本ウェブサイトでは、スタイルシートを使用しております。このメッセージが表示される場合には、スタイルシートをoffにされている、またはブラウザが未対応の可能性があります。本来とは異なった表示になっておりますが、掲載している内容に変わりはありません。

以下のリンクより、本文へジャンプができます。

JTF翻訳セミナー(東京) JTF関西セミナー(大阪)

翻訳セミナー情報 JTF翻訳セミナー(東京) セミナー受講ご希望の皆様へ

| 活動報告一覧へ戻る |

2004年のJTF翻訳セミナー活動報告

第10回
開催日 2005年3月15日 セミナー: 14:00 〜 16:40
テーマ 【通算91回】
「先進市場:日本市場向けWebページ制作」
講演者 島田 憲治氏(バーチャルコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長)
概要 【概要】
(1)従来の日本語ウエブページにみられるさまざまな問題点
(2)外国企業の日本市場向けウエブページの理想的な演出法
(3)ウエブページについて英日翻訳者に求められる能力
(4)ウエブページ制作における異文化翻案の実際

【講師略歴】

2004年度 第10回JTF翻訳セミナー報告

【講師略歴】
1963年広島県生まれ。
日本サン・マイクロシステムズ、3DOジャパンを経て、通信事業者からのインターネット事業に関するコンサルティングの依頼を契機にバーチャルコミュニケーションズを設立。
大手プロバイダーの設計・構築や大規模サイトの立ち上げを行う。
現在は、国内大手企業や外資系企業、IT関連企業等のWebビジネスや携帯ビジネスをコンサルティングから企画、デザイン、制作、翻訳、開発、運用まで総合的に支援。

今回は「日本市場向けWebページ制作」というテーマで、特に国内大手企業や外資系企業、IT関連企業などのWebビジネスや携帯ビジネスをコンサルティングから企画、デザイン、制作、翻訳、開発、運用まで総合的に支援しているバーチャルコミュニケーションズ(株)の島田氏を講師に迎えて開催された。同氏は、
(1)インターネットとWebサイトの現在と未来、
(2)企業のWebサイトとインターネットへの取り組み 、
(3)ビジネスの視点で見たWebページ制作と翻訳の可能性、
について自社の事例を踏まえながら今後の行方を示した。後半では受講者が積極的に自ら質問して参加できるワークショップ形式で活発な討論が行われた。

●企業のWebサイトとインターネットへの取り組み
 インターネットとはインフラ以外の何物でもない。しかし、そのインフラがここ数年で劇的な変化を起こしている。例えるならドラえもんの「どこでもドア」に似ている。なぜならインターネットの登場で、デスク上で時間や場所という壁を一気にゼロまでもっていくことが可能になったからである。海外でもパソコンさえあれば、いつでもどこでも日本のWebサイトにアクセスできるので、日本にいる状況と全く同じ環境を得ることができるようになった。検索機能の発達のおかげで、Webサイトが情報の窓口にもなったという。情報を発信する手段としてテレビ、ラジオ、雑誌など既存のマスメディア中心だったものが、ここにきて新しくインターネットにその比重がシフトされてきた。

 同社のお客様は日本進出をねらう外資系企業が主なクライアントであるが、ここ6、7年で企業のWebサイトに対する意識が大きく変化した。企業のWebサイトと言えば、当初はお試しモードという感じで新し物好きなイメージでとらえられていたのが主であり、重視する点といえばデザインなどクリエイティビティのみであった。また、Webサイトにかけるコストも少ないのが一般だった。ところが現状では、企業のWebサイトに対する劇的な変化が起きている。これまでのデザインや企業のブランディング一辺倒から、Webサイトでいかに利益を生み出すか、Webサイトで何ができるのか、というような意識変化が強くなってきている。社内外の全業務をWebサイト上で処理するシステムなどを構築する姿勢も、ここ最近で特に顕著になってきた。

 また、地域という壁がなくなりボーダレス化が進んできたことは、逆にいえば企業の生存競争もかつてないほどに激化しているともいえる。大手企業はじめ大規模なWebシステムを構築するために十分な投資を行える企業だけが、今後生き残るための条件になることは間違いない。インターネットへの投資が結果的にグローバリゼーションをより一層推し進めていくことにつながる。グローバリゼーションの流れによって今後翻訳事業も高い需要が生まれていくだろう。

●インターネットとWeb翻訳の現在と未来
Webサイトは今や企業にとって重要な役割を担い、欠かせないビジネスツールとなった。インターネットがビジネスのコアテクノロジーとなり、Webサイトがマーケティングの中心的なツールとして、ビジネスにおける重要な役割を担っていることは今や周知の事実といえるだろう。同時に、昨今の急速な技術の進化と多くの新技術の誕生、そしてインターネットユーザーの激増により、Web翻訳の需要とその重要性は一段と高まっている。その意味で今後も翻訳とWebサイトの関係は切っても切り離せない関係となるだろう。

●質疑応答

Q:自社のWebサイト翻訳のリニューアルを企画しているのでアドバイスしてほしい。
A:外注にする場合、まずは予算を決めてコンペすることをお勧めする。作った後はどれだけのアクセス数があるかで売上が決まるので、検索エンジン対策も重要課題になる。

Q:クライアントからの発注で最近何か変化はあったか。
A:お客様は数年前では主にブランディング機能のみ重視だった。それが現在では、売上成果を求めるようになってきた。10社コンペなど行われる形が増えた。提案力で最終コンペまで残れるかが分かれ目になると思う。つまり、費用対効果が制作側にも求められるようになった。

報告者:寺田 大輔(JTF事務局)


活動報告一覧へ戻る

ページトップへ