apple、Facebook、GoogleなどIT企業の台頭が著しい。自動車、建設業、小売業など様々な業界のライバルはIT企業である。これは翻訳業界においても例外でない。
これからの時代をどうやって生き抜いていくかを伝える。

講演のポイント:
  • これからの激変時代を生き抜くには
  • 経営で大事なものは何か
  • 50年以上の経営の中で感じていること
  • 自社(自分)の優位特性を伸ばす
  • 未来は仮説、強く思い未来を創っていく
【対象】
  • 経営者
  • 個人事業主
  • 独立希望者
  • 経営とは何かを知りたい方
  • 将来が不安な方
16:30〜18:00 出版翻訳入門 〜産業翻訳からのアプローチ〜

JTF翻訳祭 井口 耕二(イノクチ コウジ)
フリーランス翻訳者、翻訳フォーラム共同主宰

【プロフィール】
大学卒業後、大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立。翻訳フォーラム共同主宰。最近はノンフィクション書籍の翻訳者としても知られる。主な訳書に『スティーブ・ジョブズI・II』(講談社)、『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』、『リーン・スタートアップ』(日経BP社)、『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)、『レスポンシブル・カンパニー 』、『新版 社員をサーフィンに行かせよう』(ダイヤモンド社)など、著書に『実務翻訳を仕事にする』(宝島社新書)、共著書に『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)がある。

JTF翻訳祭 松丸 さとみ(マツマル サトミ)
フリーランス翻訳通訳者、ライター

【プロフィール】
フリーランス翻訳通訳者・ライター。時事ニュースや広報素材などの翻訳の他、ライティングや通訳など。著書に『泣ける犬の話』、『錦織圭物語』がある。

【概要】
本セッションでは、出版翻訳にたいして産業翻訳者が抱く疑問に答えるという形で産業翻訳と出版翻訳の差異と共通点を浮き彫りにする。取りあげるのは、仕事の流れといった業界事情から訳し方、産業翻訳から出版翻訳へ進出する方法、さらには、あまり語られないお金の話まで。会場からの質問も歓迎する。出版に進出する予定のない産業翻訳者にとっても、自分の仕事を見つめなおすいい機会になるものと思われる。

講演のポイント:
  • 出版翻訳とはどういう仕事か
  • 出版翻訳における仕事の流れ
  • 産業vs出版−訳し方に違いはあるか
  • 産業vs出版−お金事情
  • 産業翻訳と出版翻訳の兼業vs専業
  • 産業翻訳から出版翻訳へ進出する方法
  • 訳者として名前が出る意味
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
14:30〜16:00 国際共同治験における翻訳業務

JTF翻訳祭 佐藤 重夫(サトウ シゲオ)
大塚製薬(株) 新薬開発本部サイエンスドキュメント部 部長

【プロフィール】
獣医系大学卒業後、国内製薬企業の動物用医薬品部門を経て大塚製薬に入社。新薬開発本部において、欧米やアジア向けの新薬治験許可申請・承認申請のための英文作成及び治験関連文書の翻訳を通じ、長年にわたりグローバル開発を支援。臨床開発担当プロジェクトマネージャーとしても国内の治験推進及び承認申請に携わり、社内初の欧米主導の国際共同治験の立ち上げにも参加。

【概要】
多国間で同時に共同で治験を行う国際共同治験は、国内製薬企業が世界同時申請・承認を目指し、日本のドラッグ・ラグを解消する上での重要な手段となっている。欧米を中心として実施される国際共同治験において共通言語は英語となるが、日本では英語のみで治験業務を完結することは難しく、言語的なサポートが欠かせない。また、欧米向けに国内情報を英語に翻訳する機会も少なくない。一方、日本を中心としたアジア地域の複数国で実施する治験の場合でも、共通言語は日本語でなく英語となる場合が多い。このような背景から日本が国際共同治験に参加する場合、試験の立案段階から様々な場面で翻訳業務が発生する。翻訳の成果物は治験施設で使用され、規制当局にも提出されることから翻訳の質保証も求められる。いままでの国際共同治験への関与の経験を踏まえ、国際共同治験に関わる翻訳業務について概説する。

講演のポイント:
  • 国際共同治験実施の背景
  • 国際共同治験の実施体制
  • 国際共同治験に関わる薬事規制
  • 国際共同治験の翻訳業務
  • 翻訳に求められる質保証
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳会社の実務者の方
  • クライアント企業
9:30〜11:00 翻訳教育のススメ ―ひとは如何にして翻訳者になるか―

JTF翻訳祭 柴田 耕太郎(シバタ コウタロウ)
翻訳教育者

【プロフィール】
早稲田大学仏文専修卒。岩波書店勤務、仏留学後、演劇活動。翻訳業界で40年。灰HC取締役、潟Aイディ代表取締役を経て、現在アイディ「英文教室」主宰。獨協大学外国語学部・東京女子大学非常勤講師。演劇・映像・出版・産業各分野に実績ある翻訳者であり、出版翻訳者を40人以上デビューさせた翻訳教育者。『英文翻訳テクニック』(ちくま新書)など著訳書十数冊。

【概要】
英語教育は、中学で文法中心の「英文和訳」、高校で論理を読み取る「英文解釈」、大学で専門知識を生かす「英文講読」と進むわけだが、最後の仕上げとして原文を等価の日本語に置き換える「英文翻訳」がどこでもなされていない。そのため自己流の訳文が社会に横行するわけである。文法・論理・知識・表現が一体化された「商品となる翻訳」を生むにはどうしたらよいか。演者の20年に及ぶ翻訳教育の一端を提示し、翻訳業界関係者の参考に供したい。

講演のポイント:
  • 翻訳教育とは何か
  • 何故翻訳教育か
  • 翻訳教育の対象
  • 翻訳教育の方法
  • 翻訳教育の利得
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳編集者
  • 語学教員

プログラム冒頭へ

11:30〜13:00 会社員から通訳者への転身 ― どの局面でどう動くのか

JTF翻訳祭 白倉 淳一(シラクラ ジュンイチ)
日英・英日通訳者、日本会議通訳者協会 理事

【プロフィール】
空調設備会社・その関連会社で会計・人事・国際部門事務を28年経験。通訳訓練開始後半年で退職し、その1年半後の2014年にフリーランス通訳者として市場参入。人生の残された時間を意識して日々向上を目指している。25歳も年下の通訳者と共に同時通訳ブースに入ると人生にはいろいろなことが起こるものだと感心せざるを得ない。今年2017年から出身通訳学校で講師も開始。通訳学校通学の初日に開始したブログ「50歳で始めた通訳訓練」は Googleで [通訳 ブログ] を検索すると順位は常時1〜3位。

【概要】
会社勤務28年・50歳から通訳を生活の糧とするに至った過程の一例を示す。なぜ次の道が通訳だったのか。大きな転身をするにあたり、「したいこと」「できること」「できそうなこと」「リスク」を見積もり、生活の糧を得るための判断事例を紹介する。現在は通訳専業だが、翻訳の請負経験もあり、通訳学校で学習していた時に「翻訳経験のある人は英語も日本語もしっかりしていて実に有利だ」と痛感している。翻訳と通訳とは大きく違うともいえるし、見方によってはごく近いとも考えられる。JTF翻訳祭に集まった翻訳者・翻訳学習者にも通訳の仕事・学習についてもう少し知っていただく機会になればと思う。また、翻訳・通訳学校やエージェントからの情報発信が多い一方学習者の立場についての情報はさほど多くないように思うので、本音かつ等身大の話をするつもりである。

講演のポイント:
  • なぜ翻訳ではなく通訳を選んだのか
  • 翻訳と通訳との違い
  • 職業通訳者になるときの通訳学校の位置づけ
  • 通訳学校にはいつ通い始めるべきか
  • 通訳学校でわかった翻訳をしている人の強み
  • 通訳者はどのようにして世に出るのか
  • 個人事業主のすばらしさとリスク管理
【対象】
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳者
  • 通訳者
11:30〜13:00 オールジャパンで対訳を集める活動 〜みんなでニューラル機械翻訳を育てよう!そのための課題と対策〜

JTF翻訳祭 隅田 英一郎(スミタ エイイチロウ)
機械翻訳の研究者、(国研)情報通信研究機構(NICT) フェロー、先進的音声翻訳研究開発推進センター 副センター長、JTF 理事、AAMT 理事

【プロフィール】
自動翻訳への熱い期待を間違いなく結実させるために注力中。IBM、ATR、NICTの研究所を渡り歩きつつ一貫して自動翻訳に関わり、規則、用例、統計、ニューラルネットの全技術を熟知。音声翻訳アプリVoiceTra、テキスト翻訳サイトTexTraを公開して、「対訳データ」と「高度なアルゴリズム」によって、本質的に翻訳が困難な日本語と英語の間でさえも高精度自動翻訳が実現可能であることを証明してきた。現在、2020年をゴールとする音声翻訳の国家プロジェクト「グローバルコミュニケーション計画」を推進しながら、翻訳イノベーションの種蒔き・草抜き・水やり等のお世話に精を出している(^^♪。

【概要】
ニューラル機械翻訳は日英間翻訳の精度を驚くほど高くしたが固有の誤りや欠点も多く広く活用されるに至っていない。アルゴリズムの改良は間違いなく進むが、加えて対訳データの追加によって大幅改良が可能である。にもかかわらず、クローリングを主とする現在の対訳データの収集手法では収集範囲がおのずと制限され、この方面からの精度改善は限界に直面し、ニューラル機械翻訳の改良は片肺飛行状態である。この限界を超える革新的な手法として「オールジャパンで対訳を集める活動」が提案された。課題は何か?法的な問題だったり、経済的な問題だったり、技術的な問題だったり、単なる習慣の問題だったり、関係者のマインドであったりする。これらの問題を解消するWIN−WINの方法を本講演で具体的に示す。対訳を拠出したソースクライアントの事例紹介や他の収集活動との比較も実施したい。前半で情報提供をし、後半で論点毎に会場の関係者と自由活発に意見交換するという2部構成とする。

講演のポイント:
  • ニューラル自動翻訳を対訳で育てる
  • オールジャパンで対訳を集める活動
  • 関係者のマインドをチェンジできるか
  • WIN−WINの仕組
  • 対訳収集促進の様々な仕組
  • 対訳を拠出したソースクライアント
  • 望ましいデータ形式
  • 旧データの再利用と収集をワークフロー組込で無意識化
【対象】
  • クライアント
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳支援ツールメーカー
  • MTツール開発者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳者
16:30〜18:00 『うわっ…私の年収、低すぎ…?』にならないための営業戦略

JTF翻訳祭 関根 マイク(セキネ マイク)
関根アンドアソシエーツ 代表、日本会議通訳者協会 理事

【プロフィール】
名古屋外国語大学大学院兼任講師、日本会議通訳者協会理事、元日本翻訳者協会副理事長。得意分野は政治経済、法律、ビジネスとスポーツ全般。午後2時頃からエンジンがかかってくる遅咲きタイプの通訳者。現在は主に会議通訳者として活動しているが、YouTubeを観てサボりながらのんびり翻訳をするのも結構好き。近年は若手育成のため精力的に執筆活動も。イングリッシュ・ジャーナルに『ブースの中の懲りない面々〜通訳の現場から』、通訳翻訳WEBに『通訳者のメンタルトレーニング』、通訳翻訳ジャーナルに『通訳の危機管理対策ドリル』を連載。

【概要】
世の中にはある程度の実力があっても効果的な営業戦略がないために損をしている翻訳者・通訳者が相当数存在する。自分の強み・弱みを把握した上で、強みを最大限に活かす営業戦略を展開すれば、収入増の達成はそう難しいことではない。しかし、自分の強みを最大限に活かす営業戦略とは、相手(エージェントに加えて、直接取引の場合はクライアント)や市場の特徴やニーズを的確に理解することでもあるが、そもそも相手の立ち位置の見極め方や市場の状況・傾向に無頓着な人が日本には多すぎる印象を持つ。本セッションは翻訳者・通訳者が自身の真の市場価値を見極めるために意識するべきポイントや、エージェントとの具体的な交渉の方法、新規開拓する上で注意するべき点、そして「稼ぐ」ことを最優先事項として設定した場合のキャリアパスをどう描くべきかなどに関して紹介する。

講演のポイント:
  • 翻訳通訳の価値を決めるものはなにか
  • 翻訳者通訳者が意識すべき営業戦略
  • エージェントとの交渉方法
  • 効果的な新規開拓とは
  • 稼ぐためのキャリアマッピング
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
16:30〜18:00 翻訳者のための辞書環境構築入門 ―翻訳生活は辞書に始まり、辞書に終わる―

JTF翻訳祭 関山 健治(セキヤマ ケンジ)
中部大学 准教授

【プロフィール】
専門は英語辞書学、応用言語学。名古屋学院大学外国語学部英米語学科卒業、南山大学大学院 外国語学研究科英語教育専攻修士課程修了、愛知淑徳大学大学院 文学研究科英文学専攻博士後期課程満期退学。沖縄大学専任講師、准教授を経て、現在中部大学准教授。著書に、『辞書からはじめる英語学習』(小学館、2007)、『英語辞書マイスターへの道』(ひつじ書房、2017)、『英語のしくみ』(白水社、2009)、『日本語から考える英語の表現』(共著・白水社、2011)などがある。『ウィズダム英和辞典(第3版)』『プログレッシブ英和中辞典(第5版)』をはじめとした各種英和辞典の執筆、校閲、編集にも携わる。

【概要】
翻訳者にとって、辞書は「商売道具」であると同時に「お守り」であり「カウンセラー」でもある。ベテラン翻訳者は時間をかけて辞書を揃え、人一倍辞書を引きこなし、辞書から得た情報を訳文に反映させている。一方、スマートデバイスの普及や無料オンライン辞書の台頭に伴い、辞書を取り巻く環境は急速に変化してきている。とくに若手の翻訳者にとっては、辞書についての正しい知識を身につける機会がないまま、収録語数が多いから、無料だからというだけの理由で、安易に辞書を選んではいないだろうか。本講演では、英語辞書学の研究者として、実際に辞書の校閲、編集にも携わった経験から、「ことばのプロ」である翻訳者がどのような辞書を揃え、使い分ければいいのかを、実際の例をもとに考える。高校生向けの学習辞典や、オークションで安く入手できるようになった電子辞書専用機の意外な活用法など、他では得られない内容も盛り込みたい。

講演のポイント:
  • 辞書は、誰もがお金を払えば平等に手に入る「増設メモリ」
  • 「タダで得られる情報」と「お金を払って得られる情報」は全く違う
  • 収録語数の多い辞書が万能ではない。高校生向けの学習辞典を使いこなすことで翻訳の質も上がる
  • 英日翻訳に和英辞典、日英翻訳に英和辞典を使うことで、「セルフネイティブチェック」ができる
  • 類語辞典(シソーラス)やコロケーション辞典は、翻訳者にとっての名リリーフ
  • オンライン辞書とラブラブになりすぎない。「付かず離れず」の関係を保つことがうまく付き合う秘訣
  • パソコンやネットで引く辞書だけでなく、携帯型電子辞書(電子辞書専用機)も意外と便利
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 上記対象者以外でも、英語・日本語の辞書に関心をお持ちの方

プログラム冒頭へ

11:30〜13:00 翻訳の過去・現在・未来 〜解体新書からAI、そしてその先へ〜

JTF翻訳祭 高橋 さきの(タカハシ サキノ)
翻訳者

【プロフィール】
1984年東京大学農学系研究科修士課程修了。以来特許翻訳、学術翻訳など翻訳ひとすじ。共著に『翻訳のレッスン』、『プロが教える技術翻訳のスキル』(講談社)、『リーディングス戦後日本の思想水脈』(岩波書店)など。訳書にシルヴィア『できる研究者の論文生産術』など(講談社)、ハラウェイ『猿と女とサイボーグ』他など(青土社)他。翻訳フォーラム共同主宰。フォーラムイベントでは「日本語の読み・書きの技術」や「翻訳技法」について話すことが多い。

JTF翻訳祭 深井 裕美子(フカイ ユミコ)
翻訳者、通訳者、翻訳講師

【プロフィール】
上智大学外国語学部フランス語学科、JR東日本、番組制作会社を経て現職。宣伝、ファッション、アート、演劇、ニュースやエンターテインメント系の英日・日英翻訳をするほか、翻訳学校や各種セミナーで辞書や正確・迅速な原文読解について話をしている。「読めてないものは訳せない」が座右の銘。入会して20年超になる翻訳フォーラム fhonyaku.jp では、シンポジウムやセミナーの企画運営を担当している。共著に『翻訳のレッスン』(講談社)。「翻訳者の薦める辞書・資料」

【概要】
翻訳って何だろう。今回は、翻訳の歴史を振り返ることで、この問題について考えてみたい。私たちの翻訳作業は、先人たちが「開拓」「発明」してくれたさまざまな表現技法を駆使することで成り立っている。先人たちは、どんなことがらを実現するために、それぞれの「表現技法」を「開拓」「発明」してくれたのだろう。そうした経緯を振り返ることで、私たちが普段あたりまえのように行っている翻訳の過程が逆照射されるはずだ。
 もうひとつ、翻訳の歴史を振り返ることは、私たち人間が行ってきた翻訳と、AIが行う翻訳との違いについて考えるうえでも役に立つはずだ。機械翻訳が登場したからこそ、人間が手がける翻訳とは何なのかを整理できるようになったともいえる。翻訳をめぐるこの四半世紀の状況についても、丁寧に検討したい。
 なお、本セッションは、この5月に開かれた《翻訳フォーラム・シンポジウム》の「翻訳史」コーナーの拡大進化版です。

対談のポイント:
  • 翻訳者を取り巻く翻訳環境は日々変化している。
  • 翻訳者に期待されることも変わっていっている。
  • 一度立ち止まり、日本で翻訳の果たしてきた役割を再確認したい。
  • 江戸明治大正昭和にかけて、先人たちはどんな表現を「発明」してきたのだろう。
  • 1980年代から現代までの翻訳と翻訳者。
  • AI時代の翻訳はどうなるか。
  • AI時代に私たちが行う翻訳とは。
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳支援ツールメーカー
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • MTツール開発者
  • クライアント
14:30〜16:00 今こそチャンス! 助成金獲得の㊙テクニック

JTF翻訳祭 武田 倫明(タケダ ミチアキ)
社会保険労務士

【プロフィール】
大学卒業後、流通業界及び教育研究機関の人事部にて約10年間、労務管理及び社会保険等の実務に携わる。2003年9月、武田社会保険労務士事務所を開業。中小企業を中心に労務管理、規程作成、人事制度構築、人材採用等に従事。現在は、サービス業、メーカー、金融、IT、不動産、建築業、介護、飲食、設計事務所等多方面に顧問先を持つ。労働基準監督署をはじめとする役所の対応にも強く、各種助成金申請も多く手がける。第一線で培われた長年の確かな実務経験に裏付けられる実践的なノウハウ・解決手法は、他者と一線を画す。

【概要】
一定の要件を満たした企業に厚生労働省及び地方公共団体等から支給される「助成金」。原則として、返済不要のお金です。その主な要件は「雇用促進」や「労働環境改善」となっているため、基本的に従業員を雇用している全ての企業が対象となります。「助成金は難易度が高い」「申請したけど受理されなかった」という声もしばしば耳にしますが、一方で、多くの企業に対して、日々さまざまな助成金が支給されているのも事実です。今回は「獲得するための超重要ポイント」を余すところなく解説。助成金の受付窓口であるハローワークや助成金センターの担当者がどこを見ているのか、申請から支給決定までの流れや絶対に押さえるべきポイントはどこかなど、キャリアアップ助成金をはじめとする活用頻度の高い助成金について、具体例を交えながら、分かりやすくお伝えいたします。

講演のポイント:
  • 助成金とは?(助成金の概要種類)
  • 助成金はタイミングが重要!
  • 今話題の「キャリアアップ助成金」とは?
  • 「キャリアアップ助成金」支給申請の具体例
  • 助成金をもらうための㊙テクニック
  • まだまだある、使える助成金(中小企業両立支援助成金、特定求職者雇用開発助成金、他)
  • 助成金のメリットデメリット
  • 助成金をもらうためにはまずこれを始めよう!
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 従業員を雇っている事業主(個人・法人)
  • 人事ご担当者
  • ※いずれも雇用保険の適用事業所になっていることが要件
14:30〜16:00 ニューラル機械翻訳は翻訳プロセスをどう変えていくか −最近の機械翻訳技術と利用に関する動向−
(アジア太平洋機械翻訳協会AAMT企画セッション)

JTF翻訳祭 中岩 浩巳(ナカイワ ヒロミ)
アジア太平洋機械翻訳協会会長、名古屋大学特任教授

【プロフィール】
1987年名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了、2002年名古屋大学博士(工学)。1987年日本電信電話(株)(NTT)入社、英マンチェスター大学客員研究員(1995年〜1996年)、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)研究室長(2002年〜2004年)を経て、2014年NTT退職。現在、名古屋大学大学院情報学研究科特任教授。NTT入社以来、機械翻訳の研究開発に従事。言語処理学会会長(2012年〜2014年)、アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)会長(2012年〜)、国際機械翻訳協会(IAMT)会長(2015年〜)、日本翻訳連盟監事(2014年〜)。

JTF翻訳祭 長瀬 友樹 (ナガセ トモキ)
(株)富士通研究所 人工知能研究所 ナレッジ活用PJ

【プロフィール】
1987年富士通(株)入社。日英・英日の翻訳エンジンの開発に従事する傍ら、機械翻訳システムATLASの機能設計、拡販、ユーザーサポートなどの業務を担当。2004年に(株)富士通研究所に移籍し、翻訳支援システム、多言語検索システム、文章校正システム、音声翻訳システムなどの研究開発に従事。2009年よりアジア太平洋機械翻訳協会(AAMT)課題調査委員会委員長、2012年よりAAMT/Japio特許翻訳研究会専門委員を務める。

【概要】
最近、機械翻訳技術が注目を集めている。
これは、急速なグローバル化や少子高齢化による人口減傾向に伴う国際ビジネスにおける翻訳場面の急増、東京オリンピック・パラリンピック開催や、最近の円安傾向・来日外国人の急増に伴う外国人と接する機会の急増が要因である。
また、昨年度のGoogle翻訳への深層学習技術に基づくニューラル機械翻訳技術の導入を代表とした、日本語に関連する機械翻訳品質の大幅な改善も要因である。
本講演では、上記のような機械翻訳を取り巻く 環境の急速な変化を受けた、最新の機械翻訳の技術動向、また、ニューラル機械翻訳を中心とした新たな機械翻訳技術の活用方法について、2017年9月に24年ぶりに日本で行われる国際会議・第26回機械翻訳サミット(MT Summit XVI)及び、2017年5月に行われたヨーロッパ機械翻訳協会主催の国際会議EAMT2017での発表内容を中心に概説する。

対談のポイント:
  • 機械翻訳を取り巻く動向
  • ニューラル機械翻訳
  • 機械翻訳の評価法
  • 機械翻訳技術の活用法
  • アジア太平洋機械翻訳協会AAMTの活動
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳通訳会社の実務者の方
  • 翻訳通訳会社の経営幹部の方
  • ツール開発者
  • クライアント企業
16:30〜18:00 制限言語の世界共通規格化を考える ―制限言語を活用して翻訳のわかりやすさを向上させる

JTF翻訳祭 中村 哲三 (ナカムラ テツゾウ)
(一財) テクニカルコミュニケーター協会、理事

【プロフィール】
日本におけるテクニカルコミュニケーション活動の中核的存在であるTC 協会で、英文ライティングのセミナーやパネルディスカッションなどを企画。著書に「英文テクニカルライティング70 の鉄則」(日経BP 社刊) がある。

【概要】
Controlled Language (制限言語)は、わかりやすく翻訳しやすい文を書くためのライティングルールである。この制限言語を活用して、英文や日本文のわかりやすさを向上させることを考える。そして、英語と日本語など遠い言語間で翻訳の共通ルール化を試みる。
制限言語は、1930年にイギリスの言語学者C. OgdenがBasic Englishを発表して以来、特にControlled Englishとして発展してきた。その代表的なものがヨーロッパ航空宇宙防衛産業会の開発したASD-STE100 (Simplified English)である。ICT時代の「国際共通語」を考えた場合、長い間にわたって発展してきた制限言語を活用しない手はない。
このセッションでは、まず、テクニカルライティングと比較することでControlled Englishの基礎を理解する。これにより、Controlled Englishの特性がよく理解できる。次に、代表的なControlled Englishを3つ紹介する。Controlled Englishにもいろいろと種類があり、その使命や目的によって選択する必要がある。さらには、「わかりやすく翻訳しやすい日本語77のルール」を紹介し、その制限言語ルールを英文ライティングに適用することを考える。つまり、制限言語を世界共通規格化することを検討する。

講演のポイント:
  • Controlled Language (制限言語)とは何か
  • テクニカルライティングとどう異なるのか
  • Controlled Language (制限言語)の長所と短所
  • 代表的なControlled Englishの紹介
  • 英語と日本語など遠い言語間でライティングの共通ルール化は可能か
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳支援ツールメーカー
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • MTツール開発者
  • クライアント
  • テクニカルライター

プログラム冒頭へ

11:30〜13:00 寝ても覚めても特許翻訳(日英)―企業様の強い権利化を支える翻訳者になる

JTF翻訳祭 中山 裕木子(ナカヤマ ユキコ)
(株)ユー・イングリッシュ 代表取締役、(公社)日本工業英語協会 専任講師

【プロフィール】
2001年工業英検1 級取得(文部科学大臣賞受賞)以来、正確、明確、簡潔な技術英語に魅せられ特許翻訳の仕事を続ける。2004年、フリーランス特許翻訳者・技術英語講師となる。2014年、論文英語と特許英語を専門とする翻訳と教育の会社、株式会社ユー・イングリッシュを設立。高品質の翻訳サービス・英語指導サービスの提供により、日本の技術文書の品質向上に尽力する。著書に『技術系英文ライティング教本』(日本能率協会マネジメントセンター)、『外国出願のための特許翻訳英文作成教本』(丸善出版)、『会話もメールも英語は3語で伝わります』(ダイヤモンド社)がある。

【概要】
日英特許翻訳は、私が15年、心を注いで行ってきたこと。1件1件の特許案件に向き合うコツ、特許明細書の品質向上を目指して良い英文を書くためのマインドセットと英語表現技法、スキルアップのための勉強方法を伝える。出願人企業様にとって「助かる」と思っていただける特許翻訳者になるための日々の工夫を紹介する。

講演のポイント:
  • 良い英文を書くためのマインドセット
  • 日英の違いとPCT翻訳―出願人が求める翻訳とは
  • 良い英文を書くための技法
  • 難しい日本語の処理
  • 勉強方法―インプットとアウトプット
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳通訳学習者
  • クライアント
14:30〜16:00 翻訳者のためのOffice製品の活用術 〜便利機能やショートカットキー、アドインを紹介〜

JTF翻訳祭 新田 順也 (ニッタ ジュンヤ)
ブログ「みんなのワードマクロ」管理人

【プロフィール】
Wordアドイン開発者、翻訳者、セミナー講師。米国カリフォルニア大学バークレー校工学部修了。エンジニアリング会社と特許事務所を経て独立。翻訳会社、マニュアル制作会社、特許事務所等々のクライアントにWordの設定やWordマクロ活用のコンサルティングを実施。ブログにてWordで翻訳をする方法やWordマクロを活用した翻訳の自動処理などを紹介。Microsoftが優れた技術者に授与するMicrosoft MVPをWord部門で2011年以降、毎年受賞。代表ソフトは、Wordで動く翻訳チェックソフト「色deチェック」。

【概要】
翻訳者やチェッカーはWordやExcel、PowerPointなどのOffice製品を使う必要がある。本セミナーでは、Office製品で共通する時短のコツやそれぞれのソフトで役立つショートカットキーを紹介する。かつてのJTFセミナーでは、「2秒×1000回=30分」(小さな時短の積み重ねが大きな差を生む)をコンセプトにしたWord用のアドイン(マクロのパッケージ)を紹介し配布した。今回は、セミナーの参加者やクライアントの翻訳会社からたびたび相談を受ける機能をまとめたExcelとPowerPoint用のアドインを初公開する。このアドインをインストールすれば、それぞれのソフトで英数字記号の半角化やフォントの統一などをワンクリックで実行できるようになる。

講演のポイント:
  • Office製品共通の設定方法
  • 翻訳者のためのショートカットキー
  • お役立ちツールの紹介
  • Excel、PowerPoint用アドインの紹介
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • クライアント
9:30〜11:00 フリーランスだから考えたいお金のこと

JTF翻訳祭 古川 智子(フルカワ トモコ)
日本FP協会認定AFP

【プロフィール】
大阪府立大学総合科学部を卒業後、会社員、派遣社員などを経て2003年よりフリーランス翻訳者(中国語の和訳専門)。取扱分野は観光情報から石油化学メーカーの新規事業計画書まで。訳書に『日本製造業のイノベーション経済学分析―技術革新と組織改革の進化』(科学出版社東京、2017年)など。2016年5月にファイナンシャル・プランニング技能検定2級、同8月に日本FP協会のAFP認定を取得。

【概要】
フリーランスとして生きることは、自分で自分の生活を守ること。「労働者」と違って有給休暇も傷病手当もない。取引先が複数になると売掛金の回収期間(=実際の入金日)もまちまちになるため、いざという時すぐに出せる当座の生活資金がものを言う。一方で長期的な資産形成やいわゆる老後についても自分で考えるべきところだ。定年がないため退職金や年金は無縁と考えがちだが、実は優れた節税ツールである。本業の事業所得ばかりが所得ではない。どうせ確定申告をするのだから、より節税効果が大きくなるほうが合理的ではないか。より自由に安心して生きるために。まずは大前提としてフリーランスを取り巻く経済環境とライフステージ、ライフプランニングの考え方を紹介する。どう生活していきたいかという個々人の価値観が基本だからである。使える公的制度や民間サービスは存分に使いたい。ここでは使えそうな制度とそれぞれの概要にとどめる。

講演のポイント:
  • フリーランスを取り巻くお金
  • 状況の整理(外部環境)
  • 状況の整理(ライフステージ)
  • 小規模企業共済の概要
  • 確定拠出年金の概要
  • NISAの概要
【対象】
  • フリーランス翻訳者
  • フリーランス通訳者
9:30〜11:00 よくみる和文英訳の落とし穴〜より読みやすい英訳のために〜【第2弾】

JTF翻訳祭 Benjamin Tompkins(ベンジャミン トンプキンス)
医薬翻訳者、元JAT会長・理事長

【プロフィール】
1970年米国生まれ。カンザス大学卒業(日本文学および生物学)、コロラド大学院日本文学修士。90年と94年に交換留学生として上智大学(文部省奨学金取得)、福岡大学で日本語、生物学を学ぶ。福岡で翻訳会社勤務の後、99年、米国にて翻訳会社j-translate.comを設立。09年に福岡に移転後、トンプキンス・バイオメディカル・コミュニケーションズ株式会社を設立。17年6月まで、日本翻訳者協会の会長・理事長に携わる。

【概要】
和文英訳となると、文法や語順、言葉のニュアンスの違いなどの難題が控えている。本年3月のJTF関西セミナーでは、日本語によるワークショップ形式で、各種の「落とし穴」を紹介した。今回の翻訳祭では、第二段として、紹介した落とし穴をより詳しく考察し、新たなひっかけ問題を設ける。製薬系の問題が中心であるが、どの分野にも役に立つだろう。問題を解く際に、以下が重要である。@積極的に動詞を使う。A原文の語順と時制に騙されず、自然に流れる英文を書く。B苦手とされているwould、should、could、will等の用法を身につける。C英訳に役に立つ用法(parallel construction等)を覚えることで、訳文のレベルアップを目指す。D英語の多彩な句読点を正しく使う。E和文に多い記号(「・」、「〜」)は、英文に流用していいのか。F和英辞典に記載している定訳は本当によい(英訳に適している)のか。和文英訳にこれから挑戦してみたい方も大歓迎である。

講演のポイント:
  • 和文英訳のありがちな問題点
  • 意外と知られていない日本語と英語の基本的な違い
  • 日本人が間違えやすい英訳
  • 原文に騙されないコツ
  • すぐに活用できる言い回し
  • ネイティブはこんな言い方をしない(例文あり)
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • クライアント

プログラム冒頭へ

14:30〜16:00 大学と通訳翻訳業界の連携は可能か 〜TOKYO2020を視野に

JTF翻訳祭 松下 佳世(マツシタ カヨ)
立教大学 異文化コミュニケーション学部・研究科准教授(PhD)、会議通訳者

【プロフィール】
朝日新聞記者、サイマル・インターナショナル専属通訳者を経て、教育と研究の道へ。2014年9月から国際基督教大学教養学部准教授。2017年9月から現職。著書に「通訳になりたい!ゼロからめざせる10の道」(岩波書店)など。サイマル・アカデミーのインターネット講座『基礎からはじめる通訳トレーニング」』( https://www.simulacademy.com/web/courses/view/43) の講師も務める。

【概要】
政府が進める「グローバル人材の育成」に応じる形で、日本においてもようやく、大学における通訳翻訳教育が活性化してきた。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会も追い風となり、学部及び大学院レベルで理論と実践を学んだプロフェッショナル予備軍が、市場参入の機会をうかがっている。こうした現状を踏まえ、本プレゼンテーションでは、現在大学で行われている通訳翻訳教育の実態や、「サービス・ラーニング」など学外での実践の取り組みを紹介し、会場の参加者と、日本における大学と通訳翻訳業界との連携の可能性について議論する。

講演のポイント:
  • 進化する大学の通訳翻訳教育
  • 大学生の通訳力翻訳力はどのくらい?
  • 大学と民間のスクールの違い
  • 大学生・大学院生の指導を通じて学んだこと
  • 事例:「サービスラーニング」を通じた通訳実践
  • ディスカッション:多様化する需要に対応するために、大学と業界はいかに連携できるか
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント
  • 翻訳通訳研究者
11:30〜13:00 ITマーケティング翻訳の未来考察 第二弾 - 多様化するニーズを満たすために

<パネリスト>

JTF翻訳祭 三輪 朝(ミワ アシタ)
ライオンブリッジジャパン(株) ランゲージ リード

【プロフィール】
英国リーズ大学翻訳研究科総合翻訳専攻修士課程修了後、スイスに本社を構える翻訳会社のCLS Communicationに入社。同社のスイス、シンガポールの拠点にて、約5年間金融関連の翻訳に従事。その後フリーランス翻訳者の経験を経て2015年、ライオンブリッジにランゲージリードとして入社。現在はIT関連企業の和訳マーケティング案件の品質管理を担当しており、幅広い製品分野において、お客様の求める品質を定義し、ユーザビリティの高い日本語版の制作に日々取り組んでいる。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 加藤 めぐみ(カトウ メグミ)
ヴイエムウェア(株) ローカリゼーション オペレーションズ、シニアマネージャ

【プロフィール】
IT企業でのローカリゼーション業務経験を経て、現職でもIT企業の日本オフィスにて、マーケティング関連(Web、キャンペーン、イベントのプレゼン、ビデオ、PR資料など)のローカリゼーションプロジェクトや品質を管理する部門でのマネージャとして従事。品質重視の日本オフィスと、費用削減や納期短縮の厳しい要件を突きつけるUS本社の間に立ち、双方の納得のいく形に調整するのが重要な職務。マーケティング翻訳の品質にKPIを設定し、品質の数値化に取り組むなど、翻訳会社とコラボレーションしながらさまざまな課題の解決に日々取り組んでいる。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 秋元 加奈(アキモト カナ)
(株)SEデザイン 制作部 ディレクター

【プロフィール】
ハイテクメーカーのテクニカルライターを経て2005年よりSEデザインのディレクター職。IT系を中心に、グローバル企業のソフトウェア/ハードウェアなど製品/サービスの販促ブローシャ類、Webページ、動画(ボイスオーバー/字幕)の英日ローカライズのディレクション、チェック、コピーライティングを担当するほか、日本語オリジナルのインタビュー記事、ソリューション紹介記事等のディレクションも実施。外資系企業の日本市場展開を支援してきた制作会社の実績と経験を活かして、特にマーケティング分野のローカライズに力を入れている。

<モデレーター>

JTF翻訳祭 藤原 正道(フジワラ マサミチ)
ライオンブリッジ ジャパン(株) シニア ランゲージ リード

【プロフィール】
2006年、ライオンブリッジ ジャパン株式会社入社。各種IT系ハードウェア、ソフトウェア製品のUIやドキュメントの大規模なローカリゼーション プロジェクトにおいて、和訳のみならず、30言語前後の多言語案件のグローバル ランゲージ リードとして全言語の品質管理を統括。お客様ごとに異なる品質要件を整理し品質プランを策定する、「品質管理者」としても同社ランゲージグループをリードする役目を担っている。最近ではIT製品系にとどまらず、様々な業種の和訳マーケティング案件を数多く手がける。

【概要】
機械翻訳や人工知能技術が翻訳業界のみならずさまざまな業界で注目を浴びる中、Human Translationでなければ要件を満たすことのできないマーケティング分野の翻訳がITやB2B分野において引き続き活況である。一言でマーケティング翻訳といっても、扱うコンテンツ、用途やユーザーも多様。そこには原文云々ではなく日本語として明快であると共に、専門知識に裏打ちされた正確な製品やサービス情報の伝達力が不可欠である。発注元企業からのReadabilityやFluencyへの期待は高まる一方だが、果たしてプロの翻訳者がどの程度発注元企業の品質要件を満たせているのか、また多様な要件を満たすために翻訳者に必要なスキルは何なのか考えさせられることが多い。優秀な翻訳者を求めてやまない翻訳会社、発注元企業、翻訳者のそれぞれの目線で、翻訳者のバックグラウンドや求められる翻訳者像を考察し、成功のためには三者がどのように協力していくべきかを、昨年に引き続き第二弾として議論する。

パネルディスカッションのポイント:
  • マーケティング分野の翻訳の難しさはどこにあるのか
  • 顧客の求める、“高品質を、安く、早く”はどこまで現実的か
  • 翻訳会社の現場にはどんな問題が存在するのか
  • マーケティング翻訳者とはどういうバックグラウンドを有しているのか。他の言語の翻訳者市場との違いは何か
  • ITマーケティング翻訳の分野で高品質を維持するために、顧客、翻訳者、翻訳会社がしなければならないことは何か
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント
9:30〜11:00 中国語翻訳の品質管理

JTF翻訳祭 村井 見栄子(ムライ ミエコ)
ミエトランスレーションサービス CEO

【プロフィール】
神戸商科大学商経学部卒。大阪外国語大学地域文化学科、中国雲南大学、台湾逢甲大学にて中国語を学ぶ。フリーランスの中国語翻訳者を経て、2007年にMie Translation Servicesを台北で設立。中国語を専門とする翻訳会社として独自の品質管理システムを構築。日本企業から商業翻訳、ゲーム、コンテンツローカライズを中心に多数案件を受注。

【概要】
アジアの主要言語である中国語に、簡体字と繁体字があるのは周知のとおりであるが、このふたつは、単なる文字の違いだけではなく、単語や表現、言い回し、見出し番号表記、句読点や符号などの使われ方も大きく異なる別言語と言っても過言ではない。また、方言ともとれる中国語表現を訳文に取り入れてしまうことで、中国語圏の別地域では使い物にならないケースも少なくない。とりわけゲームなどのコンテンツローカライズに至っては、こうした細部について、ユーザーニーズを考えると機械翻訳だけでは処理しきれない、ヒューマンリソースによる品質管理が必須となる。当社は台北で10年間、中国語を専門に取り扱い、ここ数年はゲーム翻訳にも注力しながら、こうしたノウハウを構築してきた。 中国語の品質管理について、台北の翻訳会社の立場から、ビジネスを成功へと導くための中国語翻訳・ローカライズの品質管理について説明を行いたい。

講演のポイント:
  • 中国語の簡体字と繁体字
  • 台湾語翻訳は存在するのか
  • 台湾の翻訳市場
  • コンテンツ中国語ローカライズ
  • ビジネスを成功に導くための中国語翻訳
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳通訳会社の実務者の方
  • クライアント企業
14:30〜16:00 書籍を訳すという仕事

JTF翻訳祭 村井 理子(ムライ リコ)
翻訳家

【プロフィール】
村井理子(むらい・りこ)1970年静岡県生まれ。翻訳家。訳書に『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『ローラ・ブッシュ自伝 - 脚光の舞台裏』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』(新潮社)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『7日間で完結! 赤ちゃんとママのための「朝までぐっすり睡眠プラン」』(大和書房)、『兵士を救え! 珍軍事研究』(亜紀書房)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見書房)、『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)。連載:毎日小学生新聞『毎小コラージュ川柳』、コスモポリタン『村井さんちの田舎ごはん』、新潮社『村井さんちの生活』、亜紀書房ウェブマガジンあき地『犬(きみ)がいるから』など。Twitter:@Riko_Murai

JTF翻訳祭 伊皿子 りり子(イサラコ リリコ)
(株)CCCメディアハウス 書籍編集者

【プロフィール】
国内外のノンフィクション(ビジネス、エッセイ、実用)を中心に手がける。一方でみんなが楽しい気持ちになれる本をつくりたい。個人的には事件もの、戦争など、硬派な海外ノンフィクション好き。著者や翻訳者と共有したい課題は「いい本なのはわかった、あとはどう売るか」。最近の担当翻訳書に『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房、キャスリーン・フリン著、村井理子訳)、『息子が殺人犯になった』(亜紀書房、スー・クレボルド著、仁木めぐみ訳)など。“昼から気楽にアルコールを呑める寛容な社会”を目指すサイト「キラコル」を運営。翻訳書の企画は随時受付中。Twitter:@rie_tanaka

【概要】
翻訳出版について、現役編集者と翻訳家が語るあれやこれや。本が売れないと言われる時代だけれど、それではこの先、どのようにして出版翻訳家は仕事をしていけばいいのか。良い本、売れる本とはどんなものなのか。企画の立ち上げ方から、セールスの仕方まで、出版翻訳の「今」を、これから出版を目指す人向けに伝授する。

対談のポイント:
  • 出版翻訳家を目指すには?
  • 企画をどのようにして出版社に持ち込めばいいのか
  • 出版翻訳って儲かりますか?
  • 翻訳家も宣伝する時代
  • 編集者と翻訳家、どのようにして一冊の本を作り上げるのか
  • 翻訳出版で気をつけなければならないこと
  • 出版翻訳の魅力
  • 翻訳家はどのようにして仕事を請け負っているのか
【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者

プログラム冒頭へ

9:30〜11:00 なぜ私たちはこんなに忙しく大変なのか?- 日本と日本語の特性 -

<モデレーター>

JTF翻訳祭 森 みゆき(モリ ミユキ)
Women in Localization Japan 日本支部マネージャー

【プロフィール】
米国及び日本のIT企業でエンジニア、プロジェクトマネージャー、プロセスリエンジニアリング、マーケティングを経験。米AT&T、米シスコなどの組織を通じ、海外の製品を日本に導入し浸透させる事に注力してきた。2017年から非営利団体Women in Localizationの日本支部マネージャーとして、会員80名の組織を統括する。趣味の自転車と食。景色と地元の食材を求めて各地に旅している。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 上田 有佳子(ウエダ ユカコ)
ネットアップ(株) グローバリゼーション チーム リード

【プロフィール】
神戸大学で認知心理学を専攻、卒業後は国内IT企業でシステム開発に携わる。その後、フリーランス翻訳者、日本のIT企業内でのローカライズ部門勤務を経て、外資系IT企業に転職。2011年より、米国に本社を持つ、企業向けデータ管理ソリューションを提供するネットアップ株式会社に勤務。15か国のメンバーで構成されるコンテンツ マネジメント チームのマネジメントに従事。各国オフィスのローカリゼーションのニーズの管理、製品ローカライズのプロセス改善、品質管理を行う。また、2015年3月には、米カリフォルニア州に本部を置くWomen in Localizationの日本支部を立ち上げた。3人の子の母でもある。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 澤村 雅以(サワムラ マイ)
SDLジャパン(株) RVP PMO APAC

【プロフィール】
1997年ITPにDTP Operatorとして入社、2000年にSDLへ合併後 DTP ManagerからProject Managementへコンバートされる。Multi-Language Service Division Directorを経て現在はAPACのProject Management オフィスのRegionalディレクションに従事。目下の努力目標はAPACのビジネス文化と特殊性をわかりやすくGlobalチームに伝えられるようになること。好きな言葉は「餅は餅屋」。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 伊藤 彰彦(イトウ アキヒコ)
(株)十印 海外事業部本部長

【プロフィール】
1996年にデルコンピュータを退社後、翻訳業界の様々な役職を経て2006年に株式会社十印に入社、2010年にLocalizationGuy, LLCを設立。ローカリゼーションコンサルタント。米国在住。2000年には米MLBのコロラド・ロッキーズで通訳も経験した。ローカリゼーション業界の活動に力を入れており、2007年にはGALA(Globalization and Localization Association)の会長を務める。現在、MultiLingual MagazineのEditorial Board MemberおよびTAUS Representativeを兼任。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 千葉 容子(チバ ヨウコ)
(株)十印 ディレクター

【プロフィール】
1997年にローカリゼーション業界に足を踏み入れ、20年にわたり外資系、国内系のLSPにてプロジェクト・マネージャーとして従事。2006年株式会社十印入社。2016年同社取締役就任。「関わる方すべてがお客さま」をモットーに、「言葉」を使うすべての人々に利益と幸せがもたらされるような世界にしたいとの野望を掲げ日々奮闘中。

【概要】
ローカリゼーションに関係している私たちは立場が違っていても全員が忙しいと感じているはず。ビジネスが繁盛して忙しいのならば大歓迎だが、本当にそれだけなのだろうか。他の言語や他の国で行われているローカリゼーションの話を聞くと、なんだか、日本語だけ、日本だけ異なることがあるような気がするのは、誰もが気が付いているはずだ。では、その異なる点というのは何か。それは日本語の特性だろうか。または日本人の特性だろうか。その点を解き明かすことで、いかに良い意味で「楽をできるか」を追求したい。もちろん、楽をするためには、関係者間でなんらかの合意がされていることが重要であり、そのことは全員がわかってはいるものの、果たして実現可能なのだろうか。実現するためにはどうしたらいいか。このセッションでは、これらの悩みを解決する方法についてのヒントを提供する。

パネルディスカッションのポイント:
  • 忙しい理由を考えてみよう
  • 高い品質とは?
  • コストとのバランスは?
  • 日本語の苦労 理想と現実のギャップを埋めるために何ができるか?
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳会社の実務者の方
  • 翻訳通訳会社の経営幹部の方
  • クライアント企業
16:30〜18:00 機械翻訳は翻訳業界を壊すのか?

<モデレーター>

JTF翻訳祭 渡邊 麻呂(ワタナベ マロ)
(株)ワードスパン 代表取締役、JTF理事

【プロフィール】
大手翻訳会社の代表取締役を10年間務めた後、2016年に株式会社ワードスパンを設立。
同社代表取締役就任。
翻訳コンサルタントとして、翻訳会社やクライアントの業務改善に携わる。
また、日本企業の中東市場への進出サポートを行っている。
翻訳業界その他で講演多数。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 稲垣 美貴(イナガキ ミキ)
ライオンブリッジジャパン(株) 代表取締役

【プロフィール】
言語学専攻。米国コンピュータ会社のフィールドSEを経験後、在宅の産業翻訳者となる。
1997年にシニアエディターとして同社に入社後、ランゲージ部門、PM部門など複数の職種を経て2012年より現職。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 佐藤 弦(サトウ ゲン)
SDLジャパン(株)トランスレーション プロダクティビティ部門 セールス ディレクター

【プロフィール】
1999年にローカリゼーション業界に入り、翻訳者、校閲者、翻訳リソース管理、翻訳チーム管理などさまざまな業務を経験。
その後10年間、国内・海外の両方の顧客の多種多様なプロジェクトに関わる。
2009年よりSDLジャパンに翻訳ソフトウェアの営業として入社。
翻訳会社の顧客を中心に営業活動や、SDL Trados Studioの機能を分かりやすく伝えることをテーマにしたブログの執筆やセミナーでの講演を行う。
2016年より営業マネージャーとしての業務を行う傍ら、業界イベントなどでもローカリゼーション業界の展望などをテーマにした講演を積極的に行っている。

<パネリスト>

JTF翻訳祭 三笠 綱郎(ミカサ ツナオ)
(株)十印 クオリティマネジメント・MT 戦略部 マネージャー

【プロフィール】
大手電機メーカーでシステム開発に携わった後、1990年代半ばローカリゼーション業界に入り、
ベルリッツ、ITP、SDLにて翻訳サービスのプロセス標準化や品質管理、翻訳チームのマネジメントに従事。
途中フリーランス翻訳者も経験し、ITを中心としたさまざまな分野の翻訳に携わる。
現在は株式会社十印にて品質管理プロセスの強化・改善とともに最新のMT技術の導入に取り組んでいる。

【概要】
今までは日本語には機械翻訳は使えないと考える人達が多かったが、Google翻訳等の機械翻訳が日本語にも対応できるようになってきており、今まで機械翻訳に目を向けてこなかった翻訳会社や翻訳者が危機感を感じ始めている。本セッションでは、ワールドワイドに活躍しているMLV各社が一堂に会し、以前より機械翻訳の導入が進んでいるフランス等のヨーロッパ言語において、機械翻訳が導入される以前と以後で翻訳会社や翻訳者にどのようなインパクトがあり、どのように乗り越え、現在の翻訳システムはどうなっているのかをレクチャーする。また、それら機械翻訳先進国から日本は何を学び、行う必要があるのか。翻訳会社、翻訳者の未来の選択肢はどのようなものがあるのか等をディスカッション形式で行う。

講演のポイント:
  • 機械翻訳はどこで活用されているのか
  • 機械翻訳を使うメリット、利益は何か
  • 機械翻訳は人間に置き換わるのか
  • 翻訳者が使うことは可能か
  • 翻訳者、翻訳会社の未来にどのような選択肢があるのか
  • 翻訳の価値はどうなる
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • 翻訳会社の実務者の方
  • クライアント  
第27回JTF翻訳祭 特別企画 ミニ講演会 10分1本勝負!
11:30〜13:00 (ミニ講演会)ドイツ語特許翻訳に参入しよう

JTF翻訳祭 上野 哲也(ウエノ テツヤ)
社内翻訳者

【プロフィール】
東北大学大学院で有機化学を専攻し、博士(理学)を取得。ドイツ・マールブルク大学(薬化学)に2年間留学。帰国後、大学非常勤研究員を経て、化学メーカー・製薬メーカーで有機合成研究員として勤務しながら、2004年11月から副業として英語・ドイツ語翻訳を開始した。チェッカーも含めて経験分野は、主に化学・バイオ・自動車・医療機器の特許・学術論文で、教育・軍事・賃貸契約書なども。勤務先の事業再編による退職を契機に、2016年8月に専業翻訳者として独立。2017年9月より株式会社MK翻訳事務所にて社内翻訳者・チェッカー(ドイツ語部門担当)として勤務。

【概要】
ドイツは自動車・機械・医療機器・化学・医薬・環境・代替エネルギーなどの先端技術分野で活躍する企業が多く、また今後は、インダストリー4.0や電気自動車への移行でも注目される。PCT特許出願での使用言語は、ドイツ企業であっても最近は英語が増えてはいるが、ドイツ語での出願も継続しており、ドイツ語特許和訳の需要は、今後も一定割合で存在すると期待される。英語を介さずにドイツ語から直接和訳することで、重訳のリスクを回避し、単価も高めに設定できる利点がある。しかし、特許内容を理解できる理系知識を持つドイツ語特許翻訳者の確保は困難である。人材不足の現状について、用語選択の事例などの具体例を示して説明する。また、特に英語翻訳者に対してドイツ語特許翻訳への参入を促すために、特許明細書の例文を用いたドイツ語の特徴の紹介や、市販の独和辞典の比較なども行う。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方

プログラム冒頭へ

 11:30〜13:00 (ミニ講演会)トライアルに合格していただくために - IT翻訳の最前線で

JTF翻訳祭 梅田 智弘 (ウメダ トモヒロ)
(株)テクノ・プロ・ジャパン 代表取締役社長

【プロフィール】
翻訳会社社員、フリーランスの翻訳者を経て現職。さまざまなロールでの経験を武器に、社内外問わず、働きやすいチーム作りに奮闘。
※テクノ・プロ・ジャパンは30年近い歴史と実績を持つIT翻訳の会社です。「モノのインターネット」という言葉が端的に示すように、ITが社会の隅々にまで根を下ろしつつある昨今、いわゆる「IT翻訳」がカバーするドキュメントの種類は増え続けています。そこで弊社では、これまでメインストリームであったマニュアルやUIの翻訳のみならず、販促資料やリスティング広告などの翻訳も幅広く手掛けております。

JTF翻訳祭 加藤 泰(カトウ ヒロシ)
(株)テクノ・プロ・ジャパン ベンダー&リソースマネージャー

【プロフィール】
長年、寿司職人として飲食業界に身を置きながら、一転翻訳業界に飛び込んだ異色のコーディネーター。翻訳というものをひと味違った切り口でとらえ、人・仕事・サービスを結び付けるのを得意としている。
※テクノ・プロ・ジャパンは30年近い歴史と実績を持つIT翻訳の会社です。「モノのインターネット」という言葉が端的に示すように、ITが社会の隅々にまで根を下ろしつつある昨今、いわゆる「IT翻訳」がカバーするドキュメントの種類は増え続けています。そこで弊社では、これまでメインストリームであったマニュアルやUIの翻訳のみならず、販促資料やリスティング広告などの翻訳も幅広く手掛けております。

【概要】
トライアルに合格する訳文とは。過不足がなく、誤訳やタイポもない訳文? それとも「商品」として通用する訳文? あるいは、書き手の意図に沿った訳文? オーディエンスの心を掴み、マーケットに対する訴求力の高い訳文? いずれもYes。でもそれだけではちょっと足りない。本セッションでは、翻訳会社がトライアルで実際に何を見ているのか、応募の際のやり取りから初仕事に至るまでのポイントを本音でご紹介。また、刻々と変化するIT翻訳の現場から、最前線はどうなっているのか、今本当に翻訳者に求められているものは何なのか、一方通行になりがちな普段のコミュニケーションからは推し量りにくい情報をエッセンスとして伝授。翻訳者の皆さんと翻訳会社とがこの先末永くパートナーとして良い関係を築き、戦略的に勝ち残っていける未来のために。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
11:30〜13:00 (ミニ講演会)あいまい文のもたらす不経済効果と対応策 「時間泥棒」と呼ばれないために

JTF翻訳祭 川月 現大 (カワツキ ゲンダイ)
(有)風工舎 代表

【プロフィール】
編集者。編集プロダクション、有限会社風工舎代表。主に編集・DTP・エディトリアルデザインなどを担当。そのほかに、書籍の素読み・校正や出版企画サポートも。得意分野は、IT系全般、経営・経済などのビジネスもの。大学卒業後、独立系大手SIerに入社。大手金融機関のシステム開発などに従事。マニュアル制作会社に転職後は、マイクロソフト オフィス製品のオンラインヘルプのローカライゼーション、オラクル製品のマニュル制作、一般書籍の編集などを担当。有限会社風工舎を創業、代表に就く。編著書に『デジタルテキスト編集必携[基本編]』(清水隆著、翔泳社、2012年)がある。

【概要】
あいまいな文は単にわかりにくいというだけでなく、ビジネスコストを増大させる。「わかりにくくてちょっと困るね」というレベルではなく、明確に時間とお金を浪費する。あいまい文の反対語は明解な文(明文)だが、明文を書く手法を体系化したものとして「テクニカルライティング」がある。テクニカルライティングの手法を学べば、3C(Clear[明確]、Correct[正確]、Concise[簡潔])を満たし、表記・表現が正しい文章が書けるようになる。だが、あいまい文を完全に防げるわけではない。
 また、翻訳時にはソース言語があるから「適切な言葉を選択すれば大丈夫」と思うかもしれないが、必ずしもそうではない。「適切な言葉を選択」したためにあいまいさを発生させることがある。もっと問題なのは、自らが使っている言葉にあいまいさがあることに気がついていない点だ。
 どうすればあいまい文を避けられるのか、例を挙げつつ考えてゆきたい。

【対象】
  • 限定せず
11:30〜13:00 (ミニ講演会)翻訳会社同士で組みませんか? AIや機械翻訳の発達で不安ではありませんか?弱者同士でも勝てる方法はあるはずです

JTF翻訳祭 金 春九 (キム チュング)
(株) ビーコス 代表取締役、JTF理事

【プロフィール】
韓国釜山出身。海兵隊除隊後、1年間の日本語習得の為に1992年来日。立命館大学経営学部在籍中に外国人による外国人留学生へのサポートを目的とする飛魚インターナショナルを設立後、2001年に法人化し、株式会社ビーコスの代表取締役に就任。現在に至る。特に168ヶ国語の稀少言語の翻訳通訳に特化したサービス及び38言語のクラウド型翻訳サービスを展開している。

【概要】
日本に翻訳会社が多すぎる中、弱い者同士で組む仕組みを作っていませんか?弊社は京都で創業をしていますが創業当時(約19 年前)の京都の織物産業と現在の翻訳業界の構造が似たような状況かと見ています。

即ち業界の規模は限られているにも関わらず、少ない仕事やお客様の奪い合いをしている。そこで提言ですが翻訳会社どうしで組みませんか?例えば弊社は168 言語に対応可能、翻訳者は約26000 人おり、システムを活かした業務管理などが得意ですが、営業及び大型プロジェクトを進めることは得意ではありません。また、海外進出をどんどん進めている中一緒に出る会社を探しております。

機械翻訳やAI の発達で数年後の翻訳業界がどうなるかもわからない不安の形ではなく互いに強いものを活かし弱いところを補える組み方を模索してみては如何でしょうか?また、日本だけで稼ぐ時代は長くありません。海外進出について一緒にやりませんか?

【対象】
  • 翻訳会社の経営幹部の方
11:30〜13:00 (ミニ講演会)超高速版!翻訳チェックの組立て方

JTF翻訳祭 齊藤 貴昭(サイトウ タカアキ)
翻訳コーディネータ兼社内翻訳者、JTF 理事

【プロフィール】
某電子事務機メーカー入社後、製造から市場までの幅広い品質管理業務に長年従事。5年間の米国赴任後、米国企業相手の品質関連交渉担当となる。交渉業務を行う中で自ら通訳・翻訳業務を担当するとともに社内翻訳者の管理・教育を数年経験。2007年末より現在のグループ会社で翻訳コーディネーターと社内翻訳者を担当。グループ会社から依頼される様々な翻訳案件の翻訳・発注・チェック・管理の業務を行っている。製造業で学んだ品質管理の考え方をベースに、翻訳品質保証体系を構築するのが現在の自己研究テーマである。ブログ「翻訳横丁の裏路地」https://terrysaito.com

【概要】
翻訳品質を保証するための翻訳チェックの考え方が、顧客の要求へ合致させるという受動的な位置付けで考えられていないだろうか?表面的な品質保証方法に終始して顧客先で繰り返し問題が発生していないだろうか?本来は翻訳従事者である我々が主体性を持って品質を定義し、翻訳を提供していくのがあるべき姿である。つまり、品質保証や翻訳チェックはもっと能動的に考えるべきで、翻訳会社、個人翻訳者と立場は違ってもアプローチは同じである。この10分のミニ講演では、翻訳品質を決定付けるすべての因子の把握と抽出の仕方、各因子の分類の仕方やそれぞれの保証方針と保証アプローチの考え方、具体的チェックやフローへ落とし込む上での考え方など、翻訳品質を保証する上で関わる事柄をフローの上流から下流までを通して概略を一気に説明する。

【対象】
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者

プログラム冒頭へ

11:30〜13:00 
(ミニ講演会)のべ3000人に発注してきた元コーディネータから見た「選ばれる通訳者・翻訳者たったひとつの絶対条件」 
それは「通訳翻訳スキル」ではありません。本当に必要な「選ばれる条件」についてお話しします

JTF翻訳祭 酒井 秀介(サカイ シュウスケ)
通翻訳者のためのビジネススクール「カセツウ」 代表

【プロフィール】
世界で唯一の「通訳者・翻訳者のためのビジネススクール カセツウ(稼げる通訳者の略)」代表。通翻訳エージェント退職後、11年のコーディネータ経験と、最強のマーケティングメソッド「DRM」を組み合わせ、2015年に通訳者と翻訳者のためのビジネススクールを開校。支援してきた受講生は100名を超え、サポートを受けた中には月5万円だった売上を4ヶ月で20万円、8カ月で40万円近くに伸ばした中国語通訳者も。「通翻訳スキルと売上は比例しない、稼ぐ力と通翻訳スキルはまったくの別物」という主張をベースに、通訳翻訳をビジネスにしたい、クライアントに選ばれたいと本気で努力する通訳者・翻訳者・またその志望者を支援中。

【概要】
どんなに高いスキルを持っていようとも、どんなに専門分野の知識を高めようとも、どんなに多くの実績を持っていようとも、この「たったひとつの絶対条件」を外せば依頼されることはありえない―――通訳者翻訳者に11年間発注してきた立場として感じるのは、通訳者・翻訳者はとにかく「スキルの向上が大好き」ということ。それ自体は決して悪いことではないものの、「スキルさえ磨けば仕事が得られる、仕事が増える、スキルこそが最重要」という「間違った思い込み」が蔓延しているのも事実。カセツウが提唱しているのは通翻訳スキルに加えて「稼ぐ力=マーケティングスキル」を身に付けること。ここを押さえておけばスキルや実績では敵わない競合を差し置いて自分が選ばれる方法がわかるようになる。このミニ講演ではその中でも最重要な「コーディネータに選ばれるためのたったひとつの絶対条件」について話す。

【対象】
  • 通訳者
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
11:30〜13:00 (ミニ講演会)産業翻訳界の片隅で生きてきた私が通訳案内士の世界を覗いてみた!

JTF翻訳祭 佐々木 美智代 (ササキ ミチヨ)
フリーランス英日・日英翻訳者、通訳案内士

【プロフィール】
北海道大学工学部・医学部教授秘書として勤務の後、1991年よりフリーランス英日・日英翻訳者。得意分野は環境、エネルギー、機械、マーケティング。2013年、ひょんなことから通訳案内士試験への挑戦を決意し、直前2か月の勉強で筆記試験に合格。留学や海外在住の経験は皆無ながら、その後の口述試験にもほぼ要領と運のみでコスパよく合格。せっかく取得した資格を無駄にしたくないという貧乏性から、現在は翻訳者と通訳ガイドの仕事を両立。海外VIPガイドや外務省関連エスコートとしての稼働日数は年間百日を超え、その他の日は在宅で翻訳に従事。2017年札幌冬季アジア大会VIPアテンドやWBC日本人審判員語学アドバイザーなどスポーツ関連の業務も多い。

【概要】
3年半前に通訳案内士の資格を取得した直後から、業界団体主催の研修会への参加、複数の旅行会社や派遣エージェントからの業務を通じて通訳ガイド業界の雰囲気を直に体験してきた。ガイドやエスコートの具体的な仕事内容、翻訳者としての仕事と比べた充実度や厳しさ、さらには実際に旅行会社などからの信頼を得て忙しく働いているガイド達はどのような人たちであるかについて紹介したい。2018年から、通訳案内士国家資格を保有していない者にも通訳ガイドの有償業務が解禁される。2020年東京五輪に向け、今年札幌冬季アジア大会公式通訳者(有償業務)として大規模スポーツイベントに従事した経験を踏まえ、有償業務とボランティアの待遇や業務内容の違いや、時間が許せば今後の動向に関する私見も述べたい。なお、10分間という限られた時間のため、通訳案内士国家試験の概要を事前に調べた上での参加をお願いしたい。

【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の経営幹部の方

プログラム冒頭へ

11:30〜13:00 (ミニ講演会)フリーランス翻訳者として心がけてきたこと

JTF翻訳祭 佐藤 従子(サトウ ヨリコ)
特許翻訳者

【プロフィール】
特許事務所勤務からフリーランス特許翻訳者に

【概要】
フリーランス翻訳者として独立してからベテランと言われる年数が経過、その間ほとんど仕事は途切れることなく依頼を頂いている。翻訳作業、翻訳会社とのコミュニケーション、家事と自宅仕事のやりくりの工夫など、日常心がけていることをお話ししたい。ベテランの皆さんにはごく当たり前の内容になるかと思うが、翻訳初心者やこれからフリーランスになりたい人達への一助になればと思う。

【対象】
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳者
9:30〜11:00 (ミニ講演会)ダミー動詞を用いた英文和訳

JTF翻訳祭 杉山 範雄 (スギヤマ ノリオ)
(株)杉山特許翻訳 代表

【プロフィール】
1959年静岡生まれ。名古屋大学大学院工学研究科 結晶材料工学専攻卒。工学博士。国内・外資系メーカーを経て、1996年より特許事務所に勤務。国内用特許明細書の作成とともに、外国からの特許明細書の翻訳を担当。2002年からフリーランスの特許翻訳者(英日/日英)に。専門は物理/半導体/材料/電気/電子/光学/通信。東京都荒川区在住。著書『あの手・この手の特許翻訳』(エイバック・ズーム)。

【概要】
日本語は、英語と比べて、動詞表現が多い言葉である。そこで、英語原文にない動詞(ダミー動詞)をわざと入れることによって、自然な日本語にすることができる。ダミー動詞とは、それ自体は意味の希薄な動詞、冗長な動詞のことである。たとえば、配置される、送られる、存在する、設けられる、実施される等である。翻訳例としては、「There are a plurality of alternate interface and superconducting layers.」の日本語として、「複数の交互の界面層および超伝導層が存在する」よりも「複数の交互に(配置された)界面層および超伝導層が存在する」とした方が自然である。また、逆に和文英訳において、日本語の動詞をわざと省くことによって、自然な英語にすることができる。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
9:30〜11:00 (ミニ講演会) ISO17100に基づく翻訳者資格登録制度について

JTF翻訳祭 塚本 裕昭(ツカモト ヒロアキ)
(一財)日本規格協会 翻訳者評価登録センター 専門職

【プロフィール】
日本鋼管株式会社(企業統合でJFEスチール株式会社)で厚鋼板の研究、品質管理、開発推進、技術サービスに従事。2005年より(一財)日本規格協会 審査登録事業部で品質、環境等のマネジメントシステム認証の審査計画・登録の業務に従事。2011年より同協会マネジメントシステム審査員評価登録センターでマネジメントシステム審査員を評価・登録する業務に従事。現在(一財)日本規格協会 翻訳者評価登録センターで翻訳者登録事業の運営に従事。

【概要】
2015年よりISO17100規格に基づく翻訳サービス提供組織に対する認証制度が開始された。ISO17100は、翻訳サービスの品質及び引渡しに直接影響を及ぼす翻訳プロセスに対する要求事項を規定した国際規格であるが、品質の高い翻訳サービスを支えるのは翻訳サービス提供組織と契約する個々の翻訳者であり、翻訳者の力量は翻訳サービスの“質”そのものと言っても過言ではない。本年4月よりスタートした「翻訳者資格登録制度」は、“ISO17100に基づいて専門的力量を有する翻訳者を評価し登録する資格制度”として翻訳サービスの“質”に信頼性を付与する仕組みとして期待されているが、認証スキームや資格基準、また活用法について説明する。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント

プログラム冒頭へ

9:30〜11:00 (ミニ講演会)「ネイティブチェック」信仰を抜け出す――理論、手法そして実践

JTF翻訳祭 成瀬 由紀雄 (ナルセ ユキオ)
サイマル・アカデミー 講師

【プロフィール】
早稲田大学政治経済学部(経済専攻)を卒業後、三井物産株式会社に入社、その後、早稲田大学第一文学部(仏文専攻)に再度入学。
卒業後に都立高校の英語教員となり7年間務めた後、ビジネス界に復帰。翻訳会社、英文編集会社、IRエージェント会社等の勤務を経て、1994年に翻訳を主業務とする株式会社パオ・コミュニケーションズを設立。
その後はサイマル・インターナショナル、タイムインク、大日本印刷などのクライアントを経由して官公庁、企業、大学等から多種多様な翻訳・人材教育・英文出版業務等に従事している。2002年からはサイマル・アカデミー産業翻訳者養成コースの講師を務めている。
翻訳ビジネスでの主要専門分野は経済・財務・金融・IR。そのほか、日本語・英語・翻訳の研究を長年にわたって続けている。出版物(共著)としては『ことばの仕組みから学ぶ 和文英訳のコツ』(開拓社、畠山雄二編)がある。

【概要】
日英翻訳の現場では日本人翻訳者が訳した英文には「ネイティブチェック」を必ずおこなうことが前提となっている。そのために翻訳会社ではネイティブチェッカーの確保に多大の費用と労力をかけ、それによって納期とコストに多大の負担が生じている。そしてその状況に対して翻訳業界の誰もが疑念を抱いていない。
だが英語ノンネイティブ間の英語コミュニケーションが世界の英語使用の大半を占める現在、このような日本の翻訳業界の体質は単なる「ネイティブチェック」信仰に過ぎないのではないか。そしてそれが日本の翻訳だけではなくグローバル発信そのものを阻害しているのではないだろうか。
この状況を抜け出すことは決して容易ではない。なぜならそれは日本人の心に深く根付く「英語ネイティブ」信仰を反映したものだからである。本講演ではその現状を打破するために必要な理論、手法、実践方法について提言する。

【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント
  • MTツール開発者
9:30〜11:00 (ミニ講演会)フリーランサーの生活の質(QOL)を考える - 眼の健康

JTF翻訳祭 藤田 順弘 (フジタ ノブヒロ)
フリーランス翻訳者

【プロフィール】
フリーランス翻訳者。兵庫県生まれ、現在は大阪府下在住。大卒後、医療機器関連メーカーに16年ほど勤務。その期間、旧トランスメディカ大阪やトライアリストの通学講座にて医薬翻訳を数年間にわたり学び、それ以降、16年にわたりフリーランス翻訳者(日英・英日)を続けています。専門分野は医療機器、医薬品、畜産、農業、ライフサイエンス、契約書、一般ビジネスなど。高校時代は船乗りに憧れていたのですが、元々英語が好きな科目だったこともあり、いつのまにか翻訳稼業に足を突っ込むことに。

【概要】
会社などの組織から自営業者として独立すると、身体の健康管理は完全な自己責任となる。もちろん、自営業であっても、地域の役所から定期検診のお知らせは毎年やってくるが、受診するかどうかは任意である。通常、20〜30歳代には相対的に健康体が続くが、やはり40〜50歳代に入ると身体の各所に異変が生じやすくなる。人それぞれ、好きな科目、苦手な科目があるように、身体に強いところ、弱いところがある。そんなフリーランサーが息長く仕事を続けて行くには、日頃から自分の身体の弱いところにストレスをかけない工夫が是非とも必要となるだろう。今回は時間が限られているため、とくに翻訳者が酷使しがちな眼の健康について簡単に考察してみたい。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳通訳学習者
9:30〜11:00 (ミニ講演会)プレイン・イングリッシュをご存知ですか―プレイン・イングリッシュを使用した英文作成―

JTF翻訳祭 三島 のどか (ミシマ ノドカ)
(株)エイアンドピープル グローバルコミュニケーション部 部長

【プロフィール】
上智大学 国際教養学部卒業後、ANAでグランドスタッフとして勤務。その後、コミュニケーション力、きめ細やかなサービス力が買われ、翻訳会社エイアンドピープルに転職。アニュアルレポートを始め数多くのIR資料やマーケティング資料の制作に従事。翻訳プロジェクトマネジメントに加え、毎回100名以上が参加する上場企業のIR担当者向け英語セミナーの講師や各企業からの個別の依頼に応じた英語セミナーの講師としても幅広く活動している。

【概要】
弊社では、英訳の際、特にメッセージ性の強い文章についてはプレイン・イングリッシュを推奨している。プレイン・イングリッシュとは中学2年生でもわかる平易な英語の使用であり、欧米では、政府の公用文はもちろん、大統領のスピーチやジャーナリズムでも一般に推奨されている。また米国証券取引委員会も、約20年前からプレイン・イングリッシュを決算資料で使用することを推奨している。プレイン・イングリッシュのメリットは読み手の理解が高まることにある。わかりやすい英語で書かれた文章であれば読み間違いやクレームなどが減り、時間の効率化にも貢献する。プレイン・イングリッシュの歴史や実例、またプレイン・イングリッシュを作るうえでの10のポイントを説明する。

【対象】
  • 翻訳者
  • クライアント
  • 翻訳通訳学習者
9:30〜11:00 (ミニ講演会)海外の翻訳会社と取引してみよう

宮原 健 (ミヤハラ タケシ)
個人翻訳者

【プロフィール】
広島の大学を卒業後、千葉県内の精密機器メーカーや広島県内の重工業系企業で通訳・翻訳業務の経験を積み、2012年から国内外の翻訳会社と取引しながら個人翻訳者として活動中。企業での経験を含め、翻訳歴は11年。言語ペアは英日・独日。主な受注分野:契約書、精密機器取扱説明書/製造/品質管理・保証/広告、観光案内 (ドイツ)。他得意分野:経営・マーケティング、国際会計、入管手続き。2013年および2014年には、広島市のヒロシマ・メッセンジャーに任命され、同市が姉妹都市友好提携を結ぶドイツ・ハノーファー市との交流サポートを担った。

【概要】
日本に所在する企業が翻訳を発注する場合、海外支社が無いまたは外国語に明るい社員がいない会社であれば特に、日本語でやりとりできる日本の翻訳会社に連絡を取るだろう。それは、視点を変えてみれば、他の国でも同じことが言える。海外にも翻訳会社は何千とあるし、所在する国ならではの面白い案件を取り扱っていることも多く、中には私たちが普段耳にする有名な海外企業の仕事を頻繁に受注している翻訳会社もある。一方、国外ということで報酬受取の心配や取引開始のきっかけ作り、未知数のトラブルを不安に思い、そうした海外の翻訳会社との取引を敬遠する翻訳者も少なくはない。このミニ講演会では、世界の翻訳会社情報(数、特徴など)や取引開始のきっかけ、海外報酬受取方法、海外の翻訳会社との取引するにあたっての注意やメリット・デメリット等について、講師の経験を踏まえながら紹介したい。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 通訳者

プログラム冒頭へ

9:30〜11:00 (ミニ講演会)専門外から生物・バイオ系を武器に〜メディカルの基礎にも

JTF翻訳祭 吉田 博子(ヨシダ ヒロコ)
フリーランス技術・医薬翻訳者

【プロフィール】
生き物といい香りのするものが大好きな子供時代を過ごす。理科系科目の苦手意識を何とかして入試を突破し、理学部化学科大学院中退後、家庭教師などを経てフリー翻訳者へ。最近風景などの写真を撮るのが好き。放送大学にて物理や天文その他を学んだり、西語・伊語の翻訳も目指して勉強中。

【概要】
専門知識を習得し分野を拡大することは、専門知識や実務経験が既にある人でも頭が痛いことがある。わたし自身高校時代生物を学ぶオプションがなく、バイオが化学と一緒にトライアルに付いてきても手が出せないことが長く続いた。一念発起して自分の知識レベルを見定め、レベルに合った数冊を基礎から読むことでトライアルに合格し、仕事を回してもらうことができた。自分の一例を踏まえ、コツ的なものをお話しする。今回は興味のあるエピジェネティクスの本を読んだ。他分野にも、そして生物・バイオ系の延長上にあるメディカルにも応用可能と思われる。

【対象】
  • 翻訳者
  • 通訳者
  • 翻訳通訳学習者
9:30〜11:00 (ミニ講演会)AI時代の翻訳者として

JTF翻訳祭 ローズ 三浦
翻訳者

【プロフィール】
本名・三浦由起子。1985年生。20代後半からフリーランスの翻訳者として生計を立て、今年で4年目(専門:医療)。医療分野の翻訳を行う傍ら、独学で機械翻訳について勉強しており、積極的に機械翻訳の研究会や学会に参加するなど、AI時代の翻訳者の形を模索している。

【概要】
近年、AIの発展は目覚ましく、昨年11月に発表されたGoogleのNMTは翻訳業界に衝撃を与えた。講師は独学で機械翻訳を勉強しており、勉強を通じて気付いた点(NMTの特徴・弱点など)、および関西MT勉強会やMTサミットへ参加した感想を述べる。AI時代、これから翻訳者はどう生きるべきか。ローズ三浦が独自の見解を述べる。

【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • MTツール開発者

プログラム冒頭へ

⇒翻訳祭のお申込みはこちらから

<プレゼン・製品説明コーナー>4階 鳳凰の間 【入場無料/事前登録不要】
セッション1 10:00〜10:45(45分)
WikiWorks+ Memsourceによる多言語ドキュメント制作

JTF翻訳祭 林 祐一郎(ハヤシ ユウイチロウ)
(株)翻訳センター 工業・ローカライゼーション営業部 スーパーバイザー

【プロフィール】
株式会社翻訳センター 工業・ローカライゼーション営業部マニュアル部門リーダー。長年の制作会社勤務の経験を活かし、翻訳センターの営業活動では翻訳商材に加えドキュメント制作全般の提案を行っている。翻訳センターのWikiWorksの代理店活動も担当し、今回プレゼンのMemsource Connectorの開発に関与。デジタル機器全般に興味があり、趣味はボルダリングなどアクティビティー全般。

JTF翻訳祭 波 優一郎(ナミ ユウイチロウ)
ナレッジオンデマンド(株)営業部 マネージャー

【プロフィール】
翻訳会社勤務を経て、ナレッジオンデマンド株式会社の営業マネージャーに就任。翻訳会社時代は、大手メーカーを顧客としてテクニカルドキュメントのローカライズを手がける。中でも大規模ドキュメントの多言語ローカライズプロジェクトを担当。その経験を、現在のWikiWorksビジネスに活かしている。現在も大手メーカー数社を顧客担当し、WikiWorks導入と御客様の満足向上に奔走している多忙な日々を過ごしている。

【概要】
文書作成管理のWikiWorks、翻訳支援ツールのMemsource。WikiWorksは、文書(コンテンツ)の制作を、チームでコラボレーション制作できるCMSだ。翻訳支援ツールのMemsourceと連携する機能により、メールやFTPサーバを介さずダイレクトに翻訳工程までをカバーできるようになった。この2つの別々の製品が共通するのはクラウド。これらを繋げることで、文書(コンテンツ)の編集〜管理〜マルチパブリッシング〜翻訳管理までをウェブブラウザだけで実現している。1つの文書/翻訳を効率的に共有しながら、同時に共同制作を進めることが可能なこのワークフローにより、大きな効率化とコンテンツの改善を実現している。コメントも編集も可能なWikiWorksで制作作業はよりコミュニケーションが活性化する。新たな翻訳ソリューションMemsourceと統合したWikiWorksを最新事例とともに案内する。

プレゼンのポイント:
  • WikiWorksとは〜チームドキュメンテーション〜
  • Memsourceとは〜クラウド型翻訳支援ツール〜
  • Memsource Connectorとは〜APIによる連携機能
  • 導入事例・効果
  • デモンストレーション
【対象】
  • クライアント
  • 翻訳者
  • 翻訳支援ツールメーカー
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
セッション2 11:00〜11:45(45分)
Efficient Business and Translation Management with Plunet

JTF翻訳祭 Christian Frick
Plunet GmbH Senior Business Development Manager

【プロフィール】
Christian Frick is working as Senior Business Development Manager located in Berlin. Frick studied Business Administration and International Management at University of Applied Sciences in Bremen and at University of Westminster in London. Before working at Plunet he worked as management consultant for Volkswagen AG. Christian has already long-term professional experience in the field of management - , marketing - and project management - consulting. He holds a black belt in Taekwondo and loves asian cuisine.

【概要】
Plunet offers language service providers and translation departments a powerful, scalable, and beautifully designed management system. In our exclusive JTF tool demo, you will find out how to manage your translation projects and company processes with Plunet in a highly efficient manner. Every workflow step will be covered, from client request to quote, order, job and invoice management, and of course Plunet’s essential reporting capabilities. You will also learn how to smoothly integrate Plunet with your preferred CAT software (SDL, memoQ, Memsource, Across, XTM, etc.) and financial accounting tools (QuickBooks, DATEV, etc.). This will make your business even more productive. Plunet can easily be adapted to your individual company structures and processes. Sounds good? Then join our exclusive JTF session and find out how to optimize your daily translation project work with Plunet BusinessManager.

プレゼンのポイント:
  • How can Plunet TMS help me to optimize my translation business?
  • New features of Plunet 7.2
  • Automated translation management
  • Complete project workflow - from client request to quote, order and invoice management
  • Increase the quality of your translation projects
  • Integrate all your CAT tools
  • Be more efficient, more productive and have more fun!
【対象】
  • CEO
  • Project Supervisor & Project Manager
  • Vendor Manager
  • Technology Manager
セッション3 12:00〜12:45(45分)
memoQ/memoQ serverのご紹介 −翻訳者・翻訳会社・クライアントを支援するmemoQの基本機能および進化し続けるmemoQ 8の新機能

JTF翻訳祭 三浦 陽
Kilgray Translation Technologies 日本担当ビジネスデベロップメントマネージャー

【プロフィール】
Kilgray Translation Technologies社ブダペストオフィスにて営業および日本語窓口を担当。前職翻訳会社でのプロジェクトマネージャーおよびローカライズエンジニアとしての経験、さらに現職でのサポートエンジニアの経験を活かして、日本のお客様に効率的なワークフローの提案、デモの実施、導入後のサポートなども行う。

【概要】
memoQ translator proは、Best translation software賞など様々な賞を受賞している翻訳支援ツール (CAT)。翻訳者が翻訳者のためにデザインしたツールで、翻訳、翻訳校正の生産性とクオリティを向上させる。memoQ serverは、翻訳アセットのレポジトリ、翻訳プロジェクトの管理センター、コラボレーションが必要な翻訳プロジェクトのハブとして機能する、本格的なエンタープライズ翻訳管理システム (TMS)。オンプレミス、ホスティングサーバー、クラウドサーバーでご使用いただける。翻訳管理の自動化のために世界中のクライアント企業、翻訳会社で愛用いただいている。さらに新しくリリースされたカスタマーポータルの導入により、翻訳発注から、見積もり受信、翻訳済みファイルの受信までを自動化させることが可能になった。本プレゼンではCATツールとしてのmemoQ、またTMSとしてのmemoQ serverの特徴をご紹介し、さらに新バージョンに追加された新機能および新製品カスタマーポータルをご紹介する。

プレゼンのポイント:
  • 翻訳支援ツールmemoQ translator proの基本概要
  • memoQ translator pro特有の機能紹介
  • 新バージョンmemoQ 8で実装された翻訳の効率を上げる新機能の紹介
  • 翻訳管理システムmemoQ serverの基本概要
  • memoQ serverを導入するメリット(自動化・品質管理)
  • 新バージョンmemoQ 8で実装された翻訳管理面での新機能の紹介
  • 新製品カスタマーポータルによる翻訳発注⇒memoQ serverでの翻訳⇒訳文ファイル納品までの流れのデモ
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント
セッション4 13:00〜13:45(45分)
SDL Trados Studio 2017 〜新機能の説明〜

JTF翻訳祭 山田 勝志(ヤマダ カツシ)
SDLジャパン株式会社 シニア セールス エグゼクティブ

【プロフィール】
Web・DTP制作会社やソフトウェアメーカーを経て2009年からSDL Trados Studioの法人営業を担当。HTML、XML、Webアプリケーション開発と、DTPオペレーターの経験を活かし、法人顧客へのTrados Studioの販売と運用支援をおこなっております。

【概要】
SDL Trados Studioは、2017年11月にバージョン2017がリリースされた以降も、次々に新しい機能が追加され進化を続けている。翻訳メモリに一致が見つからない場合に、単語単位での一致が表示されるupLIFTは日本語にも対応するようになり、日本語PDFをOCR認識する機能も新しく追加された。最新の2017 SR1バージョンを使用して、デモンストレーションを交えながらこれらの機能を詳細に説明する。

プレゼンのポイント:
  • upLIFT(翻訳メモリの用語単位の自動検索)
  • AdaptiveMT(ポストエディットによる変更を機械翻訳が自動学習)
  • あいまい一致の自動修正
  • 日本語PDFのOCR認識
  • 表示フィルタ
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳通訳学習者
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • クライアント
セッション5 14:00〜14:45(45分)
クラウド型翻訳支援ツールMemsource 〜 翻訳メモリと機械翻訳による業務効率化

JTF翻訳祭 加藤 じゅんこ(カトウ ジュンコ)
Memsource メムソース日本窓口・ジャパンマーケティングマネージャー

【プロフィール】
翻訳会社にて導入・業務フロー改善・サポートツール開発、といった様々な角度から翻訳支援ツールと携わる。2015年8月よりMemsource公認トレーナーとしてコンサルティングサービス実施。2016年2月より現職。日本翻訳(JTF) ジャーナルに翻訳支援ツールに関する記事を連載。言語処理学会・TCシンポジウムにてクラウド型翻訳支援ツールに関するセッション実施。

JTF翻訳祭 平野 幸治(ヒラノ コウジ)
株式会社メディア総合研究所 翻訳事業部 MTグループ グループ長

【プロフィール】
(株)メディア総合研究所ローカライゼーション部長としてローカライゼーション部門の立ち上げを担当。現在は機械翻訳に特化したMTグループにてCATとMTを用いた効率化推進を顧客に提案している。

【概要】
クラウド型翻訳支援ツールMemsource(メムソース)ご紹介。本ツールの特長は、登録翻訳者が無料で簡単に使えること。標準版ではアクティブ・非アクティブも自動的に切り替わるため、最も効率の良いアカウント運用が可能となる。また、プロジェクトに関わる全員が最新の翻訳メモリ・用語集を共有できること。プロジェクトマネージャー(コーディネーター)がリアルタイムで進捗状況を把握できること。そして、20種類以上の機械翻訳(MT)エンジンとの連携が可能であること。最近ではMTエンジンとの連携のしやすさという点で注目が集まっている。今回はお客様であるメディア総合研究所 平野様と共にプレゼンを実施。率直なご感想・ご利用方法を伺うとともに、Memsource上で実際にどのように機械翻訳を活用されているかご紹介いただく。

プレゼンのポイント:
  • Memsource(メムソース)の特長ご紹介
  • デモ画面
  • お客様による実際の活用事例ご紹介(機械翻訳との連携)
【対象】
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • 翻訳会社の実務者の方
  • クライアント
  • 翻訳者
  • MTツール開発者
セッション6 15:00〜15:45(45分)
翻訳管理システム「XTM」のご紹介

JTF翻訳祭 目次 由美子(メツギ ユミコ)
XTM International Ltd. XTMスペシャリスト

【プロフィール】
サンフランシスコ州立大学卒。
XTMスペシャリストとして翻訳管理システム「XTM」の日本窓口を担当。
翻訳会社にて翻訳ツール担当として長年にわたり社内外のサポート・販売・トレーニングなどに携わるのみでなく、翻訳関連イベントでの講演や業界誌への寄稿など奔走してきた。日系の大手電気通信事業者および外資系の大手医療系企業のIT部門での勤務経験も有する。これらの経験と知識を活用し、翻訳業務の展開を効率的に支援するXTMを翻訳発注企業・翻訳会社・翻訳者の皆様にご紹介している。

【概要】
XTMは世界をリードするクラウド型の企業規模の翻訳管理ソリューションとして、業界のオープンスタンダードに準拠し、高い拡張性と柔軟性、そしてアジャイル環境を重視して設計されている。複雑なローカリゼーション プロセスやサプライチェーンのストリーミングを重視し、一元管理される翻訳メモリのリアルタイム共有、翻訳再利用の最大化、コンテキストを伴うWYSIWYGでのレビューを実現。先進的なCMSとのプラグアンドプレイ コネクタやAPI経由でのシステム インテグレーションによって、XTMはさらに効果を発揮。機械翻訳エンジンとの連携によって、ポストエディティングのための理想的なプラットフォームともなる。例年4回のアップデートを実施し、より良い翻訳テクノロジーをお届けしている。

プレゼンのポイント:
  • TMS(Translation Management System 翻訳管理システム)とは
  • XTM Internationalの会社紹介
  • XTMの基本機能
  • XTMの特長
  • XTMの最新機能
  • XTMの活用事例
  • XTM販売・サービスのご案内
【対象】
  • クライアント
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳者
セッション7 16:00〜16:45(45分)
医学翻訳教室 アンセクレツォ

JTF翻訳祭 渡部 和郎(ワタナベ カズオ)
(株)ウィズウィグ 取締役

【プロフィール】
2009年に株式会社ウィズウィグ入社、特許翻訳の校閲、及び医学、ライフサイエンス、環境関連の学術論文の抄録作成を担当。その後安全性情報部長として、複数の製薬企業から受託した症例の経過翻訳や入力など、報告期限に追われる本業務の現場を経験。被疑薬服用から副作用発現までの経過のロジカルな解釈に医学的知識の必要性を実感。2016年アンセクレツォの授業開始とともに講師を兼任。前職での化学・生化学研究の経験を活かして、症例読解に必要な科学的知識を初心者でも理解が深まるように平易に解説。

【概要】
医薬品の安全性は承認前の臨床試験でも確認されるが、市販後には極めて多くの様々な病態の患者さんが服用することで治験中には認められなかった重篤で稀な副作用が認められることもある。このような副作用は記録され、日本、ヨーロッパ、米国を拠点として世界中に発信して共有される。そこで医薬品と副作用発現の経過、転帰、因果関係などを正確に伝える和文英訳が必要となる。副作用に関わる報告は、医師、薬剤師、製薬企業のMRや相談窓口、さらには患者さん自身から製薬企業またはPMDAなどに寄せられ、学会発表要旨や論文でも行われる。報告文書には不完全な文章も多く、正確に翻訳するには副作用発現や経過の状況を読み解く力として医学的な知識も必要になる。アンセクレツォは安全性情報を糸口として医学翻訳に必要な英語力、医学力そして症例読解力を習得するための翻訳教室である。今回は本教室で提供している症例の和文英訳の例を紹介する。

プレゼンのポイント:
  • 安全性情報の英訳が必要な理由:安全な医薬品開発の手助け、安全性情報共有の国際協力
  • 安全性情報の中の医学翻訳:文献症例の英訳
  • 翻訳原稿としての症例報告の特徴
  • 翻訳例
【対象】
  • 翻訳者
  • 翻訳者を目指す方
  • 翻訳領域の変更を考えている方
  • 翻訳業界を目指す学生の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 製薬メーカー、CROの方
  • 医療機器メーカーの方
  • 薬の安全性に興味のある方
セッション8 17:00〜17:45(45分)
CMS(Author-it、Madcap)とCATツールによるローカライズ。 〜多言語ドキュメントの効率的な制作と運用

JTF翻訳祭 本多 利光(ホンダ トシミツ)
アイ・ディー・エー株式会社 ソリューション事業部

【プロフィール】
アイ・ディー・エー株式会社のソリューション事業部にて、ソフトウェア「Author-it」(開発、販売元Author-it社)のマーケティング、プロモーションを担当。自社WEBサイト、プロモーション資料の企画制作。その他、多言語WEBサイトの構築ディレクション、企画・制作。

【概要】
製品の海外輸出、外国人へのサービスの訴求など、業種を問わず多言語ドキュメント、多言語コンテンツのニーズがますます高まっている。特に、印刷マニュアル、オンラインマニュアル、社内規約、WEBサイトなど様々なメディアで拡大する多言語展開には効率的なツールの活用が欠かせない。その中で、制作・運用 での大幅なコストダウンとスピードアップを実現するツールとして多言語対応のCMSが注目を集めている。ワンソースマルチユースを実現するドキュメント一括管理システム「Author-it」と、欧米で高いシェアをもつトピック指向のオーサリングツールMadCap Flare/MadCap LINGOを例に、どのようにして多言語展開の効率化を図ることが出来るのかを紹介する。

プレゼンのポイント:
  • 多言語展開にCMSが利用される目的。
  • CMSによってもたらされる翻訳のコストメリット
  • ドキュメント一括管理システム「Author-it」の紹介
  • MadCap Flare / MadCap LINGOの紹介
  • CMS活用事例紹介(多言語マニュアル制作)
【対象】
  • クライアント
  • 翻訳支援ツールメーカー
  • 翻訳会社の実務者の方
  • 翻訳会社の経営幹部の方

プログラム冒頭へ

⇒翻訳祭のお申込みはこちらから

翻訳プラザ(展示会)

会場:3階 富士の間

翻訳プラザは、翻訳業界の企業が参加する展示会です。来場者と出展企業が交流し、情報交換する場として、ぜひご活用ください。
翻訳プラザは、昨年までより出展ブースを増やして開催します。また、交流・情報収集にごゆっくりご利用いだけるように、プレゼン・製品説明コーナーは別会場に移ります。

<展示内容>
・翻訳支援ツールメーカーの製品デモ
・翻訳会社との翻訳相談(翻訳発注・翻訳者登録等)
・翻訳学校の翻訳講座紹介
・出版社の各種書籍販売

<参加メリット>
・翻訳支援ツールの最新情報を収集し、デモをご覧いただけます。
・クライアント企業は、翻訳発注について、各専門分野の翻訳会社と直接相談できます。
・翻訳者は、翻訳会社の仕事情報や翻訳学校の講座情報を入手できます。

すでに翻訳の実務に従事している方はもちろん、これからプロの翻訳者を目指す方にとっても貴重な情報収集の場となります。どうぞ3階の会場にお立ち寄りください。※翻訳プラザへの参加は無料です(事前登録不要)。

 

⇒翻訳プラザ(展示会)の出展お申込みはこちらから(PDF)

「翻訳プラザ」出展企業一覧(50音順)

 

⇒過去の出展風景はこちらから

プレゼン・製品説明コーナー

会場:4階 鳳凰の間

「プレゼン・製品説明コーナー」は専用の会場で開催します。プロジェクター・スクリーンを備えた専用の会場となっています。「プレゼンコーナー」へのご入場は無料です(事前登録不要)。

  • ●1セッション45分/合計8セッション
  • ●プレゼン・製品説明コーナー専用会場。150名収容可能です。
  • ●プレゼン・製品説明コーナーへの入場は無料です。

⇒プレゼン・製品説明コーナーのお申込みはこちらから(PDF)
(「プレゼン・製品説明コーナー」出展企業募集は終了いたしました。)

「プレゼン・製品説明コーナー」参加企業一覧

 

※プレゼン・製品説明コーナーへの参加は無料です。

交流パーティー

会場:3階 富士の間 

翻訳者やこれから翻訳者を目指す方はもちろん、翻訳会社の経営陣や担当者など、業界関係者が多数参加します。情報を交換し、これからの業界の展望などを語り合う絶好の機会となります。講演者やパネリストも参加する予定ですので、さらに話題に花が咲くことでしょう。

過去のプログラム

ページトップへ